Nordic Walking Club 柏の葉

「気持だけ ポールを持てばアスリート」
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広島県の歩いて行ける最後の島をノルディックウォーキング 江田島市

2023-07-17 | 島歩き
尾道に来て始めたノルディックウォーキングの「島歩き」。
パターンは3つ。
1.尾道から歩いて(陸上交通だけで)行ける島
2.フェリー、渡船等で行く離島
3.桜を見る島

2013年10月に、しまなみ海道をノルディックウォーキングで完歩。
それから始めた島歩きも10年。
パターン1の尾道から陸上と橋で繋がった広島県の島も、いよいよ最後の島。
「島歩き」のルールは、①本州の陸地と島が歩行可能な橋で繋がっていること ②橋をウォーキングで渡って島に入る又は出ること の2つ。

7月最初の日曜日。
梅雨の晴れ間。
江田島市の沖野島を目指しました。
呉から先の倉橋島、江田島は、公共交通機関がバスだけ。
大きな島で形が複雑。
この地域3回目の島ノルになりました。

まず、広島で新しいマンホールカード。
市電で原爆ドームへ。

改修後初めて来ました。
平和祈念公園のレストハウスで、開店同時に1枚。

広島サミット記念マンホールを、原爆資料館前で現物確認。

急いで広島駅に戻り、快速で呉に向かうはずが・・・
停車していたのはリゾート快速?

事前に確認してきたはずが、臨時便で呉行きの快速は運休。
仕方なく普通電車で。
予定の広電バスには間に合わず、45分のロス。

終点の藤の脇からノルディックウォーキング開始。

海沿いの道に出たら、早瀬大橋を目指します。

島と陸地は距離があるので吊り橋が多い中で、どちらかと言うと珍しいトラス張り橋。
鉄骨組が綺麗です。
橋の真ん中が市境。

ここから江田島。

陸続きの橋をウォーキングで渡っているので、島ノルの定義に該当しますが、既にカウント済み。
目的の島は山を越えた反対側。
JR呉駅からのバス路線はありません。
スマホのGPSで現在地を確認しながら、山越えの道に入ります。

登山道入り口の標識から、更に細い道へ。

比較的平は国道487よりも少し距離が短いのですが、坂道が急です。

交通量は圧倒的に少ないですが、日差しがきつくなる中で、どちらが良かったか?
峠を越えて、平になって来ました。

県道300に出て、目的の島はすぐ。

沖野島の橋。

その辺の川に架かる橋と同じレベル。

沖野島へ上陸。

島の先端にヨットハーバーがあるのですが、関係者以外立ち入り禁止の標識。
上陸事実のみで、小休止して帰ります。
「グランドライン最後の島 ラフテル」、広島県の歩いて行ける島 記念すべき最後の島は、感動と言うよりは笑うしかない島でした。

帰り道に見つけたご当地マンホール。

大柿町深江で江田島バスの始発に乗ります。
終点は小用港。

フェリーで呉港へ向かいます。

このフェリーも2回目。

呉の海上自衛隊、ドックなどが海から見られます。

戦艦大和の製造場所。

鉄のくじらは見学可能ですが、前を通るのは3回目ですが、見学の機会はありませんでした。

今日の歩数:広島、呉市内も歩いたので、23,000歩

広島県の歩いて行った島(地図で確認できる名前のある島)
田島、横島、玉津島、向島、岩子島、因島、生口島、高根島、大崎下島、豊島、上蒲刈島、下蒲刈島、大芝島、倉橋島、鹿島、江田島、沖野島、宇品島
あれ?
Gooleマップでは島の名称が無かったけれど、小情島と言うのがあったのか?
行った記憶がない!
でも疲れた!!






岩城島の桜と新しい岩城橋でノルディックウォーキング 愛媛県上島町

2022-04-03 | 島歩き
4月最初の土曜日、岩城島積善山の桜を見に島ノル。
そして、いよいよ開通した、生名島と岩城島をつなぐ岩城島橋を歩いて渡ること。

生口島の洲江港から小漕港へ5分。

桜と橋の開通で、車は渋滞。
登山スタイルの人も多いです。
積善山の入口、岩城公園。

トイレもある綺麗な公園。
桜並木の道を登ります。

巨石信仰の妙見メンヒル。

海の青が花の色を引き立てます。

山頂直下の登り。

370mから桜越しに岩城橋が見えます。

空中階段もふれあいの森遊歩道も閉鎖のままでですが、南に下りる木の実遊歩道は健在。

地図にも島をつなぐ橋が描かれています。

渡ります。

ゆめしま海道のサイクリングコースで、自転車も多いですが、歩道が無いのは残念。
高さがあって、少し恐怖感があります。
反対側から橋を見上げます。

新しい標識は、島がつながったことが示されています。

車の通る県道を避けて、山中の農道を戻ります。
小漕港に到着。

今日の歩数:23,000歩

広島県最南端の島へノルディックウォーキング 呉市 鹿島

2020-07-26 | 島歩き
“広島県の本州から歩いて行ける島をノルディックウォーキングする”の目標も残るは2島。
地図で確認できる限り、倉橋島と江田島の先に一つずつ。
両方ともアクセスが悪いです。
午前中のマンホールカード集めに時間が掛かり、呉駅でバスに乗ったのが11時20分。
以前歩いた、呉港の潜水艦やくるくる回る音戸大橋を車窓から眺めながら、終点の桂浜温泉館に着いたのは12時半。

天気予報は「夕方から雨」ですが、時折パラパラ。
日差しはありませんが、海水浴場には海で遊ぶ人、バーベキューを楽しむ人。

泳いだ後に温泉に入れる環境は良いですね。
今日の目的地は、倉橋島の南端から橋で繋がり、広島県の有人島の最南端。
鹿島。

温泉館の直ぐ横の桂浜神社でウォーキングの無事を祈って出発。

県道35号線をひたすら歩くことになります。
直ぐにトンネル。

歩道の無いトンネルは、最も歩きにくい場所。
右に細い道。
看板もあるので、トンネルをエスケイプできるかと進んでみました。

「私有地につき立入禁止」の看板。

少し戻って脇道に入ってみましたが、イバラが行く手を阻みます。

それでも道が付いているので進んでみましたが、やぶになってしまいました。
仕方なくイバラをかき分け戻りましたが、脚も腕も血だらけ!

分岐は先にあるのか?
看板の細道を更に進むと、長串ノ鼻の見晴らし台。
曇り空のためか、わざわざ来なくても・・・と言う景色。

ここで道は終わりです。
戻り道、もう一度確かめましたが、「いばらの道」しか見当たりません。
入り口にあった案内板と言い、途中の看板と言い、現状と表記内容が分かり難くて全く迷惑です。
スタートが遅れた上に30分以上のロスです。
さっきの長串ノ鼻を外から見れば綺麗ですが。

海沿いの道を進むと、目的の鹿島に架かる橋が小さく見えます。
海を挟んで向こう側ですが、道はお椀の縁を歩くように遠回り。

その上、入り組んだ海岸線を歩きます。

海岸線がくぼんだ場所には集落があり、神社や水産加工工場。

広電のバスは桂浜が終点ですが、本数が少ないものの、小型の市バスが島の先まで走っています。
鹿老渡の標識。

少し橋が大きくなってきたような・・・

結構近づきました。

鹿島の手前にも、小さな橋が架かっています。

堀切橋。

名前からして、岬の部分を人工的に“島”したようです。
神社の屋根(?)や岩の上の灯篭も見えましたが、前へ前へ。

道脇に並べられた、漁に使う浮きのペイントは結構上手です。

鹿島大橋の案内に従い、Uターンするようにして高度を上げ、鹿島大橋に到着。



鹿島は細長く、南端までは3kmほど。

事前情報では、先端の集落の段々畑は観光スポットのようです。
この島は周回できないことは分かっており、時間も押してきていたので、「鹿島上陸」の事実だけで今回は終了。
次回は無いと思いますが・・・
往復は同じ道です。
16時を過ぎてとうとう雨が降り出しました。
鹿島からのバスはこの時間帯ないことが分かっていましたが、大迫からのバスがありました。
桂浜までは残り4km弱ですが、尾道までの帰りのことも考えて、バスを待ちます。

血だらけの脚を見ていたら、更に驚き。
シューズの底が剥がれています!

使用頻度の少ない靴だったので、かえって劣化が進んだのだと思います。
ここまで歩けてたことは運が良かったのか、桂浜神社の御利益か。
市バスの乗客は1名。
呉駅行きのバス時刻に合わせ、桂浜温泉で汗を流し、夕飯を済ませます。
来た時と同じく、バスで1時間、JRで2時間半。
スタートは予定通りだったのですが、途中は遅れ遅れ。
バス時刻の制約もあり、ハードなウォーキング(半分は移動時間)となりました。
尾道に帰り着いたのは、23時を回っていました。
今日の歩数:28,000歩(呉の町歩きと合わせて35,000歩)

しまなみ海道20周年記念イベントで多々羅大橋塔頂 今治市大三島

2019-05-19 | 島歩き
しまなみ海道20周年記念のイベント。
3月の自転車に続き、5月18日の多々羅大橋塔頂体験ツアーに参加しました。



土日の2日間、多々羅大橋と来島海峡海峡大橋の2か所で開催。
前回は落選でしたが、聞いた話では10倍以上の競争率を見事に突破しました。
残念ながらの曇り空の中、スクーターで集合場所の多々羅しまなみ公園道の駅へ向かいます。
途中、因島で白滝山方面の道に入ってみましたが、少し盛りを過ぎたものの除虫菊を見ることができました。

塔頂は1組5名、1日10組で、30分間隔でスタートです。

ポツポツと雨粒が落ち出し、私たちの組が最終とのことで、15分繰り上げての出発。
橋を眺めながら、本四高速の職員の方に説明を受けます。
手前の主塔の最上部と少し下の水平部に登ります。

橋まで来ると、風を感じます。
歩きながらも、橋の構造や様々な工夫、斜張橋になった理由等を聞かせてもらい、見た目の美しさだけでなく、技術力もすごいと言うことが分かりました。

ここからは普段入れないエリア。

ドアを開けるとエレベーターの入り口。
6人乗りの狭いボックスなので、1組5名しか対応できないようです。
外から見ると橋脚は斜めなので、どうなっているのかと思いましたが、いろいろ工夫されていました。
参加の機会があれば、体感して下さい。
およそ3分で最上階。
ハッチのような扉を上に開けると水面から226mの世界。
点検用の台のような場所に乗ると、風をもろに受けます。
一緒に参加したご夫婦、親子は、身を乗り出して写真を撮っていましたが、私は手すりを持っていないと少し心細いです。
今治側。

尾道側。

水平部までは階段を下ります。

少し下がっただけですが、見え方が変わります。
ワイヤーが近くにあって、橋としての迫力は増します。

約1時間の貴重な体験でした。
参加料500円でしたが、土産と証明書まで頂きました。



他の橋でも同様の催しがあるようで、機会と運があれば参加してみたいです。
雨は時折当たりますが、本降りにはならないようで、スクーターで大三島を回ってみました。
一周45kmあり、ノルディックウォーキングではハードルが高く、自転車にしても尾道からの往復を加算すると大変そうです。
体力は使っていないのですが、途中の温泉施設に寄りました。
マーレ・グラッシアには海水の風呂や海を眺める露天風呂があり一興です。

今日の歩数:ぶらぶらしていたら7,000歩

花見のつもりがトラブルウォーク 尾道市因島

2019-04-12 | 島歩き
魚島から土生港に戻って、まだ14時。
天気も良いので、因島の桜の名所“因島公園”の桜も見てみることに。
港から県道を右に進むと、直ぐに村上海賊の城があった「長崎城跡」の看板があります。

幾度も見かけた看板で、地図上でも確認していたのですが、それらしいものがありません。
近くの店で聞いてみると、現在レストランになっている場所とのことでした。
岩場には当時の痕跡があるようですが、今は説明板だけのようです。

県道を進み、トンネルの手前を右折すると公園へと続きます。

坂道を上り、海が見える場所には鯖大師像。

車道は続きますが、海側に「つれしおの石ぶみ」の入り口があります。

尾道の「文学の小道」や向島の「瀬戸のうたみち」と同じで、句碑が点在しています。

土の道で急ですが、句碑は下から歩かないと分かり難い配置です。
山頂には小ぶりの展望台。

ここからだと、しまなみ名物の“多島美”が眺められます。

岩城島の橋も、橋脚の形が見えてきました。

車道を戻ろうと思ったのですが、整備された散策道があり、入ってみることに。

しかし、これがそもそもの間違いだったのかも!
土生の町並みは見えるし、標識はあるので、何処かに繋がると思っていると、道は港とは反対方向に向かいます。

大分下ってしまったし、お寺への標識もあるので、遠回りになっても下られさえすれば良いと思って更に進むと・・・

広い草地が現れ、道がありません。
崩れた農機具小屋のような建物が点在するので、昔は畑だったのでしょう。
島の低山歩きで、これまでも幾度と経験したトラブルです。
この時期丈は低いものの草に覆われ、イノシシは掘り返し、麓に家は見えても、足元の道は分かりません。
斜面には酒のつまみに持ってこいの春の恵み(蕨、タラの芽)が出ていましたが、心の余裕はなく、写真もありません。
行ったり来たりで、やっと道を発見。

やはり廃道だったようで、崖崩れで靴の幅と道幅が同じになっている箇所もありました。
やっと民家のある場所まで下り、ひと安心。

車道まで出てみると、お寺の案内標識。

基本的に道は間違っていなかったようです。
大分遠回りになりましたが、日はまだ沈んでおらず、せっかくなので大山神社に立ち寄って一息。

ここには、自転車で参拝する自転車神社や耳の神様を祀る耳明(みみご)神社など、珍しい社があります。



土生港のそばにある古い商店街の八百屋で安政柑を購入。

因島が本場だそうです。
1ネット350円の安さに理由を尋ねると、「もう最後だから」と言われましたが、帰って数えると13個。
皮は多少うるおいがなくなっていましたが、味は申し分なし。
これが1個27円!! 超お買い得でした。
今日の歩数:因島で12,000歩