拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ベルニーニ作サン・ピエトロ大聖堂の天蓋(ヴァチカン/ヴァチカン市国)

2012-06-28 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


1633年にジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって手がけられたと言われる、サン・ピエトロ大聖堂の天蓋(バルダッキーノ)です。

この天蓋のブロンズは、パンテオンからはがされたものと言われています。


天蓋の下はローマ法王の祭壇で、その真下の地下10メートル先には、聖ペドロの墓があります。

ミケランジェロ作サン・ピエトロのピエタ(ヴァチカン/ヴァチカン市国)

2012-06-27 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂のバシリカに入って右側にある第一礼拝堂にある、ミケランジェロ作のピエタです。

1500年頃の完成と言われる、ミケランジェロを代表するこの大作は、世界的に有名なヴァチカンの至宝として、いつも周りに人だかりが出来ています。


磔刑に処された後、十字架から降ろされたイエスの亡骸を腕に抱く、聖母マリアをモチーフにしたこの像は、深い悲しみ・儚さ・絶望と、慈愛に満ちた美とか同居しており、見る者をその場に釘付けにする不思議な力を持っています。


昨年秋で3度目のサン・ピエトロ大聖堂訪問でしたが、何度でもこの像を見たいと思う、素晴らしい傑作です。

サン・ピエトロ広場(ヴァチカン/ヴァチカン市国)

2012-06-22 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから眺めた、サン・ピエトロ広場です。

長径200m、短径165mのこの楕円形の広場は、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計で1656-67年に建設されたもので、4列のドーリア式円柱の列柱廊と140体の聖人像、そして広場の中央に立つオベリスクが、キリスト教の聖地を訪れる巡礼者と観光客を出迎えてくれます。

サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン/ヴァチカン市国)

2012-06-21 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


カトリックの総本山、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)です。

使徒ペトロの墓所があった場所に建立されたと言われるキリスト教の聖地で、ローマ教皇の住むヴァチカン宮殿や、ヴァチカン美術館が隣接しています。


4世紀に聖ペトロの墓所を参拝す為に建設された初代の大聖堂は、15世紀に倒壊の可能性があった為に改修され、現在の大聖堂は1626年に完成した2代目のもの。


高さ約120m、長さ211.5m、総面積は49,737m²のこの大聖堂は、世界最大級の教会建築で、ローマ市内の世界最小国家であるヴァチカン市国全体が、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に指定されています。

サンタンジェロ城(ローマ/イタリア)

2012-06-19 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


2011年秋に訪れたローマのサンタンジェロ城です。

ローマ皇帝ハドリアヌスが、自らの霊廟として西暦135~139年にかけて建設したもので、ハドリアヌス帝からカラカラ帝(在位211~217年)までの歴代ローマ皇帝が埋葬されたそうです。

14世紀頃からは要塞として利用されるようになり、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂とも地下通路で結ばれ、1527年に神聖ローマ皇帝カール5世がドイツ兵を引き連れて攻めた際には、時のローマ教皇クレメンス7世がこの地下通路を利用して、大聖堂からこのサンタンジェロ城まで脱出したのだとか。


サンピエトロ大聖堂の屋上からもよく見え、歩いてすぐの距離の、テヴェレ川沿いにあります。

パンテオン内部(ローマ/イタリア)

2012-05-15 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


パンテオンの内部です。

高さ約43メートルのドーム中央には、直径約9cmの穴がぽっかりあいており、日中は強い日差しがこの穴から照りつけます。

毎年カトリックのお祭りであるPentecoste(五旬節:聖霊降臨の大祝日)の日には、パンテオンのドームから約700万枚の赤いバラの花びらを降らせる行事が行われ、美しい真紅の花びらが、この穴から舞い降りるのだとか。


なお内部には、ラファエロやエマヌエーレ2世も安置されています。

パンテオン(ローマ/イタリア)

2012-05-14 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ローマのパンテオン(Pantheon)です。

初代パンテオンは紀元前25年に、初代ローマ皇帝アウグストゥスを奉るために作られたものの、火事にあい、現在のものは今から約2000年前の紀元2世紀に、時のローマ皇帝ハドリアヌスによって、再建されたものと言われています。

直径訳43メートルのドームがあり、元々はローマの神々(パンテオンには全ての神という意味があるのだとか)を祭った神殿だったものの、7世紀にはキリスト教の聖堂に改築され、現代に至ります。


かつてミケランジェロが、このパンテオンを"天使の設計"と称したと言われています。

トレヴィの泉のコイン(ローマ/イタリア)

2012-05-08 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


トレヴィの泉に投げ入れられたコインです。

コイン1枚がローマへの再訪、2枚は永遠の愛で、3枚だと恋人やパートナーと別れられるのだとか。
(日本にも縁結びや縁切りで有名な神社がありますが、これもそういった類のモノでしょうか)

一緒に旅行した相手が、コイン3枚投げていたら要注意???

トレヴィの泉(ローマ/イタリア)

2012-05-02 | 旅フォト(イタリア・サンマリノ)


ローマを訪れると必ず足を向ける場所の1つ、トレヴィの泉です。

後ろ向きにコインを泉に投げ入れると、再びローマを訪れることができると聞き、初めてローマを訪れた約18年前から、これまで何度となくそれを繰り返し、再訪がかなう度にこの泉に感謝していたのですが、一説では"念じた願いがかなう"のだとか。

まあ、コインを投げ入れる時に、「またローマに来れますように、、、」と念じていたので、ノー・プロブレムなのかもしれませんけれど。。。


願いが適うのくだりを聞いて、ポセイドンの像が急に“氏神様”に見えてきたのは、自分だけでしょうか???