カトリックの総本山、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)です。
使徒ペトロの墓所があった場所に建立されたと言われるキリスト教の聖地で、ローマ教皇の住むヴァチカン宮殿や、ヴァチカン美術館が隣接しています。
4世紀に聖ペトロの墓所を参拝す為に建設された初代の大聖堂は、15世紀に倒壊の可能性があった為に改修され、現在の大聖堂は1626年に完成した2代目のもの。
高さ約120m、長さ211.5m、総面積は49,737m²のこの大聖堂は、世界最大級の教会建築で、ローマ市内の世界最小国家であるヴァチカン市国全体が、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に指定されています。