拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

デイラのアブラ乗り場(ドバイ/UAE)

2010-03-19 | 旅フォト(中東)


インド・パキスタン系やフィリピン系等の多くの労働者が住む町デイラ。

ドバイの人口の8割以上が外国人で、そのうちの大半がインド・パキスタン系の人々の為、デイラにいると、ここはインドか?と思う程、本当に多くのインド人、パキスタン人を見かけます。


そんなデイラとクリーク(運河)の対岸となるバール・ドバイ地区との間を結んでいるのが、アブラ(水上タクシー)です。


写真はデイラ地区のアブラ乗り場で、アブラは今も現地の人々の重要な「足」となっています。


ドバイは交通渋滞が酷く、通勤時間帯になると車がまったく動かなくなることも珍しくないですが、水上タクシーのアブラは渋滞知らず。

仕事場に向かう人達なのでしょうか、旧市街のバール・ドバイとデイラの両地区を結ぶクリークを、沢山の人を乗せたアブラが頻繁に行き来していました。

バージュ・ハリファ(ドバイ/UAE)

2010-03-17 | 旅フォト(中東)


ドバイの新しいシンボル、828メートルで現在世界一の高さを誇る、バージュ・ハリファ(Burj Khalifa)です。


自分が訪れた2009年12月はまだ建設中で、完成前まではバージュ・ドバイ(Burj Dubai/ドバイの塔の意味)の名前で知られていましたが、2010年1月の営業開始時に本タワーの完成に尽力したアブダビの首長の名前を冠して、バージュ・ハリファとなりました。


デイラ地区からローカルの循環バスで行こうとしたのですが、大きく見えてきたのでバスを降りてみたところ、歩けど歩けど近づかず、完成前ということもあって、結局この時は遠くから眺めるだけで諦めることに。
(完成前で行き方がよくわからなかったというのもありますが)


ドバイショックで揺れる砂漠の国に聳え立つ超高層タワーは、どことなく子供の頃読んだバベルの塔の伝説を思い起こさせますが(バベルの塔は現イラクのバビロニアの伝説ですが。このタワーは崩れ落ちないことを祈ります。汗)、バブルのはじけたドバイを立ち直す起爆剤となれるか、世界中が注目しています。

バージュ・アル・アラブ(ドバイ/UAE)

2010-03-16 | 旅フォト(中東)


ドバイのシンボルの1つ、バージュ・アル・アラブ(Burj al Arab)です。

1999年12月にオープンした高さ321mのドバイを代表する高級ホテルで、1部屋1泊最低10万円以上の7つ星ホテルと言われています。

ただ総じてドバイは、実際のクオリティと値段のバランスとの釣り合いがとれていないものが多いという印象(多くがバブル期に設定された低クオリティ高価格のもの)なので、その値段に見合った内容かどうかは疑問なのですが。

いかんせん値段が高すぎて試しに泊まってみることもできないので、自分には知るよしもありませんが、、、。


昨年の旅ではこのランドマークの前でも歌ったのですが、自分が泊まっていたのは1泊5千円程のインド・パキスタン系の労働者等が住むデイラ地区のホテルで、そこから片道150円ほどのローカルバスを使って往復しました。


ドバイはリゾートのイメージが強いですが、リゾートとは無縁な旅だったものの、人工的なハコモノに大金を使うより、こちらの旅の方が自分にはあっているのかも。

おそらく1泊10万円以上のホテルには生涯無縁かもしれません。(笑)

セリミエ・ジャーミー(レフコーシャ/北キプロス・トルコ共和国)

2009-10-08 | 旅フォト(中東)

北キプロスの首都レフコーシャの象徴、セリミエ・ジャーミー(モスク)です。

13世紀に聖ソフィア大聖堂として建てられたものの、オスマントルコ統治下時代の16世紀に、イスラムモスクに生まれ変わりました。


同じくギリシャ正教会の大聖堂からイスラムモスクになった例としては、イスタンブール(トルコ)のアヤソフィア等があります。


EUの支援を受け、欧州リゾートの雰囲気を持つ南キプロスの首都、レフコシア(ニコシア)と壁1枚隔てただけなのに、1歩足を踏み入れると、そこはトルコのアジア的な雰囲気へと一変し、町を歩いているだけでも数倍とも言われる経済格差を、肌で感じます。


ベルリンの壁が崩壊して今年でちょうど20年になりますが、四半世紀以上前の紛争により、1国の首都が今なお2つに分けられている、北側のレフコーシャの人々にとって、この大聖堂は心の拠り所になっているようです。


シーサイドデッキ(アンタルヤ/トルコ)

2008-10-10 | 旅フォト(中東)
アンタルヤで宿泊したホテルのシーサイドデッキです。


アンタルヤ街から車で数分の場所に、美しいビーチ(公共ビーチ)がありますが、リゾートホテルは街から少し離れた崖の上に立っていることが多く、このようなプライベートデッキから海に下りて泳ぎます。
(デッキまではエレベータがありました)


今回はショートステイということもあり、1泊50ユーロ(2食付)という中級リゾートホテルに宿泊しました。

アンタルヤの海(アンタルヤ/トルコ)

2008-10-10 | 旅フォト(中東)
アンタルヤで訪れた地中海の海です。

街の中心から車でわずか数分、最寄の国際空港まで15分程の距離の場所とは思えない、美しい海です。

船でケコワ島等の島々へ行くと、さらに青く美しい海が見られるそうです。

ヒエラポリス遺跡(パムッカレ/トルコ)

2008-10-09 | 旅フォト(中東)
紀元前190年から続くといわれるヒエラポリス遺跡です。


ローマ帝国、ビザンツ帝国の時代まで続いた都市で、パムッカレの石灰棚を登りきったところにあります。


遺跡内には大浴場の遺跡もあり、当時は大理石だったとか。