goo blog サービス終了のお知らせ 

拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

夜明けの門(ヴィリニュス/リトアニア)

2008-08-24 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


聖テレサ教会の夜明けの門にある、聖母のイコンです。

この聖母は奇跡を起こす力があると今も信じられており、多くの信者が入れ替わり訪れて祈りを捧げています。



この聖母のイコンの前に立った際、思わず跪いてしまう程の何かを感じました。

聖アンナ教会(ヴィリニュス/リトアニア)

2008-08-24 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


16世紀後半に建てられたゴシック建築の教会、聖アンナ(オノス)教会です。

33種類もの異なった形のレンガが使われているそうで、当時のヨーロッパで他に例が無い最高峰の技術を集めた建築だったのだとか。

1812年のロシア侵攻の際、ナポレオンが立ち寄り、この教会をフランスに持ち帰りたいと語ったそうです。

ゲディミナスの塔(ヴィリニュス/リトアニア)

2008-08-24 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


13世紀に建設されたゲディミナス城の城壁の塔です。

この塔の前から、ヴィリニュスの町を眺めながら歌いました。


城は19世紀にロシアによって破壊されてしまい、現在はこの塔が展望台と博物館になっています。

大聖堂裏手の同城の王宮は、現在再建工事が進められています。

STEBUKLAS(奇跡)の敷石(ヴィリニュス/リトアニア)

2008-08-24 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


大聖堂の鐘楼近くにある「Stebuklas(奇跡)」の敷石です。

1989年8月23日の「人間の鎖」の基点となった場所です。

リトアニアの首都ヴィリニュスのこの場所から、エストニアの首都タリンからまで、バルト三国の人口約半数にあたる約200万人の人々が参加して手をつなぎ、600キロ以上の道のりを人間の鎖を作って、当時の旧ソ連からの独立を訴えました。

自分達の想像をはるかに超えた歴史上の事実です。


そしてその想いは1991年の独立実現へとつながりました。


この敷石は確かに「奇跡」への基点となった場所です。



皆の強い思いが1つになれば、不可能を可能にすることができるのだと、この敷石は教えてくれているような気がします。


大聖堂(ヴィリニュス/リトアニア)

2008-08-24 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)
ヴィリニュスの大聖堂(アルキカテドゥラ)です。


元々は雷神(ペルクーナス)を祀る自然崇拝の聖地だったそうですが、13世紀にキリスト教の大聖堂として建立されたのがはじまりだそうです。

現在の大聖堂は18世紀に改築されたものです。


ヴィリニュスの町のシンボルとなっています。

猫の家(リーガ/ラトヴィア)

2008-08-23 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)
屋根の上に猫(のオブジェ)がいる「猫の家」です。

昔リーガはハンザ同盟の都市として発展しましたが、その為ドイツ人の地位が高く、この家のかつての主人は、全て条件を満たしているにもかかわらず、ラトヴィア人という理由だけで、ギルドへ加盟を拒否されたことに抗議の意思を表すため、ギルドのあった場所に背を向けた猫を屋根の上にとりつけたのだとか。

現在はそのギルドのあった場所はコンサートホールになっており、その音楽に誘われて、猫は向きを変えたといわれています。