縁あって、JFA(日本サッカー協会)のジュニア世代(U-12)のコーチライセンスを取得しました。
自分のような素人が、いったい何の役に立てるだろうか?という自問自答があったのですが、講習の中であった次の言葉に、自分がやっている末端のボランティアコーチにもちゃんと意味があるんだと、そんな気持ちにさせられました。
■育成はリレー、皆で育てていく。
日本のサッカー界全体が同じ考え方を持ってリレーしていく事が重要。
(※ここで言うところの同じ考えとは、U12世代の目標は“個の育成”であり、今日本サッカー界全体で、様々な局面で(柔軟な)“自立した判断”のできる、クリエイティブでたくましい選手を育てていく事を指しています)
■成功はある1人の力で成し得るものではない。
選手も同じで、多くの人や環境によって育てられていく。
そして何より、自分自身がどうなりたいかが重要なことだ。
私1人だけで育てた選手なんて1人もいない。
(クロード・デュソー元フランス国立サッカーアカデミー校長・JFAテクニカルアドバイザー)
■今の日本サッカーの進歩は、皆がレンガを積み上げてきた結果。
サッカー仲間が横に積み、縦に積んでくれたレンガの最後を、自分が少し積ませてもらったと思っている。
(岡田武史前日本代表監督のW杯南アフリカ大会後のコメント)
10年後、20年後の日本代表を強くする為に、1人1人それぞれが自分のできる形で、皆でレンガを積んでいく。
1人の人間の力はとても小さいものかもしれないけれど、その力が同じベクトル(方向)を向いて集まれば、きっと大きな力になるはず。
きっとそうやって、日本の未来は築かれていくのだろう。。。
自分も小さな小さなレンガのかけらを、積ませてもらおうと思っています。