拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

KKL(ルツェルン/スイス)

2008-09-15 | 旅フォト(スイス・リヒテンシュタイン)
今やスイスを代表する現代建築の1つで、ルツェルンのシンボルにもなっているKKLです。

これはフランス人建築家、ジャン・ヌーヴェルの作で、美術館等ルツェルン湖畔の複合文化施設となっています。

カペル橋同様、夜ライトアップされた姿も美しいのだとか。

ルツェルン旧市街(ルツェルン/スイス)

2008-09-14 | 旅フォト(スイス・リヒテンシュタイン)

カペル橋の向こうにはルツェルン旧市街が広がっています。

チューリッヒからわずか電車で50分(30分に約1本)とアクセスもよく、駅から湖畔沿いに歩いてすぐの場所にあり、町もこじんまりとしていて、休日に少し足をのばしてぶらりと立ち寄りたくなる、そんな場所です。

イギリス公園の花時計(ジュネーブ/スイス)

2008-09-13 | 旅フォト(スイス・リヒテンシュタイン)

先日仕事でスイスを訪れた際、ジュネーブで列車乗り換えまで少し時間があったので、サンドウィッチを買ってレマン湖を眺めながら昼食をとりました。


これはその際昼食をとったイギリス公園の花時計です。



今年はEURO2008がスイスで開催されたこともあってか、花時計がサッカーボールの形になっていました。



レマン湖は、ジェ・ドーと呼ばれる大噴水が有名で、大噴水を眺めながら、、、と思っていたのですが、残念ながらこの日は見られず。


節水対策なのか?現在は制限があるのでしょうかねえ。

今年も9.11を迎えて

2008-09-12 | 旅人のひとりごと




今年も9.11の日を迎えました。


2001年にアメリカでおきた同時多発テロ事件。


グラウンド・ゼロと呼ばれる、旧ワールドトレードセンタービル跡地等で、今年も追悼式典が行われたようです。



2000年の節目の年にギターを抱えて歌いながらの世界一周の旅に出て、偶然訪れたその場所を歩いていた時は、まさか1年後にあのような事件が起こるとは想像も出来ませんでした。


しかしあの事件をきっかけに、誰が叫んだのか、21世紀は「テロとの戦い」の世紀と呼ばれ、今なお世界のあちこちで多くの血が流れています。



9.11の事件は風化させてはいけない、人類の歴史の中でも大きな事件。


しかしその被害者であるアメリカは、今なお加害者?として、世界で戦争を続けています。


世界を旅していて思うことは、戦争に正しいも悪いも正義も悪もない。ただ全ての戦争は悲惨な結果を生み、一部の権力者や利権者を除けば、殆どの人にとって戦争はマイナスでしかないということ。


血を流さずに解決できるよう最善を尽くすこと、それがまず第一で、相手が言うことを聞かなければ殺してもかまわないというのは、それが誰であれ、宗教や思想がどうであれ、やっぱり正当化されるものではないと自分は思います。


「戦争」も「平和」も「愛」も「自由」も、日本で生活をしていると、とんでもなく非現実的に思える、思わず「嘘臭い」とさえ思ってしまう程、リアリティとは対極にあるような言葉ですが、世界を旅しながら、自分の目で「みて」、この耳で「聞いて」、そしてこの肌と心で「感じて」みると、これらの言葉にリアリズムが無い日本という国の方が、むしろ不思議な国のような気がしてくるのはなぜでしょうか。


人類がこれまで生きてきた歴史の中で、常にそのテーマは中心にあったのだと改めて感じることがよくあります。


もちろんたかが通りすがりの旅行者に、実際にその場所でその歴史の中で生きてきた人達と同じように実感ができるはずはありません。

しかしそこに足を運んでみると、自宅のテレビの前で、上から斜めから好き勝手な言葉をはき捨てていた時とは違った感情が、自分の中に芽生えてくるのも事実です。



グラウンド・ゼロとは元々、原爆投下跡地や、核実験跡地の爆心地を指す言葉で、9.11で旧ワールドトレードセンタービルが崩壊したその場所が、そのグラウンド・ゼロの光景によく似ていた為、定着した言葉なのだそうです。


そう、もともとグラウンド・ゼロとは、広島や長崎にアメリカによって投下された原爆の爆心地を指す言葉です。


たかだか65年程度、自分達の親や祖父母が幼少だった頃の、誰もが知っている日本の場所をさす言葉が、なぜか今ではものすごく別世界の場所、出来事、、、まるで映像上のフィクションかのように感じてしまう現実が、他でもない、私達の日常の中にあります。



我が祖国に原爆が投下された当時の日本人は、今の日本の姿が想像できたでしょうか。

そして約半世紀後、自分達の孫の世代となる日本人は、後世に今の私達のことをどのように語るのでしょうか。



マンハッタンのグランド・ゼロは、9.11同時多発テロ事件以来1度も訪れていませんが、それ程遠くない未来に足を運んでみたいと思っています。


もちろん自分にとっての旅のパートナーであるギターと一緒に。


写真:2000年の旅で訪れた、ニューヨークのセントラルパーク内にあるイマジンの碑

ノートルダム大聖堂(シテ島/フランス)

2008-09-11 | 旅フォト(フランス・モナコ)
先日セーヌ川クルーズをした際に船から眺めた、シテ島のノートルダム大聖堂です。


なぜかカメラアングルど真ん中にジモピーのカップルが写っていますが、やはりパリという街には恋人達の姿がよく似合います。
(パリの街でデートなんぞしたことはありませんが)


そういえば男性はどことなくソ○トバンク携帯のCMのお兄さんに似ているような気が、、、。
(似てないか。汗)