長野公園新聞の「夏号」を見ていると、長野公園のアジサイの見ごろとして奥河内
アジサイ公園(河合寺地区)と奥河内さくら公園(長野地区)が記されていた。
早速、先日の梅雨の合間に散歩がてらに赴いた。
この河合寺とは、643年皇極天皇が蘇我入鹿に命じて創建された御室派の真言宗の寺院で
当時「河南三大名刹」として繁栄、広大な敷地に24の末寺が存在していた。楠木正成が死亡後
足利氏により寺は消失したが織田信長により再興された。仏像等の国宝も数点を数えたが現在
住職が死亡された跡は、廃寺同然となり、敷地内にある公園のアジサイ園は公園事務所が管理しており
毎年見事な花を咲かせている。奥河内で観心寺や天野山金剛寺同様に中世の寺院として残しておきたい
お寺である。
河合寺
正面に建つ悲慕観音菩薩
富田林からご婦人二人が訪れておられた
大阪も非常事態宣言が解除され、まん延防止に移行されやっと公民館活動も再開された。
早速、明日は「吹矢クラブ」の再開です。一か月後に迫ったオリンピックが無事に開会されるか心配です。