大企業健保の赤字 最悪 総額5200億円

お早うございます。
鹿児島県で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。

大手企業の会社員らが加入する健康保険組合の全国組織、健康保険組合連合会は、2009年
度の決算見込みを発表しました。
1473組合全体で過去最悪の赤字となり、赤字組合数は08年度の69％から80％の1184事業所
に増えました。赤字総額は、なんと5200億円。





08年度の後期高齢者医療制度の導入に伴い、高齢者医療拠出金が増加。
この高齢者医療への拠出金が保険料収入に占める割合は、08年度の44％から46％に増え、
保険料のうち半分近く加入者ではなく、高齢者に回っている計算になります。

さらに、この経済不景気が追い打ちをかけているということです。