製品による差別化。今日は「デザイン」についてです。最後です。 2011年07月08日 23時44分18秒 | ビジネス 『くまもと元気!! 起業家ねっと』 熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。 この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで も貢献できればと考えて立ち上げました。 ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。 次回開催予定は、来月8月20日(土)18:30~です。 ===================================== お早うございます。 九州で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 本日は、九州も天気がよく、気温も上昇しました。 暑かったですねー。 さぁ、本日でコトラーシリーズ、最後になりました。 コトラーは製品の差別化として9つの観点について、お伝えいたします。 本日は、「デザイン」です。 「デザイン」と「スタイル」そして「形態」どう違うのかとお思いの方、多いと思います。 ここでの「デザイン」は、「格好がいい」とか「おしゃれである」とかでは、ありません。 コトラーは、「デザイン」について、頭痛薬のアスピリンを例にとり 「1回の服用量、形状(錠剤・顆粒)、コーティング」などによる差別化の可能性を説明しています。 要するに「デザイン」は、これまで説明してきた差別化をすべてあわせた全体としての 「総合力」をいうのです。 つまり製品の「設計・企画」全体がデザインとなります。 たとえば、企業にとってデザインの優れた製品は、「製造と流通の容易な製品」であり、 顧客にとってデザインの優れた製品は「目で楽しめて、開けやすく、取り付け、使用、 修理、破棄が容易なもの」であるとコトラーは述べています。 最近、お中元などで頂く、商品ギフトの箱も簡単に捨てやすくなっており、さらに地球 にやさしい素材を使用していますよね。 これも「デザイン」の一環となるのです。 いかがでしたでしょうか。コトラーシリーズ。 とにかく今後企業が生き残っていく為には、「差別化」です。 闇雲に差別化を求めても失敗します。 常に原点を見つめ、基本にそった「差別化」を図る必要があります。