KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

自然ふれあい行事「阿寒国立公園80周年記念 摩周湖外輪山スノーシューウォーク」

2015-02-22 14:15:38 | イベント(Event)

阿寒国立公園80周年記念

川湯エコミュージアムセンター主催の自然ふれあい行事

「摩周湖外輪山スノーシューウォーク」が

キャンセルが数名でたのですが、参加者13名の中、行われました。

 

 心配していた天気も

悪くはなく・・・(良いとも言えない曇りでしたが笑)。

スノーシューは初めてという方が何人かいたので、 

簡単にレクチャーを行ってから出発。

 

ガードロープが足元に見えるくらいに積もった雪の上を歩きながら

エゾユキウサギの足跡などを観察。

 そこから夏は行けない道路の外側へと移動し、

屈斜路カルデラを一望しました。

 

 カルデラの成り立ちも聞いているだけでは

難しい話と感じるかもしれませんが、

実際に上から見てみると地形がはっきりとわかります。

 

そして皆さんのお待ちかね、メインの摩周湖側へ・・・。

湖面だけは見えている状態でした(笑)。

そんな中でもオオワシが風に乗って飛んでいる姿が

上から見ることができ、歓声が上がる場面も。

 

 木々が開けて摩周湖が見下ろせるポイントまでたどり着き、

第一展望台まで戻ります。

帰りは摩周湖の反対側のダケカンバの林の中を歩いていきます。

周りの木々には霧氷がつき、幻想的な風景のなか歩きました。

 

しかし、途中から辺りがだんだんと白くなりはじめ、

カムイシュ島が見えなくなるほどに。

参加者のみなさんはスノーシューが慣れてきたこともあり、

サクサクと歩けてきたようで少し早めに第一展望台に到着。

時間もあるし、ということで少しだけ摩周岳登山道側へ。

 

 

空を飛べるんじゃないかと思うくらいの強風が吹き荒れ、

冬の厳しさを思い知らされました(笑)。

そして防風林の中へ入り、スタッフのザックの中身を紹介。

 摩周湖が見られる少し小高いポイントで折り返し、

無事にみんな、第一展望台まで帰ってきました。

 

今年度の川湯エコミュージアムセンター主催の自然ふれあい行事は

この摩周湖外輪山スノーシューウォークで最後となりました。

これをきっかけに、参加した方、そしてこのブログを見た方などに

阿寒国立公園の自然に興味を持っていただけたら嬉しい限りです。

 

また、スノーシューは川湯エコミュージアムセンターにて

レンタルをしておりますので

興味のある方はお気軽にスタッフに声をかけてください♪

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/