KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

くしろエコ・フェア2014

2014-06-08 12:16:50 | イベント(Event)

昨日の出来事ですが・・・。

6月は環境月間ということで、

釧路市こども遊学館にて行われた「くしろエコ・フェア2014」に

川湯エコミュージアムセンターも出展側として参加してきました!

 

私たちはマツボックリでフクロウを作ろう!と題して

クラフトコーナーを設置。

多くの子どもたちがフクロウだけでなく

シカやリス、タンチョウなど多くのものを作っていってくれました!

お父さん、お母さんたちも

一緒になって楽しんでいただけていた様子。

作るだけでなく材料にも注目していて、

「これなに?」「よくこんなの集めたね~!」と興味津々でした。

それぞれ自信作ができあがり、満足して

持って帰って行ってくれました!

 

ほかにも本物のシマフクロウが来たり

タンチョウについて知ることができたりと、

色々な環境について体験ができたり学ぶことができました。

このエコフェアを通じて多くの方々が

環境を守ろうという意識を持っていただけたらと思います。

 

ちなみにクラフト体験は

川湯エコミュージアムセンターにていつでも出来ますので

ぜひご来館ください♪

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


2階ギャラリー

2014-06-07 10:06:31 | 館内の様子(about Eco-Museum)

7月31日まで、

「第5回弟子屈フォトコンテスト入賞作品展」を開催しています。

「こどもの部」「おとなの部」

今回も、弟子屈町の“きらりと光る一瞬”が切り撮られていますよ~。

 

8:00~17:00 入館無料

ぜひご覧ください。

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 

 

 


より多くの人に知ってもらえるように

2014-06-04 15:07:17 | 自然情報(Nature Information)

6月とは思えないほど暑いですが、

弟子屈小学校のみなさんが総合学習のため来てくれました!

スタッフの話をメモをとりながら真剣に聞いていますね~。

 

館内を一通り見てからは質問タイムということで

質問がビシバシと。

小学生ならではの鋭い観察力に少し驚かされました。笑

ここでの学習をポスター等にまとめ

ほかの地域の方にPRするということで、

少しでも私たちの説明が役に立っていればいいなと思います。

また、この活動をきっかけに興味を持ってくれる

子どもたちが増えてくれればいいと思う今日この頃でした。

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


いよいよ咲き始めました

2014-06-04 09:21:44 | 自然情報(Nature Information)

毎年6月中旬ごろに満開になるイソツツジですが、

硫黄山レストハウス付近では徐々に花が開き始めました!

これはレストハウス裏ですが、ちらほらと白い花が咲きつつあります。

 

探勝路の付近でもほんの少しですが・・・。

ここ数日暑い日が続いているので成長が早いのかも?

 

つつじヶ原探勝路を歩きながらイソツツジを堪能したい、という方は

水や帽子などの熱中症対策をしっかりとしていってくださいね!

途中、テラスやベンチ、テーブルなどもありますので

そこで休憩しながら楽しむのもアリですよ♪

 

あとは・・・

今年はスズメバチが多いので

虫などにも気を付けてお楽しみください。

 

満開が楽しみですね!

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


摩周展望台からの星空

2014-06-02 16:34:05 | 自然情報(Nature Information)

この時期は天の川をとてもきれいに見ることができ、

肉眼では見れない星の数までカメラでは撮影できるのが本当にうれしいですね。

摩周第3展望台からの星空です。

上空の方の天の川です。

ひときわ明るく輝く夏の星、デネブ、ベガ、アルタイルの

夏の大三角がその姿を見せてくれています。

霧の摩周湖で有名な展望台ですが、

天気のいい日は本当にきれいな星空を見ることができます。

ぜひ、天気のいい日には一度、

夜の摩周湖の展望台に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

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川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


さわやかに、6月スタート♪

2014-06-01 11:38:55 | アイヌつれづれ(about Ainu)

みなさ~ん。

今日から6月ですね。

 

移りゆく1日ということでは、ほかの日となんら変わりありませんが、

区切りとして設けられていると、

毎月の「ついたち」というのは、ちょっと気が引き締まる感じが(私としては)します。

 

古今東西、

人は月の満ち欠けだとか、

動物や植物の動きなどで時間や季節の流れを感じてきました。

 

北海道の先住民族アイヌの人たちにも、

独特の表現があったようです。

 

現暦の5月(旧暦4月)は「モキウタ チュプ」=静かなる採取月

現暦の6月(旧暦5月)は「シキウタ チュプ」=大いに採取できる月

そしてシキウタ・チュプは「サク チュプ」=夏の始まりです。

 

大いに採取できるモノ、

その主役は「ハル イッケウ」=食料の背骨と称されたオオウバユリの鱗茎です。

 

オオウバユリは花が咲くようになるまで、

数年~10年ほどかかるといわれていますが、

鱗茎を採るのは花が咲かないうちのものです。

 

この“ユリ根”からは、良質なデンプンが多く採れるのです。

一番粉、二番粉、そしてデンプン滓に至るまで、

ムダなく利用されました。

 

1882(明治15)年ごろ、西川北洋によって描かれたアイヌ風俗絵巻の中にも、

オオウバユリを採集するアイヌ女性たちの姿があります。

 

オオウバユリ掘りだけでなく、

山菜を採りに行くときなどは1人で行くことはなく、

たいていは3人から5人くらいの女性で出かけたとか。

 

わいわい、がやがや賑やかに、

キムンカムイ(ヒグマ)と遭遇しないための対策でもあったと思われますが、

それ以上に、若い人と年上の人がともに行動することで、

探し方や採り方、処理の仕方などが受け継がれていく、大切な時間だったのでしょう。

 

オオウバユリの葉を見るたびに、

遠い昔のひとときに、思いを馳せてしまいます。

* 

周辺は、日に日に緑が濃くなってきています。

植物の生命力を感じに、

森の中に出かけてみませんか!

 

センターでは、

リアルタイムな情報を用意してお待ちしておりますので、

ぜひお立ち寄りくださいね!

 

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/