身近な花でも… Familiar Flowers

お盆も過ぎて静かなアカエゾマツの森では、

ひっそりと小さなお花たちが咲いています。

 

森の入り口では、

キンミズヒキが咲いています♪

「金」でかつ「水引」という何だか縁起のよさそうなお花ですよね～。

ひょろりと長いですが、密やかに咲いています。

 

ひょろりつながりですが（笑）、

ラン科のネジバナも散策路の真ん中にポツリと姿を現してくれました♪

ラン科というと、菌類から栄養分をもらって自生していることが多い植物。

そのため、特定の菌類がいる場所＝ラン科の植物が自生している場所…、

つまり、希少種が多くなりがちなのですが、

このネジバナは芝生や草地にいる菌類と共生関係にあるため、

身近で見られるようです。

 

そう思うと、よく見かける植物でも、

それにはちゃんと理由があるんですね～。

そう思って見てみると、自然って奥が深い、と改めて実感します。

 

Agrimonia pilosa var. japonica and Lady's tresse are currently in bloom in Sakhalin spruce forest.

Both flowers are small but very pretty.

 

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川湯エコミュージアムセンター　　https://www.kawayu-eco-museum.com/

空は秋模様 autumnal sky

８月ももう中旬となり、

だんだん花も空模様も秋に近づいてきました。

 

先日の摩周湖では、

雲が高くなり、すっかり秋模様です♪

くるりと後ろを向くと、

屈斜路カルデラの上空では、雲の隙間から太陽光が差し込み、

神秘的な風景が見られましたよ～。

 

これからの時期、空模様もどんどん変わってくるので、

ぜひ皆さん空を見上げてみてくださいね～！

 

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センターの窓から見られるもの through the window

エコミュージアムセンターの窓からは隣接して広がるアカエゾマツの森を見ることができます。

そこではキツツキが飛んでいる姿などが見られることもありますが、

ここ数日ずっと見られるものが２つあります。

その一つがマイマイガのメスです。

お腹から広がっているのは卵塊のようです。

調べてみると本州の方では果樹園などで食害を引き起こしてしまうようで、

駆除している自治体もあるようです。

ここ数日の間は窓の外側にへばりつくようにずっといます。

いつまでいるのか分かりませんが、内側からじっくりと眺める事ができます。

その奥ではオガラバナの種が垂れ下がるようになっている様子を見ることができます。

些細な出来事ですが、

初心を忘れず、身近な自然を観察していると色々と新しい発見がありますね。

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森の花火 sparklers in the forest

全国的に酷暑の日々が続いていますが、

川湯温泉はひんやりした空気の1日となりました。

夕方になってアカエゾマツの森を歩いていると、

コシアブラの木の下でブーンブーンと羽音が聞こえてきます。

見上げると、花がついていますがほぼ終わりかけのようです。

おかしいな～？？

すぐ近くに咲いているこちらのウドはちょうど満開のようです。

コシアブラもウドも、ハリギリやタラノキも、

みんな線香花火のような花だな～と図鑑を見てみると、

どれもウコギ科でした！

みんなでしゃがんで線香花火楽しいですよね～

つい思い出してしまいました笑

 

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夏らしい出会い mushroom

お盆も終わり、いつもの穏やかさが戻ってきつつある川湯温泉。

なので、お天気もいいし（良すぎて暑すぎるくらい…！）、

久々にぶらぶらと園地の中をお散歩してきました♪

 

ほんの数日ぶりの園地ですが、

そのほんの数日で変わっていることも。

先日には無かった、

小さくて可愛らしいキノコを発見！

調べてみると、どうやらベニタケの仲間の

「ニオイコベニタケ」のようです。

よくよく足元を見ながら歩いているとあちこちに！

こんな変わった形の子も！

 

調べてみると、「ニオイ」と名のつく通り「とあるニオイ」がするようです。

とある…そう、この時期にピッタリな「カブトムシ」とのこと!?

「これは嗅いでみるしか！」とクンクンしたものの、

確かにほんの～り土のような、カブトムシのような匂いが…（笑）。

もしかして、濡れるとさらに強くなるかも？ということで、

次の降雨の楽しみにしたいと思います（笑）。

 

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新しい展示 felted fish

今日は静かなエコミュージアムセンターでした。

寒かった昨日とはうってかわって青空と太陽の良いお天気だったので、

みなさんあちこち出かけられたのでしょうか？

館内では来館者の少ないタイミングを見計らい、

新しい展示を設置しました！

フェルトで作られたお魚の数々。

レアすぎて発見されたらニュースになる深海魚、リュウグウノツカイもいまや館内に！

お気に入りの一匹を探してみてくださいね。

Our new display is "fish in the oceans"

What is your favorite one??

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大盛況 Great success

今日も気温が２０℃までいかない肌寒い１日となった川湯。

明日からまた暖かさが戻ってくるようで、気温差にご注意ください！！

 

外は寒いですが、館内はとてもＨＯＴでした♪

今日はたくさんの子ども達が夏休み企画を体験。

三日間限定の読み聞かせも本日が最終日でしたが、３名の女の子が

参加してくれました！ありがとう！！

 

クラフトコーナーでは今日、羊毛フェルトでのくまさんが大好評！！

シマエナガも大好評ですが、クマさんもなかなかの人気ぶり。

同じ丸の形の始まりでも、作る人により完成が違うのがとても面白く

見本のものよりはるかに素晴らしい作品をたくさん見られて楽しいです。

 

そして今日は急遽、１日でスライドトークが６回も行われました！！

なかなか聞けない、ここ阿寒摩周国立公園の摩周エリアの素晴らしい景色、動物、植物が

写真と解説付きでギュッと詰まった１５分の特別な時間！

午後からはたくさんの方がご視聴してくださり、満席となりました！

今月はまだチャンスはあります！！！

ぜひ気になる方は川湯ＥＭＣまでお越しくださいませ。

お待ちしております！！

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夏も終わり!? cold day

昨日まで30℃近くを記録していた川湯温泉ですが、

今日はというと…、

まさかの20℃を下回っています！

朝は12℃と涼しくなり、朝一で摩周湖に行ったスタッフは、

「もう寒くてダウン着ちゃったよ」と8月らしからぬ服装に（笑）。

いつも暖かい足湯周辺ですら、

21.7℃。

ある意味、北海道の夏らしいと言えばそうですが、

あまりの気温差に

季節を先取りしかけているヤマモミジも。

明日からもまた気温が乱高下するようですので（笑）、

皆さま、体調にはお気を付け下さいね～！

 

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川湯の森の自然観察 Nature Watching in the Forest at Kawayu

昨日までの好天も一変してにわか雨が突然降り始める1日でした。

そのおかげで涼しいのが嬉しいスタッフです。

今回は雨の合間に見つけてきた川湯の森の中の様子をお届けしようと思います。

川湯独特の赤いススキ。

穂が開くと赤さが分からなくなってしまうので、ちょうど今が見頃です。

コシアブラは紅葉の中でも一番最後に白く色づきます。

この葉はまだ紅葉しきれていませんが、ここ数日の暑さのせいなのか、

葉が散策路に何枚か落ちてしまっていました。

その横では、

昨年豊作だったどんぐりたちから出た新芽たちがあちこちで見られます。

さらにその横には

今年のどんぐりがなるであろう部分が実ができる前に落ちてしまっている姿も見られます。

そのまま頭上を見ると、

なぜかシラカンバの葉が枯れているように見えます。

よく近くで見ていると、

葉脈だけ残して葉肉が食べられているように見えます。

周辺ではケヤマハンノキで見られるハンノキハムシによる食害に見えます。

探してみると…

いました。ハンノキハムシの幼虫です。

基本ハンノキにつく虫ですが、

たまに同じカバノキ科であるシラカンバでも発生するようです。

何もないように見える森でも、

その細部をよく観察してみると、様々なことが起こっています。

こうした些細な発見を積み重ねていくことで、

自然観察が楽しくなってきます。

身近な公園でもいいと思うので、実践してみてはいかがでしょうか？

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サカハチチョウ Araschnia burejana

先日はカミキリムシさんにご来館いただきましたが、

今日ＥＭＣに避暑に来てくれたのは…、

ヒグマをバックに凛と立つ、サカハチチョウさん♪

模様がキレイなチョウチョですが、羽を開くと、

名前の通り、「逆さの八」が書かれています。

なんだかちょっと縁起のよさそうな名前と模様のチョウチョですね♪

 

明日もまだ暖かい…を通り越して暑い日になりそうですので、

色んな昆虫たちに出会えそうな予感。

夏休みの自由研究がまだ決まっていない子たちは明日がチャンスかも！？

 

Araschnia burejana came to the center.

It is a beautiful butterfly with a beautiful pattern of wings.

 

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