春霞の中、花木が萌えたつ大栃へ

今朝は、昨夜とは打って変わり、春らしい晴れ
９時１２分発の特急で土佐山田駅まで行って、そこから車に乗り換えて、物部川上流の大栃高校へ行きました。

今年２年生の進路学習の授業として、大栃高校最後の卒業生にとなる生徒さんたちにお話をしに行ったのです。

ピカピカの高校生たちを相手にするには、ちゃんと朝ごはんを食べて、体調を万全にしとかなくちゃね

朝の光の中でとる朝食は、アサリの雑炊
付け合せは、ナスの塩もみと金柑を和えたもの。
金柑の甘い香りが、春らしさを引き立てます。
おいしそうでしょう？



これは、大栃高校の歴代の生徒さんたちが、作った柚子を使ったお菓子のレシピ集（２５ものレシピですよ！）と、お菓子で、お土産にいただきました。
本当に柚子の香りがバランスよくて、おいしいです。

山田駅から大栃高校まで、ほんとうに何年ぶりだろう、窓の外に広がる懐かしい山間の春の美しい景色に、目を奪われました。

このあたりに、私はかつて何年か暮らしたことがあります。
ここで私は初めて、農業がすぐ目の前にある田舎暮らしを体験したのです。
今では、思い出すのはいい思い出ばかりです。

今日は山に霞がかかっています。
ボケの赤い花、濃い桃の花、白木れんやコブシ、桜の花も見えます。
畑の菜の花や群生している水仙、スミレの花は花好きの方が自宅の庭に植えたのでしょうか。
色とりどりの花が咲いています。

ああ、なんてステキな春の景色だろう・・・
ここにある暮らしの、ゆったりとした豊かさが伝わってきます。

ああ、デジカメ撮るの忘れてたなぁ・・・・・

今日の私の話は、みなさんに役に立つでしょうか？
今すぐでなくても、いつか、あああんな話があったなぁ・・・って、思い出して、いろんな出来事をこえていってくれたらいいなぁ、、、と

いつもですけど、社会人としてこれからスタートする彼らにとって、たった一人でいいので、いい大人とめぐり合えることを祈ります。
人生は、たった一人の悪い大人のせいで、間違えてしまうけれど、逆に、たった一人のいい大人の存在で、素晴らしくもなるからです。

今日は、何だか初心にかえるような一日でした。
ありがとうございました。

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