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海上保安庁巡視船あさづき PLH35 巡視艇や巡視船

2022年06月01日 16時36分56秒 | 海上保安庁
海上保安庁巡視船あさづき PLH35 
2021年11月12日下関市にある三菱造船江浦工場で就役したヘリコプター搭載型巡視船あさづき
ディーゼルエンジン4基搭載の可変ピッチプロペラ 速力25ノットを誇る。
れいめい型巡視船の3番船で 1番船 2番船が三菱重工業長崎造船所で建造されたのに対して3番船の「あさづき」は山口県下関生まれ
全長150.0メートル 全幅17.0メートル 深さ9.0メートル

武装は70口径40mm単装機銃×2基 20mm多銃身機銃×2基
ヘリコプターは大型のEC 225(H225) シュペルピューマを搭載可能(定数は1機だが最大2機まで搭載可能)
比較しにくいが 兵装は別として大きさでは 現在も主力として活躍中の「あさぎり型護衛艦」が
護衛艦あさぎり 全長137.0メートル 全幅14.6メートル 深さ8.8メートル
巡視船あさづき 全長150.0メートル 全幅17.0メートル 深さ9.0メートル
と「れいめい型巡視船」の方が幅/長さ も大きい。
尖閣諸島領海対応のために直接 巡視船あさづき は石垣海上保安部に配属。主に領海警備に従事。
2022年6月1日の報道では尖閣諸島の接続水域(領海外側)で47日連続 中国海警の船艇が航行していることを海上保安庁が確認
こう毎日航行されると対応する海上保安庁の巡視船も乗員も疲弊していきます。 むろん燃料代も人件費もかかる。
長期間にわたるとこれがボクシングのボディブローのように堪えてくる。 侵入してくる側はその疲弊を待っていることでしょう。
れいめい型巡視船は 長期間の航行が可能 な 全国でも数隻しかない大型のヘリコプター搭載型巡視船
ここ数日 防衛費の増額の話題も報道されています。NATO諸国の目標値のように今後5年程度でGDP比 2%になるのでは?という報道が多いようです。
ただ注意するべきは NATO諸国の防衛費には軍人(日本では自衛官)の人の年金 PKО関係費 海上保安庁予算を含んでいるということです。
海上保安庁関連の予算も同様の配慮が必要になると思います。海上保安庁の耐久年数が経過し老朽化した巡視艇を始めとして
迅速に対応できる航空基地設置なども人命救助のために民間空港を間借りした形でも増設置が必要になると思います。


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