青紅葉の京旅

先週土曜日は、東京駅を1時間遅れで出発した後、前の電車でトラブルがあって一旦停止などでさらに遅れ、結局19時前に京都駅に着いた。根性で（笑）席を予約した我が一族はぐ〜すか寝て、起きたら行き先をどうするかの会議をして、で過ごせたから全く問題なかったんだけど、自由席狙いで東京駅で並んだ人たちは大変だっただろうと思う。

 

おまけに、出発駅の東京と到着駅の京都の駅の改札には、精算の列に並ぶ人がたくさんいて、新幹線の場合は2時間遅れで特急料金が払い戻しになるから「あの人たち2時間以上遅れちゃったんだね〜」「乗り継ぎミスった人たちもいるかもね」と気の毒だった。ちなみにネット予約して新幹線にICカード（またはスマホ）で乗る場合は、改札を通過した時間をベースに、払い戻しの必要な遅れか否かをシステムが判断するので、精算の列に並ぶ必要はない。そういう意味でもデジタル化は便利だと思う。でもマイナンバーカードのていたらくぶりには目を覆わんばかり。全てがヒューマンエラー、システム自体が中途半端な設計なんだと思うしかない。本人しか登録できない、途中で市役所のおっさんが手を加えなくてもいい、そういう登録体制を整えてからカード導入を始めるべきで、なんでもいいから登録させっちまえ〜っていうのは、紐づく情報が個人情報であるだけに本当に乱暴なことをやってるなぁと実感する。

 

あれ？なんか話が逸れてきたぞ。

 

名古屋を出た後到着時刻がわかってきてから、ホテルには18時にチェックインなどと暫定的連絡をしたままだったので、新幹線混乱で到着が遅れると電話し、19時に予約していたビストロには（当初は早めようかとすら思っていたのに）1時間遅れの20時でも大丈夫か電話をしてオッケーをもらい、駅からはタクシーでホテルへ直行。チェックインして夕食に向かった。

 

というわけで最初の写真は、無事京都到着を祝うワイン（笑）。

 

旅程は大幅に組み換えて（しかもホテルで朝ごはんを食べながら順番を変えるという流動的さ加減）、大徳寺・相国寺・東福寺の順で回った。今週はちょいと仕事がドタバタなので改めて旅行記をアップするつもりだけど、天気に恵まれ、目的だった青紅葉を堪能できて本当に良かった。「こんなふうになっちゃったから、半日がかりの奥貴船の川床は諦めたんです」とビストロで話したら「京都は雨は大したことなかったですけど、水の流れが濁ってて興醒めかもしれませんよ」「特別公開は期間限定ですけど、川床は毎年ありますから」と慰められた。

 

そうかもね、そうだったと思うことにしよう、でも、根性はたまには出してみるもんだと思ったし、いつも、あたしが行きたいっていうからお付き合いでついてきてる部分もあるのかなぁと思ってた主人が、新幹線が取れたら前泊移動でもいいから行こうよ、と言ってくれたのは、な〜んだ杞憂だったのかってことがわかって収穫だった。今週はちとドタバタ仕事をしているので、旅行記は追々したためてまいろう。