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3年ぶりに開催された町会の花見、は椿山荘でビュッフェ。
同じ町会とはいえ、そこそこの規模だし人の出入りもあるので、今回の出席者にほぼ顔見知りはいない。他の3組と同じ8人掛けテーブルに着席して、近所の話題を。昨年6月にかかりつけの歯科医が亡くなったので、歯科医難民の我が家。情報収集に勤めるkebaであった。そこそこ有益情報をゲットしたし、お腹もいっぱいになったので、別テーブルで話題に花を咲かせておられる町会の長老(?)の皆さまにご挨拶して、庭に出た。腹ごなしに散策だぁ〜、とお庭を散歩。
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三重塔の美しい木組
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丸型大水鉢と三重塔
三重塔は登録有形文化財の「圓通閣」。広島県の竹林寺にあったもので、1925年に山縣有朋から庭園を譲り受けた藤田平太郎男爵が移築した。丸型大水鉢は京都の東山粟田口から蹴上をへて山科に通じる日ノ丘峠にあった、木食上人養阿正禅(ようあしょうぜん)が旅人のために作ったと伝えられている。牛車の轍が刻まれた敷石と共に保存されている。峠越えの旅人の体を冷やし喉を潤した往時が偲ばれる、という説明あり。
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京都嵐山?みたいな小径。三重塔のある小高い丘から降りるところ
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振り返ると三重塔が見える
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羅漢石
伊藤若冲の下絵による五百羅漢のうち約20体を、京都伏見の若冲ゆかりの石峰寺にあったものを1925年くらいに移設した、とされている。晩年若冲は石峰寺に草庵を結び、自分がデザインした石の羅漢を石工に掘らせた。廃仏毀釈で散逸してしまったものも多いけど、ここにこうやってまとまった数が残っている。近所に若冲とゆかりのあるものが植ってる(?)なんて、不思議〜
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さらにお庭を散策
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古香井(ここうせい)と十三重の石塔
織田信長の弟織田有楽ゆかりの層塔と伝えられている。この右側に料亭「錦水」がある。毎年4月に将棋の名人戦が行われていて、今年の第81期名人戦(渡辺明名人vs藤井聡太竜王)の第一局が4/5-4/6の日程で開催されるとのこと。こんなところで毎年やってるなんて知らんかった〜
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御神木
神田川沿いの道に出られる冠木門近くにある、敷地内最古の椎。根元の周囲は4.5メートル、だそう。樹齢は500年くらいとか。コロナになってからは冠木門は閉じてあるので、ここからまた建物の方に戻る。
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そうこうしてるうちに、30分に一回の雲海イベントの時間
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久しぶりに椿山荘のお庭を堪能、なかなか美しかった
ブログを遡って、前回こうやってここを散策したのはマロがまだ生きてた頃だったことを発見。
マロの闘病、あれだけの治療をさせたことが正解だったのかマロを苦しめるだけだったのか、あたしは今頃になって悩んでいる。治療中にマロは、信頼しているシモベにどうしてこんな嫌なことをさせられるんだろうと混乱したんじゃないだろうか、と申し訳ない気持ちになったりする。でも、当時のブログを見て、一生懸命だった自分たちと、それに応えようと一生懸命だったのかもしれないマロとの闘病記録を振り返ると、あれはあれで良かったのかもしれない、とも思える。
答えは見つからないんだろうなぁと思いつつ、どうだったの?ってマロに問いかけて、マロを思い出すことが供養になると思うしかないのかな。
町内お花見がこことはゼータクですねぇ。
ウチの町内は大きなお寺の飛地の空き地で、旧住民のじいちゃんと新住民の小さい子連れファミリーがあんまり溶け合わずに過ごしているようで、あたしは通り過ぎたことしかないなぁ
何を隠そう(隠す必要もないけど)ここで結婚式を挙げて披露宴もやりました。
こんなに由緒あるお庭だったのねー
もっとありがたがらなくてはなるまい。
ここでの町内会、情報交換の場としても、
よいお話ができそうですね。
マロさんのこと、その時その時、
これがベストと思ったのだから
それでよかったのですよね。
きっとわかってくれていると思います。
空き地で手作り感まんさいでやると、やはり世代間格差が出ますよね。
うちの町会は長老たちがいいかんじにハイカラで常識人なので、コロナの間町会活動ができなくて資金が余ってる時には、各戸にマスクを一箱ずつ配るなどしてました。
そういうこともあって、ベビーカー押した子連れファミリーから車椅子に乗ったご長寿まで、年齢層は幅広かったです。
そっかここでお式も披露宴もなさったのですね、なんとか婚式っての、なさりにいらっしゃいませんか?
ってあたしは椿山荘の回し者ではありませんけど(笑)
そちらとは全く趣の異なる広大なお庭、立派で美しいです。
マロのことは、後知恵で自分を責めるのはやめようと思っていても、どうしても思い出してしまう瞬間があります。
その時その時のベストを尽くしたと思ってもね、ないものねだりですよね。