炎の料理人

水曜日のこと。最寄り駅を降り立ったらふりーざんすさんから携帯に「今和可奈に居ます」メールが届いていた。たまたまその日は翌日の仕事が準備の要らない内容で（＝ゆっくりできる）、しかも主人が「今日は午前様や」と出かけていった（＝ひとりごはん）日。なんちゅう絶妙のタイミングでのおさそいや！これぞ神の思し召し！（？）とさっそく「席あるかなぁ、お店に電話してみます」と返事。果たして雨の日だったせいかカウンターに席があり、やっぱり神の思し召しであったことが立証されたのであった、がはは。

一旦帰宅して猫らにご飯をあげて出かけた。

カウンターからテーブル席に移動して、ふりーざんす夫人の転職＆お勉強の話、ふりーざんす独立初年度と二年目の仕事上のあれやこれや、kebaneco一族の今後の活動予定などなど、次から次へ尽きない話題で盛り上がる。唯一のブレーキは「今日も明日もあさっても平日」というは社会人としての自覚（？）だけ。

そうこうしてるうちにお客が私たちを含めて二組になり（自覚はどこへいったんや～～）、おかみさんが大トロののっかったお寿司を持って現る。その背後には火炎瓶じゃなかった、え～とえ～と、携帯ガスバーナーだ！を持った大将が続き、お寿司にファイヤ～～。ふりーざんすさんすかさず携帯取り出して写真撮ってる、はやっ！

kebaは食事の味って、一緒に食べてる人＆交わした話題＆その場の雰囲気の相互作用で決まる部分が大きいと思ってる。たとえばおすし屋のカウンターに喫煙者が座ったらそれだけで「今日は簡単に済ませて帰ろう」っていう気になるし、話題が盛り上がりすぎてなにを食べたか覚えてないけど楽しかった～ってこともある。

和可奈の場合はその組み合わせにかかわらずおいしいので行っちゃうんだよね～。大将とおかみさんもいい感じだしなぁ。メニューには載ってないのでいつもあるわけじゃない（そもそもこんな立派な大トロがいつもあったら和可奈はすし屋になれるっちゅ～の）ので、見てるかたにあまり多大な期待を持たせてはならないとは思いつつ、ふりーざんすさんから送ってもらったこの写真で、見せびらかしてしまおう、このお品。

このときは三つの要素が全部満点で、このお品を含めて全部のお味が満点で、大変おいしゅ～＆楽しゅ～ございましたです