
NATOが東京事務所の設置を「継続審議」とした。
ウクライナ支援には日本も巻き込みたい一方で、日米の対中包囲網の片棒は担がない、という当然の判断だ。あたしがNATO加盟国の国民だったらむしろ東京事務所開設に反対しただろうと思う。対中包囲網の先鋒のように日本では報じられるアメリカだって、ブリンケン国務長官やイエレン財務長官が訪中するなど、決して交流が途絶えているわけではない。米国の貿易相手国として中国が首位の座から陥落したと新聞はうるさいけど、それでも第2位の交易相手国であることには変わりなし。みんな口で言うことと実際にやってることは違う。
日本は韓国との間でようやく首脳外交が復活したばかりで、近隣諸国との対立関係という、暗殺された首相が残した負の遺産を後生大事にしている情けない状態。日本が今年議長国を務めるG7の様々な会議でも「法の支配や人権尊重という基本的理念を共有できる国」という枕詞をいったいどれだけ聞いたことだか。それが誰を利するのか考えたことないのかな?
せいぜい振り向いたら中国と対立してる日本の後に誰もついてきてなかった、ってことにならないように気をつけてほしいものである。ってか、国内でこれだけ災害が起きていて人命も失われているのに、尻尾振りにNATOの首脳会議に出席して、「日本の中国との対立には加担しません」と言われて帰ってくる岸田首相、そろそろ気付けよ。
林外相がジャカルタで中国外交のトップ王毅政治局員と会談したそうです。林さんは誰かさんみたいなアホではないでしょう☺️
林さんは、現役の自民党国会議員の中では一番期待できる気がします。
頑張れ〜