ゴールデンウィークに旧岩崎邸にて

上野の旧岩崎邸とその庭園が一般公開されており、月曜日に何の予定もなく立ち寄った。ジョサイア・コンドルの手による建物は、洋館の本館とつながった和風の棟、それに別棟のビリヤード館からなる。お金持ちは何をやるにも桁が違いますですよ。

芝生のお庭から見た本館

左の小さな木造の建物が和風棟

その右に目を転じるとビリヤード専用の別棟がある

スイスコテージ風という珍しい造り

本館と地下でつながっているので、左側に採光窓がある

「ここはキャノン機関（ご興味のある方はこちら）が置かれていた場所で、鹿地亘をスパイにしようとして監禁した場所らしいけど、これなら監禁できる場所がたくさんあるなぁ」などと本館を見て回っていたスパイ小説好きの主人、「本館とビリヤード棟が地下でつながっている」という説明を発見して「いよいよ楽勝で監禁できそうじゃないか」嬉しそう。調度品や灯具や壁紙に興味津々のあたしとは、全く違うところに目がいくので笑った。

美術展は全くあたしの独断で選んでついてきてもらってたけど、主人が楽しめる場所もあってよかった、やっぱり上野は歴史があるだけに懐が深いな～と、妙なところで感心したのでした。