kebaneco日記

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いいお店見つけた〜

2022年07月31日 | お友達&近所&散歩

昨日は土曜日だけど仕事をしていたので、終わってから主人と有楽町で待ち合わせて映画を見て、27日が結婚記念日だったのに何もできてなかったから神楽坂でフレンチのビストロに行った。

 

映画はこちら、90分ワンロールでノーカット、編集なし、CGなしというちょっと変わった撮影方法の映画。

 

この猥雑で決してクリーンとはいえない様子が懐かしい(苦笑)。あたしが住んでた頃の英国って、たとえば女の子がサッカー観に行くなんて「頭どうかしてんじゃないの?」なフーリガン全盛状態だったし、人種差別・偏見なんて生活の一部だった。他人に対して親切で感じの良い人であることは大事ってちゃんと躾をされた人たちは、公共の場でその差別意識を絶対に表したりしない、でも陰で何言ってるか知らんけど、みたいな世界だった。不快な思いもさせられたけど、それを帳消しにできるくらい学べることの多い国ではある。

 

さて、映画。撮影方法が面白いとはいえ、どうやって明るさの違う場所に移動してもちゃんと色が正確に表現できてんだろう?という謎は残るし、ノーカットという割にはデジタル関係の編集スタッフのクレジットが異常に長かったのには驚いた(苦笑)。娯楽として観に行くにはちょっと体力がいるかもしれないけど、今のロンドンの世相をギュッと凝縮して90分にするとこんな感じなのね〜、と面白かった。

 

その後、Le Clos Montmartreでフレンチをいただく。最初の写真は、アペリティフのシャンパーニュの後、お店の方に「お手軽な赤」などという無茶振りなリクエストに対して、勧められたオー・メドック。美味しかったざます。今度ワインショップで見つけたら買おっかなぁ〜と思ってパチリ。

 

お店は、前日の夜閉店直前に予約の電話を入れた。後で考えたらあの声がシェフだったんだ、と思う男性が電話応対された。真ん中の席(=壁や窓に面していない)であればご用意できますと最後の一席をゲット。その時にアラカルトにする予定かコース料理を注文するつもりか聞かれたので、初めてなのでお店の得意料理がわかる方にしたいと思うと答えたら、であればコースが良いと思うとアドバイスを受けた。コースは3種類あったので真ん中のコースを注文し、主人は牛肉をあたしはホロホロ鳥をメインに選んだ。アミューズ・前菜盛り合わせ・スープ・メイン・デザート・ソフトドリンク。

 

前菜のサーモンのタルタル風は夫婦揃って「!」隣、お魚のスープはめちゃくちゃ美味しかった。一口目は塩が薄いのかな?と思ったけど、濃厚なスープに色々入ってるはずの香辛料がどれ一つとして突出してなくて、でも材料そろぞれが存在は主張してた。ちょっと感動もの。一つ一つのお皿が結構な量で、デザートを食べてる途中から別腹もパンパン(笑)、よってコーヒーは辞退。主人はアルマニャックで〆、あたしは珍しくデザートのタルトを少し残してしまった。

 

スタッフが感じも良く、説明や給仕の手際もよく楽しかった。久しぶりに、美味しいフレンチを食べたなぁ〜と満足して、腹ごなしに歩いて帰宅。神楽坂にはもう一軒フランス人の知り合いから教えてもらったお店があるけど、そこはコロナ禍で閉店してしまった。フレンチ難民だった我が家、節目節目に行きたいなと思えるフレンチを発見したのであった。ラッキー。次に行く機会を虎視眈々と模索するkebaです。

 


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2 コメント

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kebanecoさんへ (くりまんじゅう)
2022-07-31 17:51:59
いいですねぇ 結婚記念日をおしゃれなフレンチで祝い
そのあと映画へ行くなんて ロマンチックです。
ちなみにわが家の今年の結婚記念日は 数日後に行ったスシローでした。

この映画はこちら田舎ではやってないです残念。
kebaさんはこんな映画を観るとき 字幕スーパーは見ませんよね。
字幕を見るのが遅くなり 画を見る時間が減ってきました。
家で最近観るのは 日本語吹き替え版ばかりで
なんかこれだと作品の臨場感がない というか ないです。
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くりまんじゅうさま (keba)
2022-08-01 10:58:56
仕事・映画・フレンチ、と盛りだくさんな土曜日でした。

この映画はちょっとマニアックなためか、東京でも上映館は少ないです。
今は夏休みの親子連れのための映画全盛って感じですからね。

そうですね、字幕は見ないです。
なので字幕が出てみんなが笑うタイミングと、その部分が台詞として発言されてあたしが笑うタイミングがずれます(苦笑)。
まあそれは大したことではないのですが、日本語吹替で言葉の訛りってどうしてるんだろう?と思います。
例えば今回の映画では主人公が水に見せかけてウィスキーを飲んでるのですが、
英国では「スコットランド人=酒飲み」みたいな偏見があるのでスコットランド訛りの英語が妙にピッタリくるんです。
そういうのが吹き替えではどうなるのかなぁ?という感じです。
それ以外は、口が動くタイミングとかよくまぁあんなにピッタリ、って海外ドラマなんかで驚かされていて
臨場感、そんなに削がれてないような気もしますよ。
あたしもイタリア映画は吹き替えで見たいな〜
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