今朝(6月18日)、大阪北部で震度6弱の地震がありました。
被害がないことを祈るばかりです。
私が住む千葉県でも、このところ頻繁に地震があります。
日本中、どこで大きな地震が起きてもおかしくない状況です。
こんな時に、原発の再稼働など考えられないことです。
また停止している原発でも、使用済み核燃料の冷却ができなくなれば大事故になります。
直ちに全ての原発を止め、全ての原発を廃炉にするよう、エネルギー政策を見直すべきです。
安倍政権で出来ないのなら、それに替わる政権がするべきです!
原発6千発分のプルトニウムを保有するって、そんな危ない国はどこなの?
ロシア?北朝鮮?と思う人が多いだろう。
47トンのプルトニウムを保有する国 それは日本!
(国内に約10トン、再処理を委託した英仏に約47トン)
オバマ政権の時は、このことが問題視されていた。
2018年7月16日に日米原子力協定が自動延長される。
もしオバマ政権だったら、このまま自動延長とはならなかっただろう。
だがこのまま核兵器になり得る大量のプルトニウムを
日本が保有し続けることが、はたして許されるのだろうか?
北朝鮮の核には厳しい態度をとる安倍政権が、
自国の核に対してこんなにルーズでいいはずがない!
世界からも厳しい視線が向けられている。
行き詰まってしまった原子力政策にメスを入れることなく、
小手先だけでやり過ごそうとする安倍政権。
だが日本は、抜き差しならないところまで来ているのだ!
6月17日の朝日新聞では、このことを取り上げている。
(2)の方でリンクさせて頂きます。
①「“プルトニウム大国”日本 ~世界で広がる懸念~ 2017年10月30日 クローズアップ現代」
※この番組はすばらしい!
後世に遺すために絶対に削除しないよう、NHKに求めます!
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4054/
①-2「クローズアップ現代+ “プルトニウム大国”日本~世界で広がる懸念~
0310 201710302200 dailymotion」
※こちらから動画を観ることができます。削除されませんように!
http://www.dailymotion.com/video/x66zno9
●番組の一部を引用させて頂きます。
「核兵器の材料になることから国際的に厳しく管理されているプルトニウム。
日本は、原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、
資源として再利用する『核燃料サイクル』を
核兵器保有国以外で唯一、推進している。
保有量は現在、約47トン。原爆に換算して約6000発分に相当し、
いま、日米原子力協定で日本がプルトニウムを取り出すことに同意した
アメリカから懸念の声が上がっている。
プルトニウムが増加の一途を辿って『核テロ』のリスクを高めるとともに、
他国が日本を前例にプルトニウム保有に乗り出すことを警戒しているのだ。
“プルトニウム大国”日本 海外から懸念が…
先月(2017年9月)、厳重な警戒の中、福井県の高浜原発に到着した輸送船。
運ばれてきたのは、核物質・プルトニウムが入った燃料です。
今年(2017年)再稼働した4号機で使われる計画です。
実は今、日本が抱える大量のプルトニウムが
海外から問題視されています。
使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムの量はおよそ47トン。
原爆の材料にもなり、6,000発分に相当します。
これに対して、同盟国のアメリカの中から懸念の声が上がっています。
プルトニウムを取り出す技術を持ちたいという国が他にも
出てくるのではないか。
なぜ、こうした事態に陥ってしまったのか。
行き詰まりを見せる原子力政策の現状があります。
日米原子力協定をもとに日本が掲げてきた政策です。
原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、
再利用しようとしてきました。
その柱となるのが、『高速炉』という次世代の原発です。
しかしその開発は実験段階の施設『もんじゅ』の廃炉で進んでいません。
一方で国は、たまったプルトニウムを普通の原発でも
消費しようと考えています。
しかし、福島の原発事故の影響などで、これもほとんど進んでいません。
その結果、47トンものプルトニウムを抱えることになったのです。
その上、プルトニウムが逆に増えかねない事態も進行しています。
プルトニウムを生み出す青森県六ヶ所村の工場が、
本格稼働に向けて国の審査を受けているのです。
工場が稼働すれば、新たに年間最大8トンのプルトニウムが
生み出されます。
海外でも懸念の声が…
たまり続けるプルトニウム。今、アメリカでは日本に政策の見直しを求める
動きが出ています。
かつて国防総省で安全保障政策に関わった、ヘンリー・ソコルスキーさんです。
日本がプルトニウムを大量に持ち続けると、
国際社会にあつれきが生じると懸念しています。
ソコルスキーさんの懸念は、国連総会でも表面化していました。
中国の大使が『日本が核開発に乗り出す可能性がある』と主張したのです。
中国 軍縮大使(当時)
『日本はごく短期間で核兵器を保有できる状況にある。』
元国防総省のヘンリー・ソコルスキーさん
『プルトニウムを最大年間8トン生み出す六ヶ所村の工場が運転を開始すれば、
近隣諸国の不安が高まります。これは地域の安全保障の問題です。』
国家安全保障会議 元上級部長 ジョン・ウルフソルさん
『日本がプルトニウムを取り出していることを口実に、
韓国も同じことをしたいと考えているのです。
これはアメリカにとって非常に難しい政治的な問題です。』
一昨年(2015年)韓国はアメリカとの原子力協定を改定しました。
これにより、平和利用目的でプルトニウムを取り出す研究が
初めて認められました。
韓国がアメリカと交渉を行った背景には、日本と同等の技術を
持ちたいという考えがあったとみられています。
北朝鮮が核・ミサイル開発を続ける中、韓国が将来核開発につなげる
のではないかと、アメリカの一部から問題視されたのです。
議会では、『日本の原子力政策が朝鮮半島情勢に影響を与えかねない』と
表立って指摘されたこともありました。
民主党 上院議員
『朝鮮半島を非核化するというアメリカの構想は頓挫してしまうだろう。
この方向が進むと危険が増すことを、日本は理解しているのか。』
── 日本のプルトニウムが海外から持たれている懸念とは?
まず第1に核テロリズムの危険性。
第2が核武装への懸念。
3番目がちょっと難しいんですが、いわゆる『プルトニウム競争』
これは日本が前例になって、使用済み燃料を再処理する権利を他の国も主張しだすと、
それに対してアメリカは、日本が前例でありますから認めざるをえないんではないかと。
そうするとこの地域、韓国が使用済み燃料の再処理を求めています。
そうすると韓国もプルトニウムを生産する。
それから中国も平和利用と称して核燃料サイクルを進めようとしていますので、
北東アジアでプルトニウム生産競争が起きるのではないか
という懸念を持っています。
しかし、検討の結果、核燃料サイクルの凍結は困難である事情が浮かび上がってきました。
青森県 三村知事
『約束と違うことが起こってはいけない。私ども、ごみ捨て場ではないんだ。』
原発で使い終わった核燃料は、『再利用する』という前提で
青森県にある再処理工場に保管してもらっています。
しかし、核燃料サイクルをやめるとなると、その前提が崩れ、
使用済みの核燃料は各地の原発に返さざるをえません。
そうすると、いずれ貯蔵スペースがいっぱいになり、
原発の運転ができなくなってしまうのです。
長年進めてきた核燃料サイクル。いったん始めた政策をやめることの難しさに直面しました。
これまでどおり、核燃料サイクルは続けられることになりました。
── プルトニウムを利用する核燃料サイクル、どう考えていけばよい?
今、日本では法律で使用済み燃料は全部再処理しなければいけないんです。
そうしますと、どうしてもプルトニウムは
増えていきますので、
再処理が必要ない使用済み燃料はごみとして、そのまま捨てる、
いわゆる『直接処分』といわれる選択肢を日本でも作ることが
必要ではないかと。
その次に、そうはいっても、すぐに処分場ができるわけでは
ありませんので、『中間貯蔵』と呼ばれている、
使用済み燃料の貯蔵容量をできるだけたくさん確保する。
先ほどのVTRでもありましたが、今は青森県に運んでいって
いただいていますけれども、
それがどこに戻されても大丈夫なように、あるいは将来、
今後増えていったときに、
再処理ができなくても困らないように中間貯蔵を確保すると。
こういう柔軟な核燃料サイクルが必要だと、私は思っています。
(引用ここまで)
②「みんなで考えよう! 憲法のいま・みらい。」
http://kenpou-mirai.com/
↓
(画像はお借りしました) (2)につづく
被害がないことを祈るばかりです。
私が住む千葉県でも、このところ頻繁に地震があります。
日本中、どこで大きな地震が起きてもおかしくない状況です。
こんな時に、原発の再稼働など考えられないことです。
また停止している原発でも、使用済み核燃料の冷却ができなくなれば大事故になります。
直ちに全ての原発を止め、全ての原発を廃炉にするよう、エネルギー政策を見直すべきです。
安倍政権で出来ないのなら、それに替わる政権がするべきです!
原発6千発分のプルトニウムを保有するって、そんな危ない国はどこなの?
ロシア?北朝鮮?と思う人が多いだろう。
47トンのプルトニウムを保有する国 それは日本!
(国内に約10トン、再処理を委託した英仏に約47トン)
オバマ政権の時は、このことが問題視されていた。
2018年7月16日に日米原子力協定が自動延長される。
もしオバマ政権だったら、このまま自動延長とはならなかっただろう。
だがこのまま核兵器になり得る大量のプルトニウムを
日本が保有し続けることが、はたして許されるのだろうか?
北朝鮮の核には厳しい態度をとる安倍政権が、
自国の核に対してこんなにルーズでいいはずがない!
世界からも厳しい視線が向けられている。
行き詰まってしまった原子力政策にメスを入れることなく、
小手先だけでやり過ごそうとする安倍政権。
だが日本は、抜き差しならないところまで来ているのだ!
6月17日の朝日新聞では、このことを取り上げている。
(2)の方でリンクさせて頂きます。
①「“プルトニウム大国”日本 ~世界で広がる懸念~ 2017年10月30日 クローズアップ現代」
※この番組はすばらしい!
後世に遺すために絶対に削除しないよう、NHKに求めます!
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4054/
①-2「クローズアップ現代+ “プルトニウム大国”日本~世界で広がる懸念~
0310 201710302200 dailymotion」
※こちらから動画を観ることができます。削除されませんように!
http://www.dailymotion.com/video/x66zno9
●番組の一部を引用させて頂きます。
「核兵器の材料になることから国際的に厳しく管理されているプルトニウム。
日本は、原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、
資源として再利用する『核燃料サイクル』を
核兵器保有国以外で唯一、推進している。
保有量は現在、約47トン。原爆に換算して約6000発分に相当し、
いま、日米原子力協定で日本がプルトニウムを取り出すことに同意した
アメリカから懸念の声が上がっている。
プルトニウムが増加の一途を辿って『核テロ』のリスクを高めるとともに、
他国が日本を前例にプルトニウム保有に乗り出すことを警戒しているのだ。
“プルトニウム大国”日本 海外から懸念が…
先月(2017年9月)、厳重な警戒の中、福井県の高浜原発に到着した輸送船。
運ばれてきたのは、核物質・プルトニウムが入った燃料です。
今年(2017年)再稼働した4号機で使われる計画です。
実は今、日本が抱える大量のプルトニウムが
海外から問題視されています。
使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムの量はおよそ47トン。
原爆の材料にもなり、6,000発分に相当します。
これに対して、同盟国のアメリカの中から懸念の声が上がっています。
プルトニウムを取り出す技術を持ちたいという国が他にも
出てくるのではないか。
なぜ、こうした事態に陥ってしまったのか。
行き詰まりを見せる原子力政策の現状があります。
日米原子力協定をもとに日本が掲げてきた政策です。
原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、
再利用しようとしてきました。
その柱となるのが、『高速炉』という次世代の原発です。
しかしその開発は実験段階の施設『もんじゅ』の廃炉で進んでいません。
一方で国は、たまったプルトニウムを普通の原発でも
消費しようと考えています。
しかし、福島の原発事故の影響などで、これもほとんど進んでいません。
その結果、47トンものプルトニウムを抱えることになったのです。
その上、プルトニウムが逆に増えかねない事態も進行しています。
プルトニウムを生み出す青森県六ヶ所村の工場が、
本格稼働に向けて国の審査を受けているのです。
工場が稼働すれば、新たに年間最大8トンのプルトニウムが
生み出されます。
海外でも懸念の声が…
たまり続けるプルトニウム。今、アメリカでは日本に政策の見直しを求める
動きが出ています。
かつて国防総省で安全保障政策に関わった、ヘンリー・ソコルスキーさんです。
日本がプルトニウムを大量に持ち続けると、
国際社会にあつれきが生じると懸念しています。
ソコルスキーさんの懸念は、国連総会でも表面化していました。
中国の大使が『日本が核開発に乗り出す可能性がある』と主張したのです。
中国 軍縮大使(当時)
『日本はごく短期間で核兵器を保有できる状況にある。』
元国防総省のヘンリー・ソコルスキーさん
『プルトニウムを最大年間8トン生み出す六ヶ所村の工場が運転を開始すれば、
近隣諸国の不安が高まります。これは地域の安全保障の問題です。』
国家安全保障会議 元上級部長 ジョン・ウルフソルさん
『日本がプルトニウムを取り出していることを口実に、
韓国も同じことをしたいと考えているのです。
これはアメリカにとって非常に難しい政治的な問題です。』
一昨年(2015年)韓国はアメリカとの原子力協定を改定しました。
これにより、平和利用目的でプルトニウムを取り出す研究が
初めて認められました。
韓国がアメリカと交渉を行った背景には、日本と同等の技術を
持ちたいという考えがあったとみられています。
北朝鮮が核・ミサイル開発を続ける中、韓国が将来核開発につなげる
のではないかと、アメリカの一部から問題視されたのです。
議会では、『日本の原子力政策が朝鮮半島情勢に影響を与えかねない』と
表立って指摘されたこともありました。
民主党 上院議員
『朝鮮半島を非核化するというアメリカの構想は頓挫してしまうだろう。
この方向が進むと危険が増すことを、日本は理解しているのか。』
── 日本のプルトニウムが海外から持たれている懸念とは?
まず第1に核テロリズムの危険性。
第2が核武装への懸念。
3番目がちょっと難しいんですが、いわゆる『プルトニウム競争』
これは日本が前例になって、使用済み燃料を再処理する権利を他の国も主張しだすと、
それに対してアメリカは、日本が前例でありますから認めざるをえないんではないかと。
そうするとこの地域、韓国が使用済み燃料の再処理を求めています。
そうすると韓国もプルトニウムを生産する。
それから中国も平和利用と称して核燃料サイクルを進めようとしていますので、
北東アジアでプルトニウム生産競争が起きるのではないか
という懸念を持っています。
しかし、検討の結果、核燃料サイクルの凍結は困難である事情が浮かび上がってきました。
青森県 三村知事
『約束と違うことが起こってはいけない。私ども、ごみ捨て場ではないんだ。』
原発で使い終わった核燃料は、『再利用する』という前提で
青森県にある再処理工場に保管してもらっています。
しかし、核燃料サイクルをやめるとなると、その前提が崩れ、
使用済みの核燃料は各地の原発に返さざるをえません。
そうすると、いずれ貯蔵スペースがいっぱいになり、
原発の運転ができなくなってしまうのです。
長年進めてきた核燃料サイクル。いったん始めた政策をやめることの難しさに直面しました。
これまでどおり、核燃料サイクルは続けられることになりました。
── プルトニウムを利用する核燃料サイクル、どう考えていけばよい?
今、日本では法律で使用済み燃料は全部再処理しなければいけないんです。
そうしますと、どうしてもプルトニウムは
増えていきますので、
再処理が必要ない使用済み燃料はごみとして、そのまま捨てる、
いわゆる『直接処分』といわれる選択肢を日本でも作ることが
必要ではないかと。
その次に、そうはいっても、すぐに処分場ができるわけでは
ありませんので、『中間貯蔵』と呼ばれている、
使用済み燃料の貯蔵容量をできるだけたくさん確保する。
先ほどのVTRでもありましたが、今は青森県に運んでいって
いただいていますけれども、
それがどこに戻されても大丈夫なように、あるいは将来、
今後増えていったときに、
再処理ができなくても困らないように中間貯蔵を確保すると。
こういう柔軟な核燃料サイクルが必要だと、私は思っています。
(引用ここまで)
②「みんなで考えよう! 憲法のいま・みらい。」
http://kenpou-mirai.com/
↓
(画像はお借りしました) (2)につづく