一政治家の野望のために、官僚も閣僚も血眼になって奮闘する。
安倍一強のもとでは、そうすることが自らの出世に関わることなのだろう。
安倍政権になって何度、「指示しました」という言葉を聞いたことか。
あとは周りが忖度してやってくれ、ということなのだろうか。
江戸時代だと、「良きに計らえ」と言ったところか。
まるで王様、お殿様気分だ。
そして不祥事が見つかると、周りが全力で「知らぬ存ぜぬ」と守り抜いてくれる。
この人は自分のことを、「銀の匙(さじ)」どころか、「ダイヤモンドのスプーン」を
くわえて産まれてきたとでも思っているのだろうか。
だがこんなことが長く続くはずがない!
加計学園問題に早く幕引きをしたかったのか、あるいは都議選への影響を考えてか、
「中間報告」という禁じ手 を使ってもまで、安倍政権は「共謀罪」を成立させた。
こんなことまでするのか!という絶望感でいっぱいで、ブログを書く気にもなれなかった。
6月15日の『荻上チキ・セッション22』に、周防正行監督が出演されていた。
そして「こんなデタラメな法案を、デタラメなやり方で成立させた。
外国に対して恥ずかしい」という趣旨のことを話されていた。私も全く同じ気持ちだ。
そして「政権は国民の声を意外と気にしている。声を上げ続けることが大事だ」とも。
(メモを取っていなかったので、詳細が違っていたらごめんなさい)
なんだか勇気が湧いてきた。
また、先日の『報道特集』のインタビューでも次のように語っている。
周防さんは審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の委員です。
「法務省の審議会でした。通信傍受も議題になり、捜査関係者からは
室内盗聴器を設置する『会話傍受』も導入したいとする強い要望が出た。
捜査機関はあらゆる手段を使って捜査をしたい、楽に立件したい。
法制審議会で本当に強く感じたのは、
法律っていうのは 解釈と運用でどうにでもなる」 (引用ここまで)
6月15日の『報道ステーション』に、田原総一朗さんが出演されていた。
その中で次のように語っていた。
「安倍さんは岸さん(信介)が出来なかったことをやりたいのだ。
それは『憲法改正』と『警察官職務執行法改正』だ」 (引用ここまで)
その一つ、警察の権限を強くする『共謀罪』を成立させ、あとは『憲法改正』なのだろう。
2017年5月5日の私のブログ「安倍氏のための憲法改正に 断固として反対します! (1)」を
再度、載せます。
↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/31c5cf2509db8bb998c21f84490ef63d
6月16日の『報道ステーション』に、憲法学者の木村草太さんが出演されていた。
その中で次のように語っていた。
「今回『テロ対策だから法案に賛成した』と発言している有識者の方々は、
果たして自分が発言する資格があったのかどうかを反省してほしい」
※木村さんの言葉を引用しましたが、誤りがありました。
お詫び致します。大変申し訳ありませんでした。
BLOGOS の小林よしのりさんの記事をリンクさせて頂き、訂正させて頂きました。
「共謀罪についての木村草太の発言に感動した。 6月17日 BLOGOS 小林よしのり」
↓
http://lite.blogos.com/article/229363/
(2017年6月19日 記)
●「共謀罪」を「テロ等準備罪」と名付けた人は、かなり言葉に長けた人なのだろう。
「テロ」が付けば国民は、「だったら仕方がない」と納得すると読んだのだから。
だが安倍政権が言うように、「共謀罪」がないと「国際組織犯罪防止条約」を
締結できないのか。
そして「共謀罪」がないと「オリンピックもパラリンピックも開催できないのか」
これらは真っ赤なウソ である。
「国際組織犯罪防止条約」は「テロ」とは関係のないマフィアなどを取り締まるものだ。
そして現行の法律でも、十分に「テロ」を取り締まることが出来る。
つまり「共謀罪」は「テロ」とは全く関係のない法律なのだ。
国民を監視し、萎縮させ、自由を奪うためのものだ。
こうしたことを野党やメディアは何度も何度も訴えてきた。
にもかかわらず、「生活でいっぱいいっぱいだから政治のことは…」とか、
「私は政治は嫌いだから…」とか、「ノンポリだから…」とか、理由はあるかもしれない。
国が安定している時ならそれもいい。
だがこうも国の形が変えられてしまう時に、こうした言い訳がはたして通るのだろうか?
あなたの無関心が、これから
何十年も多くの人たちを
苦しめることになるかもしれないのだ!
木村さんの「今回『テロ対策だから法案に賛成した』と発言している
有識者の方々は、果たして自分が発言する資格があったのかどうかを
反省してほしい」という言葉は重い!
(18)「共謀罪 市民『だまし討ち』 法案成立へ 6月15日 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20170615/k00/00m/040/163000c
(18-2)「共謀罪法成立 国会前で市民が抗議 政権のおごり感じる 6月15日 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20170615/k00/00e/040/237000c
(18-3)「国会蹂躙した安倍政権 “禁じ手”で『共謀罪』採決の全内幕
6月15日 日刊ゲンダイ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/207454/1
(18-4)「脚本家・劇作家ら10団体、『共謀罪』反対表明 6月14日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/ASK6G5VCZK6GUTIL033.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ce/ed7d259f3a4f64ab0cd39fdaefec8711.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/75/8956f9846b850de15454fa5d8063c034.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/0606ede57ae691f3cb43f26c6773d5ac.jpg)
(画像はお借りしました)
安倍一強のもとでは、そうすることが自らの出世に関わることなのだろう。
安倍政権になって何度、「指示しました」という言葉を聞いたことか。
あとは周りが忖度してやってくれ、ということなのだろうか。
江戸時代だと、「良きに計らえ」と言ったところか。
まるで王様、お殿様気分だ。
そして不祥事が見つかると、周りが全力で「知らぬ存ぜぬ」と守り抜いてくれる。
この人は自分のことを、「銀の匙(さじ)」どころか、「ダイヤモンドのスプーン」を
くわえて産まれてきたとでも思っているのだろうか。
だがこんなことが長く続くはずがない!
加計学園問題に早く幕引きをしたかったのか、あるいは都議選への影響を考えてか、
「中間報告」という禁じ手 を使ってもまで、安倍政権は「共謀罪」を成立させた。
こんなことまでするのか!という絶望感でいっぱいで、ブログを書く気にもなれなかった。
6月15日の『荻上チキ・セッション22』に、周防正行監督が出演されていた。
そして「こんなデタラメな法案を、デタラメなやり方で成立させた。
外国に対して恥ずかしい」という趣旨のことを話されていた。私も全く同じ気持ちだ。
そして「政権は国民の声を意外と気にしている。声を上げ続けることが大事だ」とも。
(メモを取っていなかったので、詳細が違っていたらごめんなさい)
なんだか勇気が湧いてきた。
また、先日の『報道特集』のインタビューでも次のように語っている。
周防さんは審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」の委員です。
「法務省の審議会でした。通信傍受も議題になり、捜査関係者からは
室内盗聴器を設置する『会話傍受』も導入したいとする強い要望が出た。
捜査機関はあらゆる手段を使って捜査をしたい、楽に立件したい。
法制審議会で本当に強く感じたのは、
法律っていうのは 解釈と運用でどうにでもなる」 (引用ここまで)
6月15日の『報道ステーション』に、田原総一朗さんが出演されていた。
その中で次のように語っていた。
「安倍さんは岸さん(信介)が出来なかったことをやりたいのだ。
それは『憲法改正』と『警察官職務執行法改正』だ」 (引用ここまで)
その一つ、警察の権限を強くする『共謀罪』を成立させ、あとは『憲法改正』なのだろう。
2017年5月5日の私のブログ「安倍氏のための憲法改正に 断固として反対します! (1)」を
再度、載せます。
↓
http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/31c5cf2509db8bb998c21f84490ef63d
6月16日の『報道ステーション』に、憲法学者の木村草太さんが出演されていた。
その中で次のように語っていた。
「今回『テロ対策だから法案に賛成した』と発言している有識者の方々は、
果たして自分が発言する資格があったのかどうかを反省してほしい」
※木村さんの言葉を引用しましたが、誤りがありました。
お詫び致します。大変申し訳ありませんでした。
BLOGOS の小林よしのりさんの記事をリンクさせて頂き、訂正させて頂きました。
「共謀罪についての木村草太の発言に感動した。 6月17日 BLOGOS 小林よしのり」
↓
http://lite.blogos.com/article/229363/
(2017年6月19日 記)
●「共謀罪」を「テロ等準備罪」と名付けた人は、かなり言葉に長けた人なのだろう。
「テロ」が付けば国民は、「だったら仕方がない」と納得すると読んだのだから。
だが安倍政権が言うように、「共謀罪」がないと「国際組織犯罪防止条約」を
締結できないのか。
そして「共謀罪」がないと「オリンピックもパラリンピックも開催できないのか」
これらは真っ赤なウソ である。
「国際組織犯罪防止条約」は「テロ」とは関係のないマフィアなどを取り締まるものだ。
そして現行の法律でも、十分に「テロ」を取り締まることが出来る。
つまり「共謀罪」は「テロ」とは全く関係のない法律なのだ。
国民を監視し、萎縮させ、自由を奪うためのものだ。
こうしたことを野党やメディアは何度も何度も訴えてきた。
にもかかわらず、「生活でいっぱいいっぱいだから政治のことは…」とか、
「私は政治は嫌いだから…」とか、「ノンポリだから…」とか、理由はあるかもしれない。
国が安定している時ならそれもいい。
だがこうも国の形が変えられてしまう時に、こうした言い訳がはたして通るのだろうか?
あなたの無関心が、これから
何十年も多くの人たちを
苦しめることになるかもしれないのだ!
木村さんの「今回『テロ対策だから法案に賛成した』と発言している
有識者の方々は、果たして自分が発言する資格があったのかどうかを
反省してほしい」という言葉は重い!
(18)「共謀罪 市民『だまし討ち』 法案成立へ 6月15日 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20170615/k00/00m/040/163000c
(18-2)「共謀罪法成立 国会前で市民が抗議 政権のおごり感じる 6月15日 毎日新聞」
https://mainichi.jp/articles/20170615/k00/00e/040/237000c
(18-3)「国会蹂躙した安倍政権 “禁じ手”で『共謀罪』採決の全内幕
6月15日 日刊ゲンダイ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/207454/1
(18-4)「脚本家・劇作家ら10団体、『共謀罪』反対表明 6月14日 朝日新聞デジタル」
http://digital.asahi.com/articles/ASK6G5VCZK6GUTIL033.html
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ce/ed7d259f3a4f64ab0cd39fdaefec8711.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/75/8956f9846b850de15454fa5d8063c034.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8b/0606ede57ae691f3cb43f26c6773d5ac.jpg)
(画像はお借りしました)