今日のうた

思いつくままに書いています

不正データが 日本を滅ぼす (5)

2019-02-01 09:14:21 | ②一市民運動
財布が膨らむのが嫌で、百均で買った貯金缶に小銭を貯めている。
大分重くなったので、昨日は銀行に預金をしに行った。
これまでは何枚でも手数料は無料だった。
だが、500枚を超えると手数料を取るというのだ。
2回に分けることも考えたが、1日1回までだというし、
「多分、大丈夫だとは思います」の言葉を信じてお願いした。
結局、500枚を少し超えて、手数料540円を取られた。

入金して手数料……以前は少額でも入金すればティッシュがもらえたのに、と腹が立ったが、
【マイナス金利】で、銀行(特に地方銀行)は
ここまで疲弊しているのだろう。

わが家の周りでもATMが次々と無くなっている。
【マイナス金利】という世界でもまれな政策(愚策)に、
なぜ銀行員たちは声を上げないのだろう。
昔、政府にお世話になったことに、負い目を感じているのだろうか。
全国の銀行員がいっせいに【マイナス金利反対!】の声を上げたら、
世の中は少しは変わると思うのだが。


「不正勤労統計」の不正調査が問題になっているが、
厚労省の職員だけに責任があるのだろうか。
2015年の麻生氏の鶴の一声がきっかけで、職員が忖度を始めたという。
具体的には統計のサンプルの入れ替え。
(安倍さん、麻生さんって神様みたいにえらいんやね)
また厚労省は、予算も職員も6割カットされていたというから驚きだ。
安倍政権は税金の使い道が分かっていないのだろう。
自分たちの都合で統計はどうにでもなると思っているから、
こんなずさんな対応しかしてこなかったのだろう。
データは将来、歴史の一部になるという自覚が全く見えない。


1月26日の『報道特集』では、滋賀大学のデータサイエンス学部を取り上げていた。
統計・情報を二本の柱とする人材育成と、人材不足の解消を目指している。
学部長は次のように語っている。
統計は数字が信頼できるということが重要。
 国の基幹的なところ(統計)は
 十分精度を保証していかなければならない


統計でも、日本は米中に後れをとっている。
安倍政権は目に見える成果や、軍事に結びつく学問ばかりを重要視し、
基礎研究や、こうした人材を育成する学問をないがしろにしている。
怖ろしくいびつな国家観だ。その結果がこうだ。

①「実質賃金、実態はマイナス 昨年1~11月増減率、
  野党が試算 厚労省認める

   2月1日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13874096.html?_requesturl=articles%2FDA3S13874096.html&rm=150

このことが明るみに出るや、安倍氏は
 【連合】のデータを用いて、アベノミクスの成果を語りだした。
 【連合】は大企業が多く、賃金が高いのは当たり前だ!
 自分の政策に都合のよいデータを抽出する。
 こんなことが赦されると思っているのか!
 国民はあなたが思っているほど、バカではありませんよ!


大坂なおみ選手の国籍問題を、テレビ番組が取り上げていた。
あと1年で22歳になる大坂選手は、国籍をアメリカか日本かの
どちらかに決めなくてはならないそうだ。
何年か前に、大坂選手は日本代表として試合に出場しているので、
2020年のオリンピックには日本代表としてしか出られないという。
だが日本国籍を選択すると、(年収によるが)アメリカに莫大な税金を払うことになる。

コメンテーターたちは、絶対に日本代表としてオリンピックに出場して欲しい、と
声高に語っていた。それ以外の選択肢はないかのように。
そう語らざるを得ない雰囲気があるのか?
2020年のオリンピックは、大坂選手にとって点に過ぎない。
アメリカに払うであろう金額も、今の大坂選手にとっては充分に払える額だ。
国籍は50歳になっても80歳になってもついてくる。
自分の一生の問題を、外野の声に左右されないで決めて欲しい。

2018年全米オープンで優勝し、初めて世界チャンピオンになった時に、
日本語を話せない日本人なんて、という声があった。
そのせいか、大坂選手は一生懸命に日本語でインタビューに答えようとしていた。
どこかのテレビ局のアナウンサーまでが、日本語で答えてと強要していた。
そのたどたどしい日本語が可愛いと、評判になったりした。
その後、大坂選手は試合に集中できない時期があったように、私は思う。

彼女のプレイを楽しむ、これだけでいいではないか。
国籍がどうであろうと、話す言葉がどうであろうと、
2020年のオリンピックに出ようと、出なかろうと、彼女のプレイを応援する。

最近のテレビ番組(特にお昼のワイドショー)は、どのチャンネルをかけても同じ内容だ。
オリンピックが近づくとますますこの傾向が強くなるだろう。
国が一色に染まる……私はこのことを一番嫌悪する。


細野豪志氏が、なぜ民主党や民進党にいるのか全く分からなかった。
彼の政策はどれを取っても、自民党の政策と同じだ。
自民党では要職につけないので、野党にいただけなのだろうか。
そのせいか民主党での環境大臣、民主党幹事長、民進党の代表代行などの
要職に就いている。
これから彼は、まずは二階派に入り、後々は自民党入り、結構なことでございます。
政策が全く違う人と、数の論理で連合を組む。
この危うさに国民民主党や自由党は気づいて欲しい。
もちろん、選挙協力は大いにやって欲しいです。


今朝(2月4日)の朝のテレビを観ていたら、安倍政権の支持率が上がったという。
なんで!不正統計やアベノミクス偽装が騒がれている時に……。
新聞をちゃんと読んでいるの?
あっそうか、麻生氏が言うように、
「新聞を読んでいない人が自民党を支持する」……だが、これでいいのだろうか!

自民党支持者とお話する機会があった。
いい政治家とは?
彼曰く「市町村は県と、県は中央と太いパイプを持っている人、これに尽きる」と。
一体、今はいつの時代だ! 情けなくて腰を抜かしそうになった。





























(画像はお借りしました)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不正データが 日本を滅ぼす ... | トップ | 不正データが 日本を滅ぼす ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

②一市民運動」カテゴリの最新記事