死してなお地球をめぐるライカ犬 無人の人工衛星に
※1985年公開のスウェーデン映画「マイ ライフ アズ ア ドッグ」より
この映画の主人公12歳の少年イングマルは、12歳とは思えないくらい無邪気で、
笑顔が愛くるしい。
だが心に闇を抱えていて、寂しくなったり辛くなったりした時は、空を見あげてこう思う。
「あのライカ犬より、僕の人生はまだましだ」
ライカ犬は、ソ連の宇宙船スプートニク2号(1954~1957年)に積まれた
メス犬のこと。
わずかな水と空気しか与えられず、実験のため人間よりも早く宇宙船に乗せられたのだ。
打ち上げ数時間後に、加熱とストレスで死んだというウワサや、打ち上げ10日後に
毒入りの餌で安楽死させられたというウワサがある。
イングマルのお父さんは南の海で行方不明に、お母さんは重い病にかかっている。
お兄ちゃんはいじめてばかりいる。飼っていた犬も死んでしまう。
そのうちお母さんが亡くなり、親戚の家に預けられる。
おじさん一家やおばあちゃん、村の人たちとの何気ないエピソードがあったかい。
ボクシングを通して、サガという美少女と出会う。
サガは女であることを隠し、ボクシングを続けている。
だが胸のふくらみが隠せなくなり、ボクシングをやめることになる。
イングマルとサガとのふれあいは爽やかだ。
サガのボーイッシュな美しさとともに、ずっと私の心に残っている。
当時、6歳と7歳の娘をつれて映画館に行った。
最初の場面からお兄ちゃんのいたずらが過ぎて、娘たちの教育上、
このまま帰った方がよいのではないかと、やきもきしたものだ。
娘たちは覚えているだろうか。
(画像はお借りしました)
※1985年公開のスウェーデン映画「マイ ライフ アズ ア ドッグ」より
この映画の主人公12歳の少年イングマルは、12歳とは思えないくらい無邪気で、
笑顔が愛くるしい。
だが心に闇を抱えていて、寂しくなったり辛くなったりした時は、空を見あげてこう思う。
「あのライカ犬より、僕の人生はまだましだ」
ライカ犬は、ソ連の宇宙船スプートニク2号(1954~1957年)に積まれた
メス犬のこと。
わずかな水と空気しか与えられず、実験のため人間よりも早く宇宙船に乗せられたのだ。
打ち上げ数時間後に、加熱とストレスで死んだというウワサや、打ち上げ10日後に
毒入りの餌で安楽死させられたというウワサがある。
イングマルのお父さんは南の海で行方不明に、お母さんは重い病にかかっている。
お兄ちゃんはいじめてばかりいる。飼っていた犬も死んでしまう。
そのうちお母さんが亡くなり、親戚の家に預けられる。
おじさん一家やおばあちゃん、村の人たちとの何気ないエピソードがあったかい。
ボクシングを通して、サガという美少女と出会う。
サガは女であることを隠し、ボクシングを続けている。
だが胸のふくらみが隠せなくなり、ボクシングをやめることになる。
イングマルとサガとのふれあいは爽やかだ。
サガのボーイッシュな美しさとともに、ずっと私の心に残っている。
当時、6歳と7歳の娘をつれて映画館に行った。
最初の場面からお兄ちゃんのいたずらが過ぎて、娘たちの教育上、
このまま帰った方がよいのではないかと、やきもきしたものだ。
娘たちは覚えているだろうか。
(画像はお借りしました)