たかだか二日くらい頑張って走ったくらいで、一週間くらい脚がガタガタに疲弊しちまって、個人的には3/18の湘南国際マラソンどころか、月末の新宿シティハーフマラソンにすらビクビクな昨日今日。いやー鍛錬不足もたいがいですね。ほんと。
で、年末に購入した、金哲彦さんの本なんかを通勤中に読んでみたりしてます。「三時間代で完走するマラソン」、ですね。内容的には、まあいつもターザンとかトライアスロンジャパンとか時折ランナーズとか読んでると、ついつい、「知ってるよそんなこたぁ」などと飛ばし読みしがちなんですが、ここは謙虚に噛み締めるように読んでいきましょう。脚弱いんだしさ。そもそもフルマラソン四時間切ってってのは、アイアンマンへの私的ステップなわけで、ここは必ずや達成しないと。
この本自体は、新書ながらも濃密な内容で、これから走り始める人からランナーの人まで、誰が読んでも有効に使えるのではないでしょうか。ウェアと靴の選び方や、運動のはじめかたから、レースで気をつけることやトレーニング方法に果ては栄養についてまで。
あんまりマフェトン系の心拍数気にする手法は取られてないところあたりは気になるのはまあ気にはなりますが、、、。というかいわゆるエリートランナーの方が一般のランナーというか市井の方々に噛み砕いて、「走るってこんなに楽しいんですよ」と説明しているのを素直に聞き入れてみるのもまたいいかな、ということで、心にかみ締めたい言葉をひとつ。
「いくら調子がよくても、トレーニングで走ったことあるペースでしか、絶対に完走できない。マラソンにビギナーズラックや、”まぐれ”はないのだ。」
LSDだけでハーフマラソン106分出したよ、、、とか言いたくもなり、、、いえ、いくらアドレナリンがでるかもとかいっても、あくまで、「これだけ練習したからこそ実践でも」という経験に裏打ちされた自信こそが心の支えになるんでしょうから。だからこそ、二時間走や三時間走とかやって心の実績作りに励んでいるんですよね。
さあ、また走ろう。