さて、那覇入り。
仕事は仕事だけどさ、それ以外の時間の使い方が全く違うんですな。食べ物が違う、気温が違う、てのはあるのですが、一番大きな違いは、「山の有無」に尽きるわけでして。札幌にいたときには自宅から5分で山に登り始めることが可能という状況から、那覇では相当遠くに行かないと登るような山はない環境となってしまいました。すなわち、札幌居住時にファーストチョイスとしていた丘陵地を用いたエクササイズがまったくアウツな状況となり、余暇の使い方について大転換が必要という次第。
スポーツクラブは近所にあり遅い時間までオープンしているものの、プールがウォーキング含めて4レーンしかないのが痛い。といいながらも、走るのは気温の関係でLSDやるのが正直しんどい。いやおまえ炎天下LSDが趣味だとか言うてなかったか、といわれると苦しいのですが、毎度毎度は無理っすよあれ。下手したら一時間くらいで気分悪くなりはじめるし。
ちなみに、これは奥武山公園での高校総体。バタフライ200なんかやってましたが、さすがに最後のほうはバテバテでかわいそうでした。
ということで、ランとスイムを除去してしまったらもう選択肢はチャリしかない。しかないなんて言ってるけど、トライアスロン大会はもう4年も出ていない気がするのは何となく気のせいでしょうか。それはともかく、長時間の運動という観点では自転車に勝るものはない。路面凍結なんか心配することもないしさ。沖縄ではあまりお店がないことが分かっていたので、まずは札幌のモンベルで自転車用でワイヤーが入ってて背中が蒸れにくいタイプのバックパックを購入。準備は万端で那覇入り。
肝心の自転車は、戦友のジャイアントOCR3くんはこれまで通り横浜に残ってもらうため那覇にて新調をすることに。せっかくなのでTCRを新たに購入しようかなとショップを巡ったところ、ちょうど合うサイズがない。どうも新モデル発売前ということと島しょ地域のため在庫自体が少ないということみたい。横浜のマンションにジャイアントのミニベロロード乗ってる人がいてすごく心奪われていたのですが、こちらもほぼ取り寄せ、そもそも在庫不明、という悲しい状態。
ロードを完全新調するのも手、ですが、根詰めてペダルを回すことにそこまで執着がないというか、競技志向が激減している中、タイムとかケイデンスを気にしすぎるのもどうかと迷っているというかムキになって事故りたくない。そもそも、潮風や台風で自転車はものすごく錆びやすい(汗もかかるだろうし)ってのも気にかかる。
やはり自転車もやめたほうがいいのか。でも、南風とともに疾走することはとてもいい機会だ。
そんな中、偶然本屋で見かけた一冊の本によって、自分の中で全ての方程式が解決したようなそんな感じの大発見。
自転車で、シュノーケリングスポット回り。
これしかない。
・居住地からそれなりの距離(片道2-30km)でシュノーケリングができる
・沖縄ならではのマリンアクティビティ
・しかもスイミングつき
・ダイビングとは違い一人でできる(危ないだろとかその辺は一旦除去)
・初期投資で道具を準備すれば、あとはコストがかからない(離島に潜りに行くとかは別話)
何度見ても最適解。これは全力でふるって潜りに行くしかない。
翌日、そそくさと自転車を買いに行くことに。