正直いうと、山は好きじゃない。
そんな人間がトレイル走ったり、オリエンテーリングやってたりってのも全くもって辻褄があわんのですがね。間違いなく根底にあるのは、中三だか高一のときの夏休み指定図書になってた、新田次郎の孤高の人だ。当時勉強だらけの進学校(しかも男子校)にいたkeihさんには、あの主人公のストイックさはすごく息苦しさにさいなまれしかもラストがアレ。読後感がどうにもよくないのでそれで登山は苦手というかカテゴリー外になったわけで。
今回の山特集ナンバードゥ購入も、なんかフェイクっぽい登山家のスレで、さすがにナンバーも最低限の分別はあってそいつだけはとりあげてなくてよかったとか書いてあったんで何となく購入。
山岳小説のいの一番のおすすめにさっきの孤高の人があったりしてかるく苦笑いものではありましたが、山野井さんだけではなくなんというか自分にとんとない分野のプロフェッショナルな方々の記述は深く感じ入ることしかりで、すごく読みごたえある一冊。だからといって登山はやらんけどさ。
そうそう、かなり今後の方向性が示唆されたようなコラムがあって、ようはマラソンはエンジンの最大出力50%の力「ニコニコペース」で走ればいいとかで、田中さんという大学教授が理論を実践してサブスリーを達成して、、、という記事。
おそらく心拍数を140くらいに抑えればエネルギー源は糖質ではなく脂肪でいけるはず、というのは感覚でわかってはいるんですが、運動してるとついついハートにチャッカマンしてしまって140とかじゃすまなくなるんですよね。まあ、「やばい心拍177とかなってきたからたぶんあと30分とかしかもたない」なんてレースはいつまでもできっこないだろうし、一から出直しのこのタイミングでマフェトンやり直しってのは十分にアリというか、言われんでもLSDしかやっとらんですたいウガッ。
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