穂高岳山荘は来年100周年を迎えるそうです
ヘリコプターもない発電機もない時代
重い資材を白出沢から担ぎ上げて小屋を作った今田重太郎さん
生い立ちから、集落洪水被害、登山道開拓、小屋建設、火災、滑落者の救助・・・
様々な苦労と喜びが語られています
重太郎新道にある紀美子平は娘(紀美子)が若くして亡くなった後に命名したとか
今年、重太郎新道を2度上り、上高地へ歩いたのでより感慨深く読みました
今田氏が開拓して何百回も歩いた道なんだなぁと
本書は穂高岳山荘創立五十周年記念で出版された記録の復刊版
今年3月に初版が出た本でカミさんが図書館で借りてきて読みました
あとがきは現在の穂高岳山荘3代目の今田恵さんが記しています
穂高を知る登山者にはぜひお勧め
ところで
今田氏とは関係ありませんが
昨年「クライミング界のアカデミー賞」とも称される
ピオレドール賞の生涯功労賞を受賞された山野井泰史さん
まだ生きてるの?っていう人もいる、生ける伝説の人
彼のドキュメンタリー映画見たいです
岡田君がナレーションだし
映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』本予告
それから
サバイバル登山家の服部氏と山野井夫妻が道なき沢を登りながらイワナを釣る動画
地図を読みながら自然体で楽しそう
20年前、山野氏夫妻はヒマラヤで雪崩にあい重度の凍傷で手足の指をなくしていますが、それからもずっと活動されてるのがすごい
山野井夫婦と釣りに行く。