その計画を教えてもらったのは隠れ家でのこの飲み会の最中のことでした。
敬愛する飲み友の工場長氏から唐突に「来月赤石岳に登るけど一緒にどう?」とのお誘いを受けた。
えぇ、若いころなら即答で一緒に連れて行ってもらう所ですが・・・来年は「古稀」を迎えるじじいですからねぇ。
赤石岳がどこにあってどのくらいの高さなのかも知らない奥方は「一緒に連れて行ってもらったら」などと軽くおっしゃる。
工場長氏とは体力も歩く速さもまるで違うことは重々承知をしておりますから「ムリムリ」と断ったんですが・・・居合わせた三男君が「僕が一緒に行ってあげるから大丈夫だよ」などと恐ろしいことをほざく。
とーちゃんに確認すると三男と次男も一緒に登ると言うではありませんか。
それなら何とかなるかしらとあれこれ考えを巡らせている所に決定的な一言をお見舞いされた。
「榎田さんの小屋が今シーズンの営業を終えるので小屋の酒を全部飲みに行くんだ。」
この一言で迷いは吹っ切れました。
で、直前まで天気予報がはっきりしなくて・・・決行と決まった29日も「てんくら」の予報は最悪ぢゃまいか。

それでも「この気圧配置でそんなに悪いはずがない」と言う工場長氏の言葉を信じて登る日の前日にベースキャンプとなる椹島に向かって車を走らせる。
すると・・・自宅を出てから約1時間で富士見峠に差し掛かるころにはこの青空。

どうやら「てんくら」の予報よりも工場長氏の予報の方が正しかったようですな。
昔の遭難騒ぎの時に水浸しで車が通れなかったトンネルを通り抜けて

畑薙ダムに着いたのがお昼ぐらいのことで

ここでも「てんくら」は大外れ。

35年前のこの時にビバークした懐かしい場所に再会し

地べたに寝ていたら大雨に見舞われて夜中に避難を余儀なくされたベンチもそのままで残っていた。

後は川根から来た工場長氏ご一家と合流して・・・3時の送迎バスでベースキャンプとなる椹島に向かう。
このバスが激混みで臨時も出たのに超満員で1時間身動きが取れなかった。
椹島ロッジで受け付けを済ませたらこの日のマイホームの設営ですが・・・とーちゃんと次男君が全部やってくれた。

後はもう寝るだけですから・・・その前にお約束の前夜祭で

久しぶりの乾杯~!

心配されたお天気ですが・・・日ごろの行いと言うのは恐ろしいもので、ご覧のような青空でした。

山の日暮れはずいぶん早くて6時前にはもうこの暗さで・・・ハンモックで横になる次男君と

何かに戦いを挑む三男君。

煌々と輝くお月様が翌日の好天を約束してくれて

翌日のハードなスケジュールに備えて前夜祭をお開きとしました。
明日さ続ぐ。
敬愛する飲み友の工場長氏から唐突に「来月赤石岳に登るけど一緒にどう?」とのお誘いを受けた。
えぇ、若いころなら即答で一緒に連れて行ってもらう所ですが・・・来年は「古稀」を迎えるじじいですからねぇ。
赤石岳がどこにあってどのくらいの高さなのかも知らない奥方は「一緒に連れて行ってもらったら」などと軽くおっしゃる。
工場長氏とは体力も歩く速さもまるで違うことは重々承知をしておりますから「ムリムリ」と断ったんですが・・・居合わせた三男君が「僕が一緒に行ってあげるから大丈夫だよ」などと恐ろしいことをほざく。
とーちゃんに確認すると三男と次男も一緒に登ると言うではありませんか。
それなら何とかなるかしらとあれこれ考えを巡らせている所に決定的な一言をお見舞いされた。
「榎田さんの小屋が今シーズンの営業を終えるので小屋の酒を全部飲みに行くんだ。」
この一言で迷いは吹っ切れました。
で、直前まで天気予報がはっきりしなくて・・・決行と決まった29日も「てんくら」の予報は最悪ぢゃまいか。

それでも「この気圧配置でそんなに悪いはずがない」と言う工場長氏の言葉を信じて登る日の前日にベースキャンプとなる椹島に向かって車を走らせる。
すると・・・自宅を出てから約1時間で富士見峠に差し掛かるころにはこの青空。

どうやら「てんくら」の予報よりも工場長氏の予報の方が正しかったようですな。
昔の遭難騒ぎの時に水浸しで車が通れなかったトンネルを通り抜けて

畑薙ダムに着いたのがお昼ぐらいのことで

ここでも「てんくら」は大外れ。

35年前のこの時にビバークした懐かしい場所に再会し

地べたに寝ていたら大雨に見舞われて夜中に避難を余儀なくされたベンチもそのままで残っていた。

後は川根から来た工場長氏ご一家と合流して・・・3時の送迎バスでベースキャンプとなる椹島に向かう。
このバスが激混みで臨時も出たのに超満員で1時間身動きが取れなかった。
椹島ロッジで受け付けを済ませたらこの日のマイホームの設営ですが・・・とーちゃんと次男君が全部やってくれた。

後はもう寝るだけですから・・・その前にお約束の前夜祭で

久しぶりの乾杯~!

心配されたお天気ですが・・・日ごろの行いと言うのは恐ろしいもので、ご覧のような青空でした。

山の日暮れはずいぶん早くて6時前にはもうこの暗さで・・・ハンモックで横になる次男君と

何かに戦いを挑む三男君。

煌々と輝くお月様が翌日の好天を約束してくれて

翌日のハードなスケジュールに備えて前夜祭をお開きとしました。
明日さ続ぐ。