昨日はアメリカの野球界に新しい歴史が生まれた日になったと言っても大げさではないと思います。
昨日、行われたMLBオールスターゲームは1933年に第一回目が行われて以来、今年が91回目だそうですが・・・今回はこれまでと違って特別な大会となった。
それは、今やあちらの国でも大人気の大谷翔平選手が投打の両方でメンバーに選出されたから。
これまでのルールでは投手と打者の両方で出場するのは難しいということで特別ルールが採用された。
その結果、大谷選手はめでたく投打両方での出場が可能となった。
で、前日行われたホームランダービーの興奮が覚めやらないうちにこの日の本番となったわけですが・・・ちょっと待ってくださいよ。
この方、前日のホームランダービーにも出て延長、再延長まで死闘を繰り広げていたんですよ。
そんな方がまだ丸一日も経っていないのに翌日は一番バッターとして打席に立って
ファインプレーに阻まれて惜しくもヒットは打てなかったけれどもその回の守備では先発投手としてマウンドに立った。
日常のリーグ戦ではこんなことが普通に行われているので見ている我々には何の違和感もありませんが・・・実はこれがとてつもなく大変なことらしい。
ピッチャーは短いイニングならともかく、ある程度の球数を投げると肩への負担はかなりなもので・・・その翌日にバッターとして試合に出るなんて普通の選手ではあり得ないことなんだそうです。
大谷選手の起用法でクローザーとしての起用を進言するのにはそんな根拠があるんですね~。
その非常識な起用として先発で投げた彼は期待された三振こそ取れなかったものの無安打、無四球で一回を3人でぴしゃりと抑えた。
そして、マウンドを降りたその次の回に味方が先取点を取ってくれたので勝利投手の権利を持ったままその後の試合が続いた。
結果としてはチームが追いつかれることなくそのまま逃げ切り勝ちを収めたので大谷選手が勝ち投手となった。
ルールを変更してまで出場出来るようにしてもらって・・・そこでちゃんと期待に応えて結果を残すってすごいと思いませんか?
これがどんなにすごいことかはこの試合で特大のホームランを打ってMVPに選ばれたブラディミール・ゲレーロJr選手が受賞のコメントで「僕がMVPを選ぶなら大谷選手にあげるよ。」と話したことから、お世辞半分としても明らかなこと。
ちなみに、大谷選手が比較される野球の神様ベーブルース選手がオールスターゲームに出たのは1933年の第一回と翌年の第二回大会ですが33年の第一回大会ではオールスターゲームの第一号ホームランを放ったけれどもピッチャーとしての出場はなかったそうです。
と、いうことで新しい歴史を作った大谷選手の記念すべき1勝を祝ってお昼は久しぶりで自分で作ったこんなものを食べた。(唯一のレパートリーとなる「ポテトピザ」です。)
お祝いだから勿論ドリンクはいつもの2倍、2倍~。
日本のテレビ局のインタビューに答えて
力強く、後半戦も頑張ると言っていたのでこれまで以上に応援したいと思います。
話は変わりますが・・・前日の九州北部と中国地方に続いて昨日北陸地方の梅雨明けが発表されました。
天気図を見ると賢パパ地方の梅雨明けは恐らく今日か明日ぐらいになりそうですね~。