毎年、今頃の時期になると気になるのが浜石岳のササユリの開花の状況。
去年の記録を調べてみたら18日に行っていました。
で、その時はまだつぼみも多かったのですが・・・今年は桜を初めとして他の花も開花が早い。
と、いうことであわてて出かけて来ましたがやっぱりちょっとだけ見ごろを過ぎた花が目立ちました。
最寄りの駅から東海道線の上り電車に乗って由比駅まで行くために6時過ぎに部屋を出て歩き始めた。
雲は多めですが降らないとのことなのでこのぐらいの方が涼しくて良い・・・ぢゃまいか。
久しぶりでここから登山のスタートですが
記憶にある限りでは1年ぶりとなりますね。
最初のチェックポイントまでの所要時間が23分で
1年前よりも1分だけ早かった。
途中で自然の恵みのお裾分けをいただいたりしながら登って行って
時間的な中間地点と位置付けているこの場所までの所要時間は43分で
1年前よりも3分程早かった。
この先にある水場で補給をさせていただいたら
黙々と歩いて行くと登山道の分岐に当たる。
ササユリがあるのは舗装道の方なのでそのまま頂上を目指して歩いて行くと
今年の第一号さんに遭遇であります。
この後もたくさんの花に出会いましたがこの株は花が小さくて茎が細い。
咲いている場所の上を見上げるとこんな感じで
針葉樹の生育に伴いその根元一帯の日照が制限を受けています。
こんな場所はこの樹木を切り倒さない限りササユリの生育は制限を受けて・・・恐らくあと何年か後には完全になくなってしまう。
でも、そんな所ばかりではなくて頂上直下は樹木がほとんどなくて日当たりが良い。
この一帯は年々増え続けていて花の大きいものや茎の太い個体が多い。
他にも頂上の西側の登山道沿いは昔は立派な個体が多かったのに松の木の生長によって日照制限を受けて近頃は貧弱な個体が目についた。
それが何年か前から松の倒木が目につくようになったと思っていたら
今年は復活の兆しがあった。
これで調査を終了して後はさった峠まで下って行きますが・・・山道を歩くので久しぶりでこんな靴を履いて来ました。
雨で濡れた赤土の登山道なので底のすり減ったスニーカーでは苦労したはず。
なんてことを考えながら快調に飛ばしていたら見事なスライディングを披露してしまった。
木製の橋の上に濡れた落ち葉が積もっているのをもろに踏んでしまったようです。
そんなことがあったので後は慎重に下って何とか帰宅。
自宅まで歩き通そうとも思ったのですが打ち上げ開始が遅くなってしまうので途中からバスに乗った。
それでも30Km弱を歩いて来たので
良い散歩をして来ることが出来ました。