I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

乙原の滝(大分県別府市)と音風歌

2012年05月01日 | うたとことばのお話

3月末のことですが、大分県別府市にある乙原(おつばる)の滝に行ってきました

この滝に連れて行ってくれたのは、旦那さんの元教え子で大分県在住のkinuちゃん。旦那さんが友人の結婚式に出席するというのでついでに同行したのですが、披露宴の間一人で観光しようと思っていた私を、お気に入りの滝に連れて行ってくれるというのです以前何度か会ったことがある少し大人になったkinuちゃんと久々に再会し、kinuちゃん号で乙原の滝を目指してLet's go

その滝は別府市にあるラクテンチという昭和の雰囲気が漂う遊園地の近くにあるのだとか。こんな遊園地が別府にあるって知らなかったなぁ

ラクテンチの近くに車を停めて、案内板に従って森の中に入っていきます。

 

 

しばらく歩いていると、頭上に大きな二本の橋を発見kinuちゃんによるとこれは大分自動車道で、高速道路からもその滝をチラッと望むことができるのだとか。あの上から見えるってことはかなり大きな滝なのかな

真っ赤なヤブツバキの花が咲き誇る道をひたすら進んでいくと…

約15分ほどで乙原の滝に到着~岩の上に立つ不動明王の石像が見守る先には…

落差60mの滝がなんと2本も水量からして左が雄滝で、右が雌滝だと思われます。なかなか迫力がある写真でしょう?

 

それもそのはず。実はこの滝、水流のほぼ真下まで近づくことができるのですマイナスイオンをたっぷり浴びて気持ちいい~こんなに近寄れる滝も少ないので、思わず夢中になってシャッターを切ってしまいました(写真提供:kinuちゃん)

まるで滝を上って行こうとしているかのように見えるkinuちゃん。社会人2年目で、いろんな壁にぶつかりながらも、それを乗り越えようと果敢に必死に立ち向っていくkinuちゃんの姿にも見えます。

そんなkinuちゃんが仕事以外に夢中になっているのは…

歌。現在アコースティックユニット『音風歌(おんぷーか)』として、ギター兼ボーカルのTAKmiさんと二人で大分市内を中心に歌を歌っています。この日も夜10時から路上ライブをするというので、旦那さんも一緒に彼らの歌を聴きに行ってきました。オリジナル曲全5曲(現在は6曲)を歌ってくれたのですが、前向きな歌詞もさることながら、心地よく耳に残るテンポの良い曲調と、kinuちゃんの力強くて優しくて伸びのある歌声にすっかり聞き惚れてしまいました


(↑音風歌ブログ『音風歌のオト日記』より拝借)

ユニットを結成してからまだ日は浅いようだけど、この二人、とってもいい感じですもっといろんな人に彼らの存在を知ってほしいので、気になった方は彼らのブログを覗いてみてください。最近の音源のリンクも貼っておきますので、kinuちゃんの歌声を聴いてみたい方はぜひ(音風歌のブログはコチラ!オリジナル曲『birth』の音源はコチラ! )

kinuちゃん、その節は本当にありがとうちょっぴりおとぼけなドライブ、とっても楽しかったよ~(笑)またいつか一緒にドライブしようね!音風歌の今後の活躍を心よりお祈りしています


りぶさんライブ@諏訪の杜

2012年04月04日 | うたとことばのお話

竹山酒店ブログ『諏訪の杜の小唄』よりお借りしました↑

事後報告ですが、4月1日(日)に我らが同級生バンド『りぶさん』のライブが諏訪神社のふもとにある竹山酒店『諏訪の杜』で行われました

まず最初に登場したのは、福岡県のからやってきた大石みつのんさん。軽やかな歌声もステキなんだけど、いろんな楽器の音色を自在に生み出しちゃうところがすごかった一言で言うなら「声のマジシャン」って感じかな。博多弁のトークも楽しかったです

そしてこの3人組が横浜を中心に活動を続けている我らが同級生バンドりぶさん。ギターのけんぢまんとヴォーカルの江口くんは小学校からの幼馴染みで、ベースのきくちゃんだけ静岡出身なんだけど、そのきくちゃんともすっかり顔なじみで、なんだかもう三人とも同級生みたいな感じ。ここ数年は全国あちこちでライブをやっていて、今回は3月9日に行われた横浜のTHUMBS UPでのライブを皮切りに、静岡や大阪を経て九州各地を巡り、この長崎ライブが終わった後は再び関門橋を渡り山口へ。5月3日の大阪までライブツアーは続きます。そんな彼らのテーマは『人生は修学旅行』。結成から間もなく10年が経とうとしていますが、彼らの夢は今も消えることなく、彼らとともに楽しい旅を続けています

りぶさんのライブにはいつも高校時代の同級生が集まるのですが、結成当時からりぶさんを応援し続けてきたこの仲間達といると、その時ばかりは気持ちが10歳くらい若返って、ついつい昔のノリで飲んじゃいます(笑)。多分おじいちゃんおばあちゃんになっても、ずっとこんな感じなんだろうなぁ。この仲間達との縁は絶対に切れないと思う。もともと仲が良かったメンバーではあるけれど、今やこの縁はりぶさんが繋いでくれているとも言えます。こんな機会がないとなかなか集まれないですしね。人の縁って言うのは人が繋いでくれるものなんだなぁって改めて感じました。けんぢまん、江口君、きくちゃん、あなた達はとても貴重な存在ですよ。みんなの夢をのせて、これからもずっと修学旅行を続けてくださいね

 

りぶさんはこれまでに3枚のアルバムを出しています。もしよかったらお手に取って聴いてみてください元気になったり、勇気をもらったり、カレーが食べたくなったりする(←いや、ホントに!)楽しい楽曲が盛りだくさんですよどうぞよろしくお願いします

りぶさんのHPはコチラ


りぶさん 俺達のエナジー

2009年08月25日 | うたとことばのお話

音楽にはすごいチカラがあると思う。

それを聴いた人に元気や勇気を与えることができるからだ。

辛く苦しい時、「この曲に支えられた」っていう人も少なくない。

音楽とは、人を前向きな気持ちにさせてくれる魔法のようなもの。

その中には曲を作る人の思いとエナジーがぎっしりと詰まっている。

 

私にはそんな魔法のような音楽を作っている友達がいる。

小学校の時からの同級生で、現在横浜を中心に活動している『りぶさん』のボーカル江口くんとギタリストけんじくん。

ベースのきくちゃんは静岡県出身だけど、2人とは息がぴったりで、まるで幼馴染かのよう。

 

8月7日に長崎のオハナカフェでライブがあり、久々に彼らの歌声を聴きに行った。

ユーモアあふれる曲から人への感謝の気持ちを綴った曲まで、彼らの持ち味がたっぷりと盛り込まれたステキなライブだった。

ボブ・ディランの『風に吹かれて』やジョン・レノンの『イマジン』も歌われ、8月9日の原爆の日を前に反戦の思いを強くした。

 

 

ただ今ニューアルバムを引っ提げて全国行脚中の彼ら。

どうか彼らの思いとエナジーがたくさんの人たちに届きますように!

ニューアルバム『俺たちのエナジー』、よかったら聴いてみてください

 

ちなみに東長崎のTUTAYAではこんなことになってるらしいですけんぢまん日記


私の生き方

2009年07月11日 | うたとことばのお話

今日は佐賀県の嬉野町で西山善克さんという方にとてもステキな言葉をいただきました。

美 世

毎日の中の 色々を 全部を
プラスに チャンスに
糧に 笑顔に
幸せに変えてゆける人 美世。

その輝きが
世界を照らしている。

そのままの歩みで
ずっと ずっと。

西山さんは私の名前と私の目を一瞬見ただけで、まっさらな屏風にさらさらと言葉を綴り始め、あっという間に一枚の作品を完成させました。そこに収められた言葉の中には、私がこうありたいと願い続けてきた理想の自分がしっかりと具現化されていて、それを見たとき、私は驚くと同時に感動で胸がいっぱいになり、気が付くと目には涙が溢れていました。私にはとてもとてももったいない言葉だけど、「そのままの自分で大丈夫だよ」って背中を押してもらえたような気がしてとても嬉しかったです。

生きていると本当に色んなことがあるけれど、

それらを全部正面から受け止めて、

たくさん悩んで、たくさん笑って、そしてたくさん楽しんで、

一歩ずつ、一歩ずつ、前に進んでいこう。

やっぱり私の生き方はこれだなと改めて実感させてくれた西山さん。本当にありがとうございました。西山さんは現在佐賀県を拠点にいろいろな場所に赴いて書き下ろしのイベントをされています。興味のある方はコチラを覗いてみてくださいね!→『よしやん感動日記3 ~虹色日和~』 最後に西山さんのもとへ導いてくれた友達michikoに感謝!本当にありがとう。私はいい友人に恵まれてとっても幸せです どうか明日もいい一日でありますように!


短い一生で…

2009年05月19日 | うたとことばのお話

                    キク科オニタビラコ

先日NHKのとある番組で紹介されていた写真家星野道夫さんの言葉。 

 「短い一生で 心魅かれることに多くは出合わない もし見つけたら 大切に…… 大切に……」

人は誰でも何かひとつは無性に心魅かれるものを持っていると思う。私にとってそれは野に咲く花々とそれを育む自然。誰かと一緒に歩いていても、相手には見えていない小さな草花が私には見えていることがよくあるし、車を運転していても、歩く速さの何倍ものスピードの中で、自然の中に息づく命の輝きにふと振り返ることがある。まるで彼らの「ここにいるよ」っていう声に応えるみたいに。皆さんには何か心魅かれるものがありますか?もしそれを持っているのなら、どうか大切に…大切に…。

ではでは、最近私が心魅かれた花達をちょっとだけ紹介します

ベンケイソウ科マンネングサ

スイカズラ科オオデマリ

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ

ムラサキ科キュウリグサ



キンポウゲ科キツネノボタン

キク科ノアザミ。

キク科ハハコグサ

今日もいろんな花達に出合えて幸せなkero-keroなのでした さて、明日はどんな花に出合えるかな?


雪に願いを

2008年12月24日 | うたとことばのお話


(とある保育園の園庭に飾られたクリスマスツリー)

今日はクリスマスイブ。本来クリスマスとはキリストの誕生を祝うものだけど、キリスト教国でない日本ではそうとも限らない。

クリスマスが近づいてくると、街はイルミネーションに彩られ、あちらこちらに様々な風貌をしたサンタクロースが現れる。所々に巨大なクリスマスツリーが出現し、夜になるとカラフルな電飾が灯され、冷たい夜をあたたかく照らしてくれる。いつもとは少し違う、そんな街の雰囲気が私は好きだ。

クリスマスの過ごし方は人それぞれで、大切な人と2人きりで過ごす人もいるだろうし、家族や友人達とパーティーを開いて賑やかなひと時を過ごす人もいるだろう。誰かに想いを寄せながら、切ない夜を過ごす人もいるかも知れない。あるいは日常と変わらない生活を送る人もいるかも知れない。

私にとってクリスマスは幼い頃からちょっと特別な日だった。小さい頃は家族みんなで食卓を囲み、いつもよりちょっと豪華な夕食とケーキを食べるのがとても楽しみだった。サンタクロースの存在を信じていたから、家に煙突がないのを真剣に心配していたし、イブの夜はいつどこからサンタクロースが現れるのかとそわそわしてなかなか寝付けなかった。でも毎年朝目が覚めると枕元にプレゼントが置いてあったので、「最近は煙突の無い家も多いから、きっと別の所から入ってきてるんだ」と本気で思っていた。とにかく12月になるとその日が来るのがとても待ち遠しかった。

中学生になるとサンタクロースの存在は消え、男の子からデートに誘われるようになった。初めてのデートはグラバー園で、すごく寒くて2人でぶるぶる震えながら南山手周辺を歩いたのを覚えている。その男の子とは手を繋ぐことさえなかったが、記念すべき初デートもクリスマスだった。大人になるにつれて家族と過ごすよりも他の誰かと過ごすことが多くなっていったが、やはりちょっと特別な日であることに変わりはなかった。

当日もさることながら、クリスマスを迎えるまでの時間もちょっと特別だ。大切な人のことを想いながらプレゼントを用意したり、その人が喜ぶような演出を考えたりする時間は、人の心を優しく、そして豊かにしてくれるような気がするからだ。その間はもはや「キリストの誕生」という言葉は頭になく、その代わりに大切な人が喜ぶ顔ばかりが頭に浮かんだりするのだが、それはまさに「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」というキリストの教えを実践しているようにも思う。

自分中心ではなく、相手のことを思いやり、敬い、その人の存在に感謝すること。自分のためではなく、相手のために生きること、または生きようとすること。そう思える人がいるということはとても幸せなことだと思うし、多分人はそうやってお互いに支え合いながら生きているのだと思う。その相手は両親かも知れないし、子どもかもしれない。大切な友達や恋人かも知れないし、長年生活を共にしてきた夫や妻かもしれない。そばにいることが当たり前になってしまうと、つい相手のことを思いやることを忘れがちだけど、今の私にとってクリスマスはそれを思い出させてくれる大切な日だ。

 

みなさんはどんなクリスマスを過ごしますか?願わくば身近にいる大切な人達の存在に感謝し、その気持ちを表現する一日であってほしいと思います。最後に槇原敬之さんの『雪に願いを』の歌詞から、私が好きな箇所を抜粋して紹介します。

 

”クリスチャンでもないのに”

そう思っていたけれど

クリスマスは優しい気持ちになるための日だね

 

今頃どうしてるのか

僕にはわからないけど

今君が元気でいるなら

それでうれしいよ

 

"I wish you a Merry Christmas"

例えば一人の夜でも

君のことを思ってる人は

必ずいるから

 

TWINKLE TWINKLE LITTLE WHITE SNOW

サンタが忙しい夜

みんなに素敵な

笑顔つもりますように

 

ではでは皆さん、どうか素敵なクリスマスをお過ごしください 


Imagine / John Lennon

2008年08月30日 | うたとことばのお話

Imagine there's no countries 想像してごらん、国なんて存在しないと

It isn't hard to do 難しいことではないよ

Nothing to kill or die for 殺す理由も死ぬ理由もないんだ

And no religion too 宗教なんてものもない

Imagine all the people 想像してごらん、全ての人々が

Living life in peace... 平和に暮らしていることを

平和の祭典オリンピックは閉幕しましたが、世界各地では今も悲しい戦争が続いています。この世の中から戦火が絶えることがないのはどうしてだろう?なぜ人間同士が殺しあわなければいけないんだろう?被爆地長崎に生まれた私は、小学校から毎年原爆が投下された8月9日にあわせて平和教育を受けてきたため、戦争と平和について考えることが多かった。そして今も考え続けている。あのたった二発の核兵器によって何の罪もない何十万人もの人々が一瞬にして命を落とし、63年経った今もその後遺症に苦しんでいる人がいるというのに、世界中にある核兵器は増え続ける一方。なぜ?

先日、日本のNGOに所属しアフガニスタンで農業技術支援を行っていた伊藤和也さん(31歳)が現地で拉致され殺害された。5年間アフガニスタンの復興支援に努めた伊藤さんは、現地の人たちにとても慕われていたという。伊藤さんといい、ビルマ(ミャンマー)で殺害されたジャーナリストの長井健二さんといい、世界の垣根を取り払って、平和な世界の実現のために尽力してきたすばらしい人達だったのに、こんな形で命を失ってしまうなんて…。とても悔やまれてなりません。

人種、宗教、国、性別、さまざまな「違い」が争いを引き起こす。みんな違って当たり前なのに、肌の色や習慣や言葉が違ったりするだけで、相手のことを異質なものだと思いがち。誤解や偏見というものはそんなところから生まれてくるように思う。

まずは「違い」を認めることから始めよう。そしてその「違い」を楽しみ、尊重できる人になろう。いつか世界中の人たちが平和に暮らせる日が来ることを想像しながら。


キセキ / GReeeeN

2008年08月28日 | うたとことばのお話

単純にいい歌だなって思う。

アリガトウや Ah 愛してるじゃまだ足りないけど

せめて言わせて 「幸せです」と

ってところが好き。「アリガトウ」をたくさん交し合えたら、それはきっと「愛」に繋がって、その中で感じるものが「幸せ」なんだと思う。家族愛、親子愛、夫婦愛、兄弟愛、人類愛、同姓愛、世の中にはいろんな「愛」があるけど、全ては相手に感謝することから始まるんじゃないかな。だとしたら「アリガトウ」はとってもステキな言葉。「愛してる」はなかなか口に出しにくいけど、「アリガトウ」なら言えるはず。だから身近な人にこそ「アリガトウ」をちゃんと伝えたい。それが「幸せ」への第一歩だと思うから。