先日、島友達のkaoriちゃんに誘われて、ひまわり畑を見に行ってきました
ここは五島市野々切町のとある場所。花は小さく、背丈もそんなに高くはありませんが、このうだるような暑さの中、ひとつとして頭を垂れることもなく、みんなまっすぐに上を向いて、しっかりとそれぞれの花を咲かせていました。
ひまわりを見ると、今は亡きある友人のことを思い出します。小学校から高校まで同じ学び舎で過ごしたその友人は、30歳という若さで短い生涯に幕を閉じました。長い間癌という恐ろしい病魔と闘いながらも、決してその現実から目を背けることなく、最後の最後まで前向きに生きた彼女は、まさにこの満開のひまわりのような人でした。その友人が中学を卒業するときに、私のサイン帳にこんな言葉を残してくれました。
どんなときも どんなときも
「君」が「君」らしくあるために
好きなものは好きと言える気持ちだきしめてたい
そしていつかだれかを愛し、その人をまもれるつよさを
自分の力にかえてゆけるように。
いわずと知れた槇原敬之さんの『どんなときも。』の歌詞の一部ですが、「僕」のところが「君」に変えてあります。今年のお正月に帰省した際、たまたま母が「こんなものが見つかったよ」って渡してくれて、それまでこのサイン帳の存在すら忘れてかけてたけど、彼女からの言葉が大切なことを思い出させてくれました。
いつも自分らしく。
自分が信じた道なら、きっとどんな道でも後悔はしないはず。
私もしっかりと前を向いて歩いていこう。
ひまわりのようなあなたみたいに。
色鮮やかな蓮の花。作り物みたいですけど本物ですよー!
最近このブログによく登場する私の祖母(83歳)。母の話によると、祖母は近頃私が帰ってくるのを心待ちにしているらしい。というのも、お散歩好きの祖母は、これまたお散歩好きの私を誘って、いろんな場所に連れて行ってもらえるのを楽しみにしているというのです。小さい頃は逆によくお散歩に連れて行ってもらっていたので、今度は私がお返ししなければ!
というわけで、この日も朝から「蓮ば見に行かん?」と祖母に誘われ、2人で唐比の蓮園へ。実家のある諫早からは車で20~30分ほどで到着しました
私はここの蓮を何度か見に来たことがあったのですが、祖母は初めてだったようで、その広さに大変驚いていた様子でした。可憐な睡蓮の花もたくさん咲いていて、カエルが乗っていそうな葉っぱが水面にたくさん浮かんでいました
一口に『蓮』と言ってもいろんな種類があって、左の白い蓮は『王子蓮』、真ん中のピンク色の蓮は『茶碗蓮』というそうです。他にも数多くの種類の蓮が植えられているのですが、種類ごとに分けられていて、しかもちゃんと名札が付いているので、とっても興味深く見物することができました 天に向かってまっすぐ伸びた茎の先にある今にもはじけそうなつぼみも、凛としていてとても美しかったです
蓮の花が落ちると、こうして種子の部分だけが残ります。祖母が「実も食べれるとよ」って言ってましたけど、ほんまかいな~!?
しかしこの日は暑かった 例年より二週間も早く梅雨が明けたお陰で、7月最初の週末だったにも関わらず真夏日といった感じでした。普段アイスなどの冷たいものはあまり口にしない祖母も、「つんたかとば食べんね?(冷たいものを食べない?)」と言って私の分まで100円アイスを買ってきてくれました。いやぁー、あれは生き返ったね!ごちそうさまでしたっ
この日はお祭りの初日ということもあって、まだつぼみの方が多かったのですが、きっと今頃数々の蓮達が大輪の花を咲かせていることでしょう 天気が良ければ雲仙もはっきり見えて、ロケーションも抜群です 一見の価値ありですよ~!機会があれば私ももう一度見に行ってみようと思います
ちなみに、この蓮園に入るのに料金は必要ありませんが、管理費として一人100円支払うことになっているようなので、この看板を見つけたら100円玉を投入しましょう!来年もきれいな蓮の花を見ることができますように