先日、西海市にある大島町へ行ってきました 実はここ大島でお仕事の話をいただきまして、その面談のために久々に大島に足を踏み入れたのでした。面談はお昼までに無事終了。その日はとってもお天気がよかったので、まっすぐ帰るのはもったいないなと思い、ちょっとだけ島内を観光してきました
大島町は人口約6000人、面積約13平方kmの小さな島で、現在は大島大橋(通行料300円)で本土と繋がっており、車で渡ることができます。2005年には大瀬戸町・西彼町・西海町・崎戸町と合併して西海市となり、西海市大島町となりました。最近注目されている大島トマトはとても甘くて美味しいと評判で、それを目当てに島を訪れる人も年々増えているそうです そんな大島で、ちょっと変わった展望台を見つけちゃいました。
大島に渡ったことがある人なら分かると思いますが、崎戸島へ向かう道路から山の方へ目をやると、二つの展望台らしき建造物を見つけることができます。それらを目指し車で山を上って行くと、百合岳公園という緑豊かな公園にたどり着きました。
その百合岳公園の中にあったのがこちらの展望台。真っ白で、まるで巻貝のような形をしています
展望台があるからには頂上まで上ってみなければ ちょっとワクワクしながら、らせん状の階段をくるくると上って行くと・・・
ん?行き止まり と思いきや、上からは太陽の光が差し込んでいます。ということは、ここものぼれってこと 学校やアパートの屋上に出る上り口がこんな風になってたけど、こんな展望台は初めて。さらに上があるからにはのぼってみないと気が済まない私は、自分が三十路の女性であることも忘れて、両手両足を使って頂上までのぼってみました。すると…
そこに広がっていたのは、大島を取り巻く美しい海と、天高く広がる秋の青空 あ~きれい。やっぱり私、島の景色が好きだなぁ。展望台からの景色を眺めていると、3月まで住んでいた五島の景色と大島の景色が重なって、五島の友人達のことが懐かしく思い出されました。みんな、元気にしてるかなぁ。
巻貝型の展望台を制覇したあとは、もうひとつ気になっていた建造物を目指し、森の中へ。神社の鳥居をくぐってしばらく歩いていくと…
何やら変わった形のモニュメントを発見 タイトルは『星のなる木(STAR-BEARING TREE)』とあります
このモニュメントの作者は新宮晋(しんぐうすすむ)さんといって、風や水で動く彫刻で世界的にも有名な彫刻家で、大島造船所の創業者である故南景樹相談役を偲び、「誠実」・「度量」・「勤勉」・「勇気」・「判断」・「友情」・「機知」の七つの心を人生航路の灯りに喩えて「七燈」をイメージして、平成5年に町民の浄財によって製作されたのだとか。風が吹くといろんな部分がくるくると動いて、常にその形を変えていたのには驚きました。大島には大島醸造という造り酒屋もあり、そこではこのモニュメントにちなんだ『星のなる木』という焼酎も造られているそうです。限定商品だそうでめったに手に入りそうにありませんが、一度は飲んでみたいものです
しかしこの大島という小さな島、調べれば調べるほど興味深いものが出てきそうな予感。これからまたボチボチと島の隅々まで探検してみたいと思います お楽しみに~