今年から始まった5月のゴールデンウィークならぬ9月のシルバーウィーク。皆さんはどんな休日を過ごしましたか?私はというと、旦那さんは出張で不在、特に予定もなし、という悲しい休日になりそうでしたが、タイミングよく五島から友人yokoが小学校3年生の息子shotaと二人で遊びに来てくれたので、私も雲仙へ同行させてもらうことにしました。この日のkero-keroツアープランは以下の通りです
10:00 佐世保駅前出発 → 諫早にある『草ぶき』でお昼ごはん → 雲仙地獄めぐり → 小地獄温泉で入浴 → 仁田峠循環道路 → 17:00 諫早駅到着
まずは、前日に佐世保パールシーリゾート内に今年7月にオープンしたばかりの海きららを訪れ、そのまま佐世保に宿泊していた二人を迎えに、10:00頃佐世保駅前へ。そのまま佐世保みなとICから大塔ICまで西九州道にのり、その後は下道を通って東そのぎICから再び高速道路にのり、諫早ICで下りて雲仙を目指しました。ETCが付いているので高速道路の通行料は全部で500円。半額ってやっぱり嬉しいですね~♪
ちょうどお昼頃、諫早市森山町にある麺処『草ぶき』に到着!佐世保からノンストップだったのでご飯を食べてちょっと一休み。さて、雲仙までもうひとっ走りするぞ~
ご飯を食べてからは小浜経由で雲仙へ。平日は静かな雲仙の温泉街も、さすがに大型連休中とあって辺りは観光客で賑わっていました。そのため、雲仙地獄の近くにある駐車場はどこもいっぱいで車を停められそうになかったので、少し離れた有料駐車場(一日410円)に車を止めて、地獄まで歩いて行くことに。するとその途中にちょっと変わったお店を発見!
その名も『おもちゃ博物館』。うわ~、なんだかおもしろそう!小学校の通学路にあった駄菓子屋さんを思い出させる懐かしい雰囲気に心惹かれ、ちょっと寄り道しちゃいました 中に入ると小さい頃によく食べた駄菓子やふる~いおもちゃがズラリ!私たちの世代よりもう一世代前に流行ったおもちゃが多かったようですが、現代っ子のshotaも昔のおもちゃを楽しんでいるようでした。2階がおもちゃの博物館になっていて、昭和20年代から現代にかけてのおもちゃが2000点ほど展示されているとのことでしたが、今回はお土産だけ買っていよいよ地獄めぐりへ。
こちらは地獄の入り口にある温泉神社。私が高校生の頃、学校の机と椅子を隣にある旅館に持ち込み、朝から晩までひたすら机に向かって勉強する『雲仙合宿』という行事があったのですが、毎朝ここでラジオ体操をしてから散歩がてら地獄めぐりをしていたのを思い出します。私はあまり優等生ではなかったので、先生の目を盗んでは居眠りばっかりしてましたけどね~
雲仙の地獄めぐりは初めてという二人。温泉神社の鳥居をくぐり、いざ雲仙地獄へ!
あ~、これこれ!鼻を突く強烈な硫黄のにおいと、もくもくと立ち上る大量の湯煙。これが雲仙地獄です
shotaが私たち二人の写真を撮ってくれました。なかなか上手だねぇ
お~っ!沸いてる沸いてる!!もちろん地獄に手を入れることはできないけど、耳をそばだてなくても聞こえてくる「グツグツグツグツ…」という音がその猛烈な熱さを物語っています。
地獄めぐりのあとは温泉に浸かって一休み。ここ小地獄温泉館は温泉街からちょっと離れた場所にあるのですが、雲仙温泉随一の天然のにごり湯とされ、400円(子どもは200円)で入ることができます。シャンプーなどのアメニティは充実していませんが、ホテルや旅館の立ち寄り入浴はだいたい1000円くらいするので、「とにかく雲仙温泉の源泉に浸かりたい!」という方にはオススメですよ~
さて、お次は「火山を見たい!」というshotaのご希望にお応えすべく、仁田峠循環道路へ。嬉しいことに、以前は770円も取られていた通行料が、なんと無料になっていました 今年4月から無料化されたそうです。これはありがたい!以前の料金所を通過し、一方通行の循環道路をくねくねと上っていくと、仁田峠の手前にちょっとした展望台があります。ここから見えるのは、1990~1995年にかけての火山活動により形成された平成新山と雲仙の主峰である普賢岳。
大分緑に覆われてきましたが、火砕流の跡が今もなおはっきりと残る普賢岳の姿に、火山を初めて目の当たりにしたshotaは大興奮!その姿を展望台に設置してある双眼鏡でなんとも興味深そうに眺めていました
その後仁田峠まで行き、間近に普賢岳を眺めてから雲仙を後にしたのですが、帰りは行きと同じ道を辿らず、国見町経由で帰ることに。いつもはあまり通らない農道を走っていると、途中瑞穂町付近で手作り感たっぷりの『さんめんわら』と書かれた展望台を発見!
展望台の造りはイマイチだったけど、ここから見える棚田の風景は絶景でした こんな場所があったなんて知らなかったなぁ。
黄金色に染まる棚田の風景にしばし見とれて…と思いきや、さっさと車に乗り込んでしまったshota。どうやら一日中はしゃぎすぎて疲れていたようです。ここから諫早駅までずーっと爆睡してました(笑)。 この日は長崎駅の近くに宿泊するという二人を諫早駅で見送り、そのまま私は諫早の実家へ。yokoもshotaも初めての雲仙を楽しんでくれたようだし、私もまた新しい発見がいくつもあったし、本当に楽しかったです yoko、shota、またゆっくり遊びに来てね♪ 待ってるよ~