I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

洒落陶(しゃれとう)

2007年06月27日 | 陶磁器のお話

                    外観もステキなお店、その名も『洒落陶』!

ノリタケショップに行った帰りにちょっと寄り道しちゃいました

                   

ここは佐賀県有田町と長崎県波佐見町のちょうど境目にある雑貨屋さん『洒落陶(しゃれとう)』。波佐見・有田インターのすぐ目の前にあるkero-keroお気に入りの雑貨屋さんです

                   

店内には有田焼や波佐見焼をはじめ、日本手ぬぐいや竹細工の製品などステキな和雑貨がきれいにディスプレイされています

                   

お店の商品を眺めていると、店員さんが麦茶を出して下さいました。こういう心遣いって嬉しいですよね!ゆっくりとした時間を過ごして欲しいというお店の方の思いが伝わってくるようです

                   

こちらはお店の奥にあるアウトレットコーナー。日本各地の百貨店に出荷されている商品がズラリと並んでいます。なんと価格はすべて値札の半額

                   

しかも前から欲しかった波佐見町中尾山にある陶房『青』の蕎麦猪口を発見しちゃいました!今までちょっと高くて買うのをためらっていましたが、「これはチャンス!」と思い、半額の900円で2個ゲット 蕎麦猪口以外にも、こうしてヨーグルトを入れたり、お湯のみとしても使えますよ~

                   

この器がなぜアウトレットなのかというと、ココ!これだけで規格外になっちゃうんですね~。でも器としては申し分なし!お気に入りの器を手に入れることができて、満足なkero-keroなのでした 

皆さんも『洒落陶』でお気に入りの器を探してみませんか?西九州自動車道波佐見・有田インターの目の前でーす

 

洒落陶(しゃれとう)

所在地 : 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙775-7
電  話 : 0955-42-2777
営  業 : 10:00~18:00
定休日 : 第3土曜日
駐車場 : 有り


ノリタケショップでお買い物!

2007年06月26日 | いろんなお話

                    雨でもめげませーん

久々にyokoママと一緒に伊万里にあるノリタケ(ノリタケについてはコチラ→『ノリタケ食器公式オンラインショップ』)の工場に行ってきました!

工場の敷地内には、ノリタケのアウトレット商品を常に安価で購入できるショップがあるのですが、年に数回売り出し期間があり、その間はさらに2割引でノリタケのテーブルウェアを手に入れることができるのです。11時と15時にはオークションが行われ、限られた商品ではありますが、かなり破格の値段で購入することができるんですよ!伊万里まで行くガソリン代と手間を計算に入れてもかなりお買い得です

                   

この日は売り出し期間(今回は6月16~18日でした)の最終日だったので、お客さんもやや少なめ。土日はとてもたくさんの人で賑わうそうです。ここに陳列されたテーブルウェアはぜ~んぶアウトレット商品なんですよ~

                   

私のお気に入りは、シダの模様が入ったこちらのグラン・ヴェールシリーズ。前回はディナー皿を2枚とカップ&ソーサーを二客購入したのですが(→『秋色のティーコジー&ティーマット』)、今回はヒトツバとコシダの付いたデザート皿を購入しました 一枚1260円を2割引でゲット!規格外ではありますけど、普段使うのには何ら支障はありません。

                   

オークションでは、23cmの白い角皿と、賀茂茄子の絵柄の付いた19cmの角皿(京香旬彩シリーズ)をそれぞれ1000円でゲット!これらのお皿に見合ったお食事を作らなければと日々のご飯作りにも気合いが入ります …って料理の腕がまだまだ追いついていませんけどね~

見るだけでも楽しいノリタケショップ。好きなものをちょっとずつ集めていくのって楽しいな。また売り出しの時には伊万里まで出掛けていきたいkero-keroなのでした 

 

ノリタケショップ

所在地 : 佐賀県伊万里市東山代町長浜120-3
駐車場 : 有り


松尾家滞在記3 ~新メンバー登場!編~

2007年06月23日 | いろんなお話

                    今日も一日雨……と思いきや!?

晴れ男の登場です!

当初の予定では、就労実習の最終日に引き上げようと思っていたのですが、ある人物から「ぜひ松尾家で畑仕事を手伝いたい!」との申し出があり、一日延泊して彼が到着するのを待つことにしました。その人物とは、先日hiroponと突然福江島にやってきた(→『GW前半 突然の来客』)carryです!

                   

彼らとは同い年であり、自然と戯れるのが好きという最大の共通点があることから、初対面でありながら、一晩でみごとに意気投合。その後も時折情報交換をしながら付き合いが続いていたのです。島内を案内しながら、松尾家の話もしていたので、いつか連れて行こうとは思っていたのですが、まさかこんなに早く実現するとは!

        

朝8時半にcarryと合流し、この日は上のトウモロコシ畑の狸よけの柵とカラスよけのてぐすを張る作業をすることになりました。竹の杭を打ったり、余計な枝をはらったりと、carrryも大活躍!「4人でやると仕事が早い!」とお父さんも大喜びです 多分初めてだったと思うけど、carryの鉈使いもなかなか板に付いていましたよ~

                 
こちらが松尾家のトウモロコシ。どうか今年もたくさん収穫できますように!!

                   

山を下りる途中で、お父さんがcarryに見せたいと行って立ち寄ったのは、竹の骨組みで作った車庫とこちらの炭窯。もちろん、お父さんの手作りです!なんだか遺跡みたいですよね~

                   

夏場は炭は焼かないそうなので、初めて中に入らせてもらいました。天井をドーム状にするのにとても手間と時間がかかったのだそうです。

        

窯の中で解説中のお父さん。なんだかとっても嬉しそう!自分で工夫して身近にあるものや廃材を使ってなんでも作ってしまうお父さんの話に、carryも興味津々のようでした。

                   

お昼はお父さん自慢の石窯で焼いたピザとお母さんが作ってくれたインドカレー。お母さんがピザの具にしめ鯖を焼いたものをのせてくれたのですが、アンチョビみたいでとても美味しかったですよー 皆さんもぜひお試しあれ!ココナッツミルクを使ったインドカレーも、食べた瞬間はココナッツの甘みを少し感じるのですが、後からくるピリッとした辛さが効いていてGOODでした

                 

松尾ファミリーに新メンバーとして加わったcaryy。松尾夫妻とも意気投合していたようなので、今後は時折松尾家を訪れ、ステキな体験をたくさんすることになるでしょう。松尾家四女のリンちゃんにも気に入られていたようだしね!

今回の松尾家滞在記はこれでおしまい。今年は秋の収穫にも招集がかかる予定です。今度はどんなお手伝いができるのか、今から楽しみなkero-keroなのでした

松尾家滞在記 完


松尾家滞在記2 ~松尾家流編~

2007年06月22日 | いろんなお話

                    ピーターラビットが食べてそうなとれたてのニンジン達

松尾家の野菜達はすべて有機肥料で作られています。よって農薬や化学肥料は一切使われていません。畑に生えた雑草は土の養分をたくさん吸収しているため、できるだけ乾燥させた後、燃やして灰にしたものを土に混ぜます。生ゴミも同様に「ゴミ」として捨てることはありません。

                   

だしを取った後の煮干しは、薫製にしてから畑にまきます。こうしておくとネコに食べられることがないのだとか。土に返るものは上手に土に返す。それが松尾家流なのです!

                   

サラダ菜に似たレタスに、

                   

ツヤツヤのらっきょう。

 

そして黄色いズッキーニ。ズッキーニの花って初めて見ました

                 

ナスの花も咲いていましたよ 他にもミックスレタス、サトイモ、トウモロコシ、ミニニンジン、トマト、ピーマン、ダイコン、ワイルドストロベリーなどなど、松尾家で栽培している野菜は決して量は多くないけれど、種類がとても豊富で、スーパーでは見ることのない珍しい野菜もたくさんあります。量よりも、需要のある美味しい野菜を丁寧に育て、できるだけ地元の消費者に提供する。これもまた松尾家流のやり方なのです。このやり方は「日本の農業は国土の広い諸外国と量で勝負しても絶対に勝てない、日本は狭い農地でそれぞれの風土にあった多種多様な野菜を栽培し、地産地消を進めていくことによって食料の自給力を上げていくべきだ」というご夫妻の揺るぎない考え方に基づいているのです。確かに少量であれば農薬をあまり使うこともないし、地元で育ったものを地元で食べれば、運送会社にはちょっと痛手かも知れませんが、安全で新鮮な野菜を比較的安く手に入れることができます。ここには松尾家が考える理想の農業の縮図があるのです。

                   

今年はカキの当たり年らしく、青々とした未熟なカキの実がたくさんなっていました。カキの赤ちゃんですよー。カワイイなぁ

        

野菜ばかりでなく花も生き生きと育っています。左は…なんだったかな?右はカンナの花です。

 

梅雨の代名詞と言えばアジサイ。アジサイの花には雨露がよく似合いますね

 

あまり見たことのない花も咲いていましたよ。お母さんに名前を聞いたんですけど、忘れちゃいました ご存じの方は教えて下さい!菖蒲の花も見事でした 

         

こちらはドクダミソウの花。野草も元気よく咲き誇っています。

                   

ツワの葉っぱにかかっていた蜘蛛の巣に、雨の滴が引っかかって、宝石のようにキラキラと輝いていました 家主はどこかへ避難中かな

                   

それにしても雨の日って何でこんなに緑がきれいなんでしょう。葉っぱ達も我々カエルのように天然のシャワーを浴びて気持ちが良くて喜んでいるのかしら?梅雨に入ると一日中ジメジメしてウンザリすることもしばしばですが、これも大切な自然の恵み。文句を言わずに感謝しましょう!…と自分に言い聞かせているkero-keroなのでした

                   

皆さんも松尾家流で育った野菜を食べてみませんか?食べてみたい方は野母崎の水仙の里公園内にあるふれあい市場を覗いてみて下さい。よろしくお願いしまーす

 

ふれあい市場

所在地 : 長崎市野母町568-1(水仙の里公園内)
電  話 : 095-893-2111
営  業 : 7:00~15:00
定休日 : 火曜日・水曜日

松尾家滞在記はもうちょっと続きます


松尾家滞在記1 ~就労実習編~

2007年06月21日 | いろんなお話

                    先生の手から生徒の手へ

6月12日~16日の5日間、野母崎のステキな農家、松尾家に滞在してきました!

松尾ファミリーと知り合って早4年(くらい?)。昨年は5月末からに一週間ほど滞在し(→『松尾家滞在記』)、1年で最も忙しいという枇杷の収穫のお手伝いをさせて頂いたのですが、今年は去年の台風13号による塩害で、枇杷の収穫量が例年の十分の一程度だったこともあり、kero-keroの出番はなし…。と思いきや!今年は松尾家で養護学校の就労実習を受け入れることになり、初めての経験の上、人手も足りないということで、昨年に引き続き、めでたく私の出番がやってきました!

就労実習は13日~15日の3日間。中学部の8人の生徒さん達と4人の先生方が毎朝バスで松尾家を訪れ、午前中は10時~12時まで、午後は13時から13時30分まで、松尾家で農作業を体験します。ちょうど長崎の梅雨入りと重なり、3日間ともほぼ曇りまたは雨だったので、作業のほとんどは屋内で行うことになりました

                   

1日目はタマネギをピッタリ2㎏計って、ヒモと一緒に編み込んで、作業場の天井に吊す作業をしました。チョット難しかったようだけど、私たちと先生で補助をしながらなんとか完成 最初から作業に入ってしまったので、まずは三つ編みの練習から始めた方がよかったかもと後で反省しました。午後からは雨が上がった隙を見て畑の草むしりもしましたよ。

                   

2日目は私たちが前日に山に入って採ってきたハチクの皮むきと、薪で火を熾して釜で湯がく作業をしました。今年は60年に1度咲くといわれる竹の花が咲いていたせいか(竹は花を咲かせると一斉に枯れてしまうのです)、ハチクの数がすごく少なかったです。毎年同じように収穫できないのも農業の難しさですね。

                 

火吹き竹の扱いは実に見事でした!どんどん火力が上がっていきます。

                   

沸騰したお湯にぬかとトウガラシを入れ、そこに皮を剥いたハチクを投入!お湯がはねると危ないので、鍋肌からそ~っとね。

                   

午後はニンジンを収穫して葉っぱを取り、きれいに洗う作業をしました。雨が上がって良かったね!

                   

収穫したのはミニニンジンという種類。生で食べても美味しいですヨ

                  

3日目はお父さん自慢の石窯で焼くピザ作り体験と作業場の掃除などをやりました。ピザを最初から全部作ろうと思うと時間が足りないので、前日にお父さんが生地をこね、私がその生地をのばし、石窯で8枚分下焼きして、トッピングするだけにしておきました。生徒さん達も生地をのばす作業ができるように、4つだけ生地を残しておきます。

                   

こちらは生地をのばす作業をしているところ。打ち粉をたっぷりつけてめん棒で薄~く伸ばしていきます。

                   

こちらはトッピングをしているところ。下焼きした生地に自家製のトマトソース(トマト缶を煮詰め、塩・こしょうと自家製バジルペーストで味付けをしたもの)をまんべんなく塗り、その上から好きなように材料をトッピングしていきます。

                   

今回トッピングしたのは、インゲン・トマト・タマネギ・ピーマン・ベーコン・ジャガイモ、そしてたっぷりのチーズ。う~ん、めちゃめちゃ美味しそう!

                 

雨の中、みんなで外にある石窯の前でゆっくり100秒数えながらピザが焼けるのを待ちます。一体どんな風に焼き上がっているのかしら!?みんなワクワクドキドキしながら大きな声で数えました 

「1、2、3、4、…95、96、97、98、99、…100

                    

「焼けたよー

お父さんの声と同時に、きれいに焼き上がったピザが窯から出てきました 出てきた瞬間、みんなから「うわーぁ」という歓声が上がります。だってすごく美味しそうでしょ!?美味しそうじゃなくて、本当に美味しいんです 生地を一度下焼きするのが松尾家流で、柔らかいままの生地に具をのせて焼くより、生地がパリッと仕上がるのだそうです。このパリッとした生地の食感と、盛りだくさんの具のバランスが絶妙!生徒さん達も「おいし~い!」と言いながら、次から次にパクパク食べていました。みんなで一生懸命作ったピザだから、美味しさも倍増だよね!

                 

今回初めて養護学校の生徒さん達の就労実習に参加させて頂いて気付いたことがあります。それは、彼らがとても素直で、優しくて、いつも誰かのことを思いやっているということ。話すのがちょっと苦手だったり、歩くのが少し不自由だったり、一つの作業に集中しすぎてしまったり、逆に集中できなかったりと、少しずつ『障害』というものを抱えてはいるのかも知れないけど、みんな本当に素直で明るくて、彼らと接していると、こっちまで心が優しくなって、思わず笑みがこぼれてしまうんです。何にでも積極的に取り組むし、いつもお互いに声を掛け合い、助け合っている彼らを見ていると、「いったい何をもって『障害』というのだろう?」私の中にそんな疑問さえ湧いてきました。人の悪口を言って楽しんだり、弱い者をいじめたり、心に障害を持った人はいくらでもいるというのに…。社会が彼らをありのままに受け入れることができるようになれば、世の中はもっともっと明るくて楽しい社会に生まれ変わるんじゃないかな。そんなことを思ったkero-keroなのでした。

とにもかくにも、本当に賑やかで楽しい3日間でした。彼らと知り合えたことに、また貴重な体験をさせて頂いたことに、心から感謝します!7月には学校でオープンスクールがあるとのこと。また彼らに会いに行きたいなぁ。みんな私のことを覚えているかしら!?いや、そんなことはどうでもいい。彼らがとびきりの笑顔を見せてくれさえすれば

 

松尾家滞在記はまだまだ続きます 


さなぶりは楽しい!

2007年06月11日 | 五島のお話

                    絶好の田植え日和!

週末は3つの初体験をしてきました

私が今回初めて体験したのは、田植えろくろ、そしてさなぶり。いや~、どれもこれも本当に楽しかった!これらはすべて、奥浦にある多目的施設『かたし』の皆さんが主催したイベントの中で体験できちゃったんです

まずは朝9時半から始まった田植え。この日は三枚の田んぼに稲の苗を植えるということで、藁で縛って束にした苗をそれぞれ持って一列に並び、等間隔に玉のついたロープを張れば準備OK!かけ声に合わせて玉のついた位置に手際よく苗を植えていきます。一列植えたら一歩後ろに下がってロープをずらし、また一列。これを繰り返しながら、泥の田んぼに少しずつ緑を増やしていきます

                   

これは私が履いていた田植え用の長靴。普通の長靴より薄くて柔らかく、上部にはゴムが入っていて、簡単に脱げないようになっています。普通の靴屋さんには売っていないので、わざわざJAまで行って購入しました。お値段は2790円。「コレさえあれば、田んぼの中で足がぬかるんでも大丈夫!」…と思っていたのですが!!田植えってそんなに甘くないデス 何度ぬかるみに足を取られ、長靴が脱げそうになったことか…。しかも先週バスケの練習中に捻挫した左足首が完治しておらず、さらに足をひっぱってくれたことは言うまでもありません。田植えって簡単な作業に見えるけど、かなり重労働なんですね~ ちなみに裸足の方がずいぶん動きやすそうでした。次回は裸足でやろうっと! 

                   

大人が休憩している間に、子どもたちはまだ田植えをしていない田んぼで泥遊び。めっちゃ楽しそうでしたよ。私もあと20歳若かったら、一緒に泥んこになったんだけどな~。でも女の子達はちょっとためらっているようでした

                   

泥遊びで汚れたら、川で洗えば大丈夫!すぐにきれいになっちゃいますよ でもちょっと寒そうだったなぁ 

                   

お昼はおにぎりとお煮染めが振る舞われました。外で食べるご飯ってすんごく美味しいんですよね~!大人も子どもも次々とおにぎりを頬張るので、あっという間に無くなってしまいました。お煮染めの具はハチクやフキなど山で採れたものばかり。切り干し大根も手作りのようでしたよ。本当に美味しかったです

                 

お昼からは樫ノ浦にある『温窯(はるがま)』のharuさんによる指導のもと、『かたし』でお茶碗作りを体験させて頂きました。今日植えた稲を10月に収穫し、自分で作ったお茶碗でご飯を食べようというわけです なんてステキなアイディアなんだろう!

                   

こちらは今回私が作った作品です。haruさんの丁寧なご指導により、初心者の私でもなかなかいい感じに仕上げることができましたよ 一つはお茶碗、残りの二つはサラダボールをイメージして作りました。焼き物ができるまでにはまだいくつかの工程を経なければいけませんが、これから先は焼成までharuさんにお任せです。ちなみに料金は粘土3㎏、haruさんの懇切丁寧な指導付きで、2500円。一体どんな感じに仕上がるのか、今から楽しみでなりません 

                   

子どもたちはたたら作りを体験中!子どもたちの想像力によって個性たっぷりのお皿やマグカップが次々と創り出されていきます 

                   

さて、一連のイベントの締めくくりは夜のさなぶりです 「さなぶり」とは、漢字で「早苗餐」と書き、「田植えを終えたお祝い」のことなのだそうです。『かたし』のスタッフの方々が丸一日かけて作ってくださったテーブルいっぱいのご馳走をいただきながら、みんなで田植えの労をねぎらいます

                    

後半は子どもたちの歌と踊りの披露もありました みんなノリノリでとっても可愛かったですよ~

                   

沖縄出身の方による三線の調べは、ほろ酔い気分の私にはとても心地よく、また初めて生で聴く沖縄民謡に感動してしまいました 子どもたちはますますノリノリで、みんなそれぞれの楽器を片手に踊りまくり!子どもって大人よりノリもリズム感もいいんですよね

                    

『かたし』のまわりには蛍がいるということで、さなぶりの途中子どもたちと一緒に蛍を探しに出てみました。すると満天の星空の下フワフワと宙を漂う蛍を発見!大人も子どももみんな大喜びです 毎年この時期になると幻想的な空間を生み出してくれる蛍。一匹の蛍が残す一筋の光の跡が、どれだけの人の心を癒しているのだろう。いつまでもこの光が絶えることのないように、田んぼを潤す清流を残していきたいものです。

またまたステキな自然とステキな人たちに出会うことができたkero-keroなのでした 一期一会の出会いを大切に、またこの繋がりを広げていけるように、これからちょくちょく『かたし』に顔を出したいと思います。

さあ、今週は去年に引き続き野母崎の松尾家に出張(?)です。今度はどんな出会いが待っているのやら その様子はまた追々ブログにアップしまーす

 

『かたし』(野菜・米等の直売所・井戸端会議・子どもの遊び場)

所在地 : 浦頭教会の前
営  業 : 毎週土曜日
電  話 : 0959-73-0077(山崎さん)

あこうの木治療院(『かたし』内)

内  容 : 指圧・オイルマッサージ
定休日 : 木曜日
電  話 : 0959-74-6588 (*予約制)


おめでとう!

2007年06月10日 | いろんなお話

                     Happy Wedding 

先週は幼馴染みhikkoの結婚式に出席してきました。

温厚で、穏やかで、でもすごく芯が強くて、責任感があって、

優しくて、思いやりがあって、そして頑張り屋さんのhikko。

そんな彼女がしたためたご両親への手紙や、彼女のご両親のご挨拶から、

彼女がどんなにあたたかい家庭に生まれ育ったかを改めて実感しました。

 

「たとえどんなことがあっても、私たちの愛を信じて下さい」

 

彼女が学生時代に初めて家元を離れ、不安で仕方がなかった時に、

ご両親から来た手紙の最後に書かれていた言葉。

その言葉に後押しされて、彼女は夢に向かって邁進することができたのだそうです。

自己中心的な大人が増えている昨今、

子どもの幸せを何よりも一番に考えてきたご両親のひたむきな愛情に、

心がぽかぽかと温まる思いがしたkero-keroなのでした。 

 

                 

 

さあ、次は私たち世代の番です。

両親からもらったたくさんの愛を、次の世代へ伝えていかねば!

 

とってもステキな披露宴に招待してくれたhikkoに感謝感謝。

お二人の幸せを心よりお祈りいたします。

本当におめでとう!


奈留島めぐり その2 ~奈留の名所を訪ねて~

2007年06月08日 | 五島のお話

                    高速船ニューたいよう。なかなかスマートでかっこいい船です

ご無沙汰してます しばらく忙しくてなかなか更新できず、かなり時間が経ってしまいましたが、引き続き奈留島めぐりの様子を駆け足でご紹介します

                   

高速船ニューたいようの内装はとってもきれい 座席もしっかりしていてGood!なんと薄型テレビも3台も付いていましたよ。前の方には横になれるスペースもついているので、船酔いしやすい人でも大丈夫!横になっていれば30分ほどであっという間に奈留島に到着します。

        

奈留港につきました~!ターミナルの中も白と青を基調としたシンプルなデザインで、なかなかステキ

                   

ここは奈留港から徒歩で約20分くらいのところにある奈留小学校。奈留島では、生徒数の減少に伴い、今年度から小・中・高一貫教育を始めました。奈留高校の敷地内にはユーミンの歌碑があるということなので、まずはそちらを訪ねてみることにします。

                 

この看板、めっちゃ見にくい~ 街灯やら電信柱やらが邪魔をして、なんて書いてあるのかよく見えません。これは観光客に対してちょっと不親切ですなぁ~

                   

先ほどの見えづらい看板に従ってずっと坂を上っていくと、奈留高校にたどり着きます。校門を入ってすぐのところに、例のユーミンの歌碑がありました。『瞳を閉じて』というこの曲は、30年ほど前、奈留高校の学生がユーミンに校歌を作って欲しいとラジオ番組に投稿したところ、本当にユーミンが作ってくれたもの。フォーク調なので校歌にはならなかったものの、奈留高校の愛唱歌として今も歌い継がれているのだそうです。投稿してみるもんですね~ 詳しくはコチラ!→奈留高校ホームページ

                   

次に訪れたのは、港から大串方面へ車で約20分ほどのところにある江上教会。この教会は大正7年に鉄川与助さんが手がけた木造の教会で、道路から少し入った林の中にひっそりと佇んでいます。中に入ることはできませんでしたが、コウモリ天井とステンドグラスが荘厳な雰囲気を醸し出しているのだとか。中の様子はコチラ!→江上教会

                   

こちらは皺の浦(しわのうら)にあるビーチロック。一見普通の海岸に見えますが、実際に歩いてみると、この海岸が普通の海岸ではないことに気付くのです!

 

ビーチロックとは砂や礫がセメント化して幾層にも重なったものだそうで、九州では沖縄以外にはあまり見られないそうです。このビーチロックからは縄文時代前期の土器が発見されていて、今から三千年~五千年前に形成されたものだと推測されるんですって

                   

ビーチロックのすぐ近くにあるハマジンチョウの群落地には、白く濁った池があり、しーんと静まりかえっていて、もの寂しい雰囲気が漂っています。この写真の中にハマジンチョウが写っているハズなのですが、実は私、どれがハマジンチョウなのかわかりませんでした 勉強不足です、ハイ。すみません

皺の浦へ行った後は、一旦港の方まで戻って舅ヶ島方面へ。車で約5分ほどで、奈留島ツアーの目玉である千畳敷へ辿り着きました!しかし、嵯峨島の広大な千畳敷を見ている私にとっては、こちらの千畳敷はちょっと見劣りするかな~?という感じ。また、この日はたまたま光化学スモッグが発生していたせいで、残念ながら海もきれいに見えませんでした。お天気は良かったんですけどね~

        

規模は小さいけど、岩の色や形を観察していると、次第にそのおもしろさに引き込まれていきます。長い年月を経てこのような大地が形成されたのでしょうね~

                                      

千畳敷の上には、「一体どこから来たの!?」と言いたくなるような巨大な岩がゴロゴロと転がっているし…、

                   

このように地層が崩れた跡のような場所もあります。自然のチカラって本当にスゴイですね~

                   

セルフタイマーで撮ってみたけど、間に合わなくてちょっと失敗しちゃいました でも対象物があるとだいたいの大きさが分かりますよね!ってことでお許しを…

                 

千畳敷を後にし、とってもアバウトな地図を見ながら椿原海水浴場を目指して車を走らせていると、道の途中に『城岳展望台』という文字を発見!展望台好きな私としては、発見したからには行くしかありません。目的地を変更して一路展望台を目指すことにしました。なぜか途中で案内板がなくなってしまいますが、とにかく上の方へと上っていきます。

                  

城岳展望台の駐車場に車を停めて外に出ると、なが~い階段を発見!ひたすら上っていくと…

        

ありました!こちらが城岳展望台です 双眼鏡はもちろん無料ですよ!

ここからはぐるり360度奈留島全体を見渡すことができます 遊具も揃っているので、お子さん連れで遊びに来るのもいいかも知れません 

                   

奈留島ってこんな形をしてるんですよ。入り江が多く、複雑な形をしていますよね~

                   

最後に訪れたのは宮の浜海水浴場。ここが奈留島では最もメジャーなビーチということですが、敷き詰められた板が反り返っていてちょっと危険です 

 

この日のビーチには誰もいなかったけど、夏は多くの人で賑わうのかな しかしやっぱり反り返ってブカブカに浮いてしまった敷き板が気になります。これじゃ安心して裸足で歩けそうにありません。誰かがケガをしないうちにどうにかしてもらいたいものです

                   

駆け足で紹介してきましたが、今回の奈留島めぐりはこれでおしまい。椿原海水浴場にも行きたかったのですが、城岳から下る途中で迷ってしまい、時間切れで結局辿り着くことができませんでした レンタカーだん吉号とは奈留港でお別れです。4時間半ほど借りてガソリン代込みで4750円でした。普通は満タンにして返すものですが、日曜日はスタンドが開いてないので、リッターで計算するのだそうです。だん吉くん、一日ありがとうね~

                   

帰りは16:05発(最終便)のフェリーオーシャンで45分かけてゆっくり帰りました。フェリーなので車を載せることもできますが、現地でレンタカーを借りた方が断然お安いです。みなさんもユーミンと縁のある奈留島を訪ねてみませんか?道に迷わなければ一日で十分回れますよ~

 

五島旅客船(フェリーオーシャン・ニューたいよう)
電  話 : 0959-72-8151

奈留レンタカー
所在地 : 五島市奈留町浦1817番地
電  話 : 0959-64-2148