高速船ニューたいよう。なかなかスマートでかっこいい船です
ご無沙汰してます しばらく忙しくてなかなか更新できず、かなり時間が経ってしまいましたが、引き続き奈留島めぐりの様子を駆け足でご紹介します
高速船ニューたいようの内装はとってもきれい 座席もしっかりしていてGood!なんと薄型テレビも3台も付いていましたよ。前の方には横になれるスペースもついているので、船酔いしやすい人でも大丈夫!横になっていれば30分ほどであっという間に奈留島に到着します。
奈留港につきました~!ターミナルの中も白と青を基調としたシンプルなデザインで、なかなかステキ
ここは奈留港から徒歩で約20分くらいのところにある奈留小学校。奈留島では、生徒数の減少に伴い、今年度から小・中・高一貫教育を始めました。奈留高校の敷地内にはユーミンの歌碑があるということなので、まずはそちらを訪ねてみることにします。
この看板、めっちゃ見にくい~ 街灯やら電信柱やらが邪魔をして、なんて書いてあるのかよく見えません。これは観光客に対してちょっと不親切ですなぁ~。
先ほどの見えづらい看板に従ってずっと坂を上っていくと、奈留高校にたどり着きます。校門を入ってすぐのところに、例のユーミンの歌碑がありました。『瞳を閉じて』というこの曲は、30年ほど前、奈留高校の学生がユーミンに校歌を作って欲しいとラジオ番組に投稿したところ、本当にユーミンが作ってくれたもの。フォーク調なので校歌にはならなかったものの、奈留高校の愛唱歌として今も歌い継がれているのだそうです。投稿してみるもんですね~ 詳しくはコチラ!→奈留高校ホームページ
次に訪れたのは、港から大串方面へ車で約20分ほどのところにある江上教会。この教会は大正7年に鉄川与助さんが手がけた木造の教会で、道路から少し入った林の中にひっそりと佇んでいます。中に入ることはできませんでしたが、コウモリ天井とステンドグラスが荘厳な雰囲気を醸し出しているのだとか。中の様子はコチラ!→江上教会
こちらは皺の浦(しわのうら)にあるビーチロック。一見普通の海岸に見えますが、実際に歩いてみると、この海岸が普通の海岸ではないことに気付くのです!
ビーチロックとは砂や礫がセメント化して幾層にも重なったものだそうで、九州では沖縄以外にはあまり見られないそうです。このビーチロックからは縄文時代前期の土器が発見されていて、今から三千年~五千年前に形成されたものだと推測されるんですって
ビーチロックのすぐ近くにあるハマジンチョウの群落地には、白く濁った池があり、しーんと静まりかえっていて、もの寂しい雰囲気が漂っています。この写真の中にハマジンチョウが写っているハズなのですが、実は私、どれがハマジンチョウなのかわかりませんでした 勉強不足です、ハイ。すみません
皺の浦へ行った後は、一旦港の方まで戻って舅ヶ島方面へ。車で約5分ほどで、奈留島ツアーの目玉である千畳敷へ辿り着きました!しかし、嵯峨島の広大な千畳敷を見ている私にとっては、こちらの千畳敷はちょっと見劣りするかな~?という感じ。また、この日はたまたま光化学スモッグが発生していたせいで、残念ながら海もきれいに見えませんでした。お天気は良かったんですけどね~
規模は小さいけど、岩の色や形を観察していると、次第にそのおもしろさに引き込まれていきます。長い年月を経てこのような大地が形成されたのでしょうね~
千畳敷の上には、「一体どこから来たの!?」と言いたくなるような巨大な岩がゴロゴロと転がっているし…、
このように地層が崩れた跡のような場所もあります。自然のチカラって本当にスゴイですね~
セルフタイマーで撮ってみたけど、間に合わなくてちょっと失敗しちゃいました でも対象物があるとだいたいの大きさが分かりますよね!ってことでお許しを…
千畳敷を後にし、とってもアバウトな地図を見ながら椿原海水浴場を目指して車を走らせていると、道の途中に『城岳展望台』という文字を発見!展望台好きな私としては、発見したからには行くしかありません。目的地を変更して一路展望台を目指すことにしました。なぜか途中で案内板がなくなってしまいますが、とにかく上の方へと上っていきます。
城岳展望台の駐車場に車を停めて外に出ると、なが~い階段を発見!ひたすら上っていくと…
ありました!こちらが城岳展望台です 双眼鏡はもちろん無料ですよ!
ここからはぐるり360度奈留島全体を見渡すことができます 遊具も揃っているので、お子さん連れで遊びに来るのもいいかも知れません
奈留島ってこんな形をしてるんですよ。入り江が多く、複雑な形をしていますよね~。
最後に訪れたのは宮の浜海水浴場。ここが奈留島では最もメジャーなビーチということですが、敷き詰められた板が反り返っていてちょっと危険です
この日のビーチには誰もいなかったけど、夏は多くの人で賑わうのかな しかしやっぱり反り返ってブカブカに浮いてしまった敷き板が気になります。これじゃ安心して裸足で歩けそうにありません。誰かがケガをしないうちにどうにかしてもらいたいものです
駆け足で紹介してきましたが、今回の奈留島めぐりはこれでおしまい。椿原海水浴場にも行きたかったのですが、城岳から下る途中で迷ってしまい、時間切れで結局辿り着くことができませんでした レンタカーだん吉号とは奈留港でお別れです。4時間半ほど借りてガソリン代込みで4750円でした。普通は満タンにして返すものですが、日曜日はスタンドが開いてないので、リッターで計算するのだそうです。だん吉くん、一日ありがとうね~
帰りは16:05発(最終便)のフェリーオーシャンで45分かけてゆっくり帰りました。フェリーなので車を載せることもできますが、現地でレンタカーを借りた方が断然お安いです。みなさんもユーミンと縁のある奈留島を訪ねてみませんか?道に迷わなければ一日で十分回れますよ~
五島旅客船(フェリーオーシャン・ニューたいよう)
電 話 : 0959-72-8151
奈留レンタカー
所在地 : 五島市奈留町浦1817番地
電 話 : 0959-64-2148