(常灯鼻のてっぺんにて)
ある晴れた日に、自転車で福江港周辺を散策してみました 向こうに見えるのは市指定史跡である常灯鼻。一見すると海の中にポツンと浮かんでいるように見えますが、ちゃんと道が繋がっていて、ちょっと遠回りすると簡単に行くことができます。
車だとここまで入ることができませんが、自転車なら大丈夫!階段を上ってみると、その先には『金比羅宮』と書かれた鳥居と石造りの建物が建っていました。
案内板によると、この常灯鼻は、第十代藩主五島盛成(もりあきら)が石田城(福江城)を築く際、北東からの大波を防ぐために作らせたものだと言われているそうです。
当時は灯台としての役目も担っていたそうですが、中は石灯籠のような感じになっていて、現代の灯台のように遠くの方まで海を照らすというわけにはいかなかったようです。1849年に常灯鼻が完成し、その2年後に丸木地区からの防波堤も完成。それからというもの、多くの船が福江港に安全に停泊できるようになったのだとか。常灯鼻を囲む石垣は石田城を築城した石工さん達によって作られ、今もしっかりと崩れることなく船舶の安全を見守っています。
このように車で行けないところでも自転車だったらスーイスイ。ガソリンはいらないし、適度に体も動かせるし、自転車っていいよなぁ。ま、長く乗ってるとちょっとお尻が痛くなるのが難点ですけどね
さて、他に行ってない場所は…と