先週末、プチメタボな旦那さんと一緒に、我が家から歩いて登ることができる西川内虚空蔵山へハイキングに行ってきました。今日はその時に見つけた春の草花達をご紹介します
ケシ科キケマン
ムラサキケマンの黄色版。でもよく見ると花の形がちょっと違います。葉っぱの形は似てますけどね
ユリ科ハナニラ
南アメリカ原産で、その花の形から『ベツレヘムの星』とも呼ばれているそうです。名前の通り、葉や茎にはニラのような匂いがあるそうですが、残念ながら食べても美味しくはないそうです
アブラナ科ムラサキハナナ(別名ショカツサイ・ハナダイコン)
ハマダイコンに良く似ていますが、ムラサキハナナの方は花びらの色が全体的に紫色をしています。諸葛孔明が広げたことから、別名ショカツサイとも呼ばれているそうです。
シソ科クルマバナ?
クルマバナだと思っていたけど、よくよく図鑑と比べてみると、なんとなく違うような… よく見かける花なんですけどねぇ。
モクレン科シデコブシ
去年も見つけたシデコブシの花。今年はもうほとんど残っていませんでした。この花びらのゆらゆらした感じがステキ
リンドウ科フデリンドウ
この花を見つけるとかなりテンションが上がってしまう私なぜって、とっても小さい花なのに、色といい形といい細部に渡って完成された美しさを持ち合わせるているから。この写真で見ると大きく見えるかも知れませんが、
なんとこんなに小さいんです驚きでしょう?
アケビ科アケビ
蔓性植物のアケビは今がちょうど満開の時 ご覧の通り、アケビの花は雄花と雌花の形が違います。小さい方が雄花で、大きい方が雌花なんですよ~
スミレ科ニオイスミレ?
スミレの種類はかなり多くて、なかなか特定できないのですが、どうやら葉っぱの形に特徴が現れているようです。葉がもっと細長いのが普通のスミレで、ハート形のものはまた別の種類のようです
スミレ科タチツボスミレ?
全体が薄紫色で黄色い模様があるものはタチツボスミレ系のようです。しかしタチツボスミレにもまたいくつか種類があるようで、そこまでは特定できません
バラ科キジムシロ
これまた今年初発見のお花で、その名もキジムシロ。地面に広がる葉を『雉(きじ)が座る筵(むしろ)』に見立てた名前なんですって。花の形からキンポウゲ系かと思っていましたが、予想が外れました
バラ科モミジイチゴ
名前の由来は葉の形がモミジの葉に似ていることから。別名はキイチゴ(黄苺)で、こちらの方がポピュラーですよね。また実がなる頃に来て、その実をご馳走になっちゃおうかな~
ヒメハギ科ヒメハギ
花がマメ科のハギの花に似ていることからこの名が付けられたようです。今年初めて発見したのですが、一度目に入るとあちらこちらで見かけるようになりました。今までずっと見過ごすしてきたんだろうなぁ
アカネ科サツマイナモリ
暖地の薄暗い林の中に群生する多年草で、虚空蔵山公園から市布方面に下る道の傍らでたくさん見かけました 和名は『薩摩産の稲森草』から。真っ白な無数の花はまるで夜空を照らす星々のようです
シソ科カキドオシ
こちらも今年初めて発見した草花。シソ科の植物はよく目に付くのですが、カキドオシの花は他のものと比べて形が特徴的で、女性が着るチュニックみたいなキュートな形をしています
ユリ科ナルコユリ
とっても品のある端正な容姿のナルコユリ。この花も大好き 色も形も控えめなんだけど、すごく存在感のある植物です。
???
ぽんぽん系が好きな(?)旦那さんが発見しました でも名前が分からない…。ちなみにうちの旦那さん、前回もぽんぽん系のネコヤナギの花を見つけてくれました
シキミ科シキミ
ちょっとシデコブシに似てるど、こちらの方が花が小さいです。今まさに満開ですよ~
今日もたくさんの草花をご紹介しましたが、見覚えのあるお花はあったでしょうか?野草大好きな私は、今まで見たことのない草花を見つけると、どうしようもなく胸がときめいて、その草花たちのことが気になって仕方がありません。好きな人のことをもっと知りたいと思うのと同じように、その草花たちのことをもっともっと知りたいと思ってしまうのです。彼らは言葉を持たないけれど、その分、色や形や匂いで自分たちの存在を一生懸命示そうとしている。彼らは手や足や道具を持たないけれど、虫や風に手伝ってもらいながら、自分たちの種を絶やすまいと必死に努力を続けているのです。どんなに小さくても、どんなに目立たなくても、1つ1つの種に命があり、その命をつなぐ力がある。私はそんな彼らにとても魅力を感じるのです。このブログを読んで下さる全ての皆さんに、そんな彼らの存在にもっと気付いてほしいと思っています。花々が一斉につぼみを開くこの季節。皆さんも、車を降りてちょっと外を歩いてみませんか?心ときめくような発見があるかも知れませんよ~