I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ぎゅう丸大村空港通り店

2008年05月21日 | 美味しいお話

          お店の表にあった看板 

母と一緒にぎゅう丸大村空港通り店に行ってきました~ 

         

ぎゅう丸と言えば、やっぱりハンバーグ嬉野に本店があって、ハンバーグ好きな私は波佐見に住んでいた頃に何度か食事をしに行ったことがあるのですが、大村店は初めて。GWの帰省中に母と一緒にハンバーグランチ(1050円)を食べに行ってきました

         

まず出てきたのは前菜のサラダ。味はいたって普通です。

そして次に出てきたのはパイ包みスープ!上にかぶさっているパイをスプーンで崩しながら中のポタージュスープと一緒にいただくのですが、これがなかなか美味 ちょっと食べにくいけど、とってもおいしかったです

         

そして出ました!ぎゅう丸の真骨頂、ハンバーグ 熱々の鉄板にのせられたハンバーグに、別添えのソースをかけていただきます。肉汁たっぷりのハンバーグはとってもジューシーでうんまーい サラダ、パイ包みスープ、ハンバーグにあとご飯とお新香が付いて1050円なら、なかなか満足のランチです ハンバーグ好きにはおススメですよ~

 

『ぎゅう丸大村空港通り店』

場  所 : 長崎県大村市富の原2丁目514-1
電  話 : 0957-28-8828
時  間 : 11:00~22:00
定休日 : 火曜日
駐車場 : あり


ぉばあちゃんとお散歩

2008年05月20日 | いろんなお話

          お散歩日和

上山公園散策の翌日は、祖母と2人で近所の川へお散歩に行ってきました

今回散歩したのは、西部台という新しい団地から階段を下った所にある遊歩道。途中には東屋もあり、散歩をしながら休憩もできるようになっています。祖母が「川を下ったところに鯉ととさんがたくさん泳いどるよ」と言うので、青空の下、川辺に咲く草花を観察しながら、川下までぼちぼちお散歩することにしました。

  

幼い頃祖母とよく散歩していた場所は、今ではすっかり姿を変え、住宅地や道路になってしまいましたが、ここ真崎川周辺は自然が多く残されていて、6月になると今も美しい蛍の乱舞を見ることができます

       
       

昼間に歩いたのは初めてでしたが、道は平坦で歩きやすいし、自然がたくさん残っているので、川のせせらぎを聞きながら様々な植物に触れることができるし、散歩道としてはなかなかGoodです

         

しばらく歩いていると、川の対岸にとても色鮮やかな花を発見 飛び石を渡って近づいてみると、すごく元気が出そうなビタミンカラーの可愛らしい花がたくさん咲いていました。後で調べてみると、この花はケシ科のハナビシソウという花でした。カリフォルニア原産で、英名はカリフォルニア・ポピー。なんとカリフォルニア州の州花でもあるのだそうです。こんなところでカリフォルニアの花に出会えるとは思わなかったなぁ

         

どんどん川を下っていくと、鯉のぼりの集団を発見

         

祖母が言ってた『鯉ととさん』とはどうやら鯉のぼりのことだったようです ぉばあちゃん、私は錦鯉がたくさん繁殖しているのかと思っていたよ 何はともあれ、大量の鯉のぼりが春風に揺られて元気よく泳いでいる姿はなかなか圧巻でした

                  

この日は小一時間ほど歩いたのですが、いい散歩道を見つけたと祖母もご満悦のようでした。今年83歳を迎える私の祖母ですが、最近まで茶道を続けていた祖母の背筋はしゃきっと伸び、長年朝のラジオ体操を欠かさず、現在も体操教室(←今のところ最年長らしい)に通っていることもあってか、足取りもかなりしっかりしています。私も80過ぎまでこんな元気なぉばあちゃんでありたいなぁ ぉばあちゃん、また一緒に散歩に行こうね~。
私もぉばあちゃんに負けないように足腰を鍛えておきま~す


上山(じょうやま)公園散策

2008年05月17日 | 山のお話

          かわいいお花を見つけたよ!

GW最終日は祖母(80代)・父(60代)・私(30代)・そして姪っ子(5歳)の4世代で諫早にある上山公園へ行ってきました

        

上山公園は諫早市で最も大きい公園で、その面積は約120ha。自然豊かな園内には遊歩道が整備されていて、近場で森林浴をするにはもってこいの場所です。この公園は昭和26年に『諫早市城山(しろやま)暖地性樹叢(じゅそう)』として国の天然記念物の指定を受けているほか、伊藤静雄の詩碑、野呂邦暢の文学碑など、文化的な見所も盛りたくさん!下から見えるお城の形をした展望台には、幼い頃何度か上ったことがあるのですが、最近はすっかりご無沙汰していましたので、今回は私のリクエストで展望台を目指すことにしました

        

上山公園の駐車場(無料)に車を停め、周囲の樹木を観察してみると、枝先が黄色に染まった樹木を発見!最近周囲の山をところどころクリーム色に染めているこの樹木はブナ科のシイの木で、春はこのように黄色い花を枝先いっぱいに咲かせ、秋にはたくさんのドングリを落としてくれます。この季節には似合わない真っ赤な紅葉もあり、とてもきれいだったのですが、こちらは園芸品種で、一年中真っ赤なのだそうです。

園内には池もあり、錦鯉が悠々と泳いでいました。昔からあったんだろうけど今まで気づかなかったなぁ~

        

展望台へ続く遊歩道には木の階段が整備されていて、天然の森が私達を包み込んでくれます。父と私は当然のことながら、80代の祖母と5歳の姪っ子も、互いに手を携えながら、しっかりとした足取りで階段を上っていました。祖母いわく、同世代のおばあちゃん仲間とはこういう険しい道は歩くことができず、足腰の強い祖母にとってはいつも不完全燃焼気味なんだそうで・・・「こんな道を歩くのは久しぶり~」と大変喜んでおりました。さすがわが祖母。恐るべし!!

                 

いくつかの樹木にはネームプレートがついているので、樹木博士の父に聞かなくても分かるものもたくさんあります。途中様々な樹木や野草に出遭いましたが、私の一番のお気に入りはこのコンテリギ(ガクウツギ)。ユキノシタ科の植物ですが、花の形がアジサイに似ていてとってもかわいいです今がちょうど見頃のようで、真っ白な花をたくさん咲かせていました。

       

駐車場から約700mで展望台に到着です。頂上が見えてきたぞ~!ちょっとお疲れ気味だった姪っ子の足取りも一気に軽くなります。

展望台に到着~!こちらが展望台から見た大村方面の風景です。ここからは諫早の町を一望することができ、有明海も見渡すことができるんですよ~。なかなかよい眺めです

       

あとから知ったのですが、ここは昭和61年に『森林浴の森 日本の100選』に選ばれているのだそうです。長崎県でこの他に選ばれているのは雲仙のあざみ谷のみ。諫早からだと雲仙はちょっと遠いけど、ここだったら気軽に足を運べます

        

帰りは別ルートでなだらかな坂道を下りました。こちらの方が道も広く歩きやすくなっています。でも車を停めた駐車場とは別方向。一体どこにでるのかな?

        

つつじ園のツツジのトンネルを抜け、上山荘の近くのベンチでちょっと休憩。

        

天祐寺の境内を通り抜け、

         

やっと見慣れた道路に出てきたぞ~!ココまで来ればゴールはもう目の前です。途中休憩も入れながら2時間ほど歩いたと思いますが、幼い子どもからお年寄りまで森林浴を十分に楽しめるいいコースだったと思います。今なら程よく暖かいのでハイキングにはもってこいですよ~ かく言う私も灯台下暗しで、大人になってからはなかなか来ることがありませんでしたが、これからはちょくちょく歩きに行きたいと思います

         

最後に余談ですが、最近ニュースで花壇に植えられたチューリップをちぎったりする人がいることを知りました。面白半分なのかむしゃくしゃしてやったのか分かりませんが、花にも人や動物と同様に命があるのですから大切に鑑賞して欲しいものです


雪浦ウィーク

2008年05月16日 | いろんなお話

                 今年でちょうど10周年!

友人のsatominに誘われ、今年で10年目となる雪浦ウィークに行ってきました

前々から気になっていた長崎県西海市大瀬戸町にある雪浦(ゆきのうら)という小さな町。海あり、山あり、川ありと、自然豊かなこの町では、絵画、陶芸、染色など、様々な芸術活動を行うアーティストが暮らし、人々はスローライフを実現していると聞きます。GW中(今年は5月2日~5日)はそれらの人々が自分達の活動の場を一般の人たちに開放する『雪浦ウィーク』というイベントを開催しているというので、satominと一緒に最終日にお邪魔してきました まずは雪浦地区公民館で地図をもらってLet's go!

         

         

こちらは『自然と暮らす ぐりーん』というお店。オーガニックの焼き菓子や自然食品、木製食器や家具の販売などを行っています。古めかしい建物の中にはほっとするようなあたたかい空間が広がり、お庭では小さな子ども達と3匹の子犬達が戯れ、ガレージのようなスペースではマイ箸作りの体験などが行われていました。

       

こちらは雪浦ウィークの地図を手がけたタナカタケシさんのアトリエ、『アトリエ タナカナケシ』。雪浦の自然に魅せられ移住してきたタナカさんは、築100年の民家をアトリエ兼ギャラリーとし、絵画教室を営みながら地域のイラストや地図をいくつも手がけていらっしゃいます。聖書をテーマとした抽象的な作品が多いのですが、どの作品からもご本人の優しい人柄が感じられるステキな作品ばかりでした

         

お昼は郷土料理愛好会が地元の郷土料理を振舞っているというので、せっかくなら地元の料理を味わおうと、案内所にもなっている雪浦地区公民館へ。メニューはおにぎり、祝そうめん、つぼき、漬物で料金は500円。『つぼき』という料理は初めて食べたのですが、人参や牛蒡などの根菜類がたっぷり入った甘みのある汁物で、とても美味しかったです。運んでくれた方に「これは何ですか?」と尋ねると「つぼきです」という返事しかなかったので、料理のちょっとした説明などがあればもっとよかったかなぁと思いました。地元の人はみんな知っているのでしょうけど、よそから来た人には馴染みのないものですからね。レシピを置いておくというのも一つの手段かも知れません。私だったらそうするかな~

         

雪浦ウィークも興味深いイベントだったのですが、私たちを虜にしたものがもう一つ。それは『つがね落としの滝』です。『河通(ごうつう)ダム』の奥にそのステキな滝はありました

       

滝の方へ行くにはこの薄暗いトンネルをくぐっていかなければいけません。ちょっと不気味でしたが、センサーで蛍光灯が点くようになっていて、中に入ると真っ暗な空間が少しだけ明るく照らされます。でも絶対夜は歩けないだろうな~

                 

トンネルを抜けると滝までは遊歩道が続いていて、トンネルに入る前よりも外気が少し涼しく感じられました。清々しい空気を肌に感じながら遊歩道を歩いていると、徐々に水の流れ落ちる音が大きくなっていきます。

     

徒歩5分くらいで瑞々しい新緑に包まれた滝が見えてきました!ここ『つがね落としの滝』には滝つぼが無く、少しずつ段差のついた岩盤に約20mの高さから清らかな水の塊がこんこんと流れ落ちてきます。『つがね』とは蟹のことで、滝の上から蟹が落ちてくることからその名が付けられたそうで、滝の周囲では数匹の赤い蟹がカサカサと横這いに歩いているのを見かけました。

     

それにしても本当にステキな滝だったなぁ。落差はそんなにありませんが、水が落ちてくる岩場に生えたコケや緑もキラキラと輝いていてとても美しかったです。

海、山、川、そして滝。私が大好きなものが全て揃っている雪浦は、私のお気に入りの場所ランキングの上位にランクインしました たくさんのアーティストがこの場所に魅せられるのも納得です!これからの季節、避暑地としても賑わうそうですが、今ならまだこのすばらしい景色を独り占めできちゃいそうですよ~。皆さんもぜひ訪れてみてください。おススメでーす 


波佐見陶器まつり

2008年05月15日 | 陶磁器のお話

          5月2日(金)

毎年ゴールデンウィーク中に開催される波佐見陶器まつりも、なんと今年で50回目!!(→『波佐見陶器まつり』)…にも関わらず一度も行ったことのなかった私ですが、今年は焼き物好きの母&義姉と3人で張り切って出かけてきました~

         

この日はお天気も良く、平日だったためにさほど混雑も無く、最高のドライブ日和でした メイン会場となるやきもの公園へは、実家のある諫早から国道34号線をひたすらたどって、嬉野経由で行くのが好き なぜかというと、山の中を通るので信号は少ないし、茶畑や新緑を横目に見ながらドライブできるから。この時期はたくさんお花も咲いていますしね!川棚経由で行くのとあまり距離も変わらないようなので、ネイチャー好きのkero-keroとしては諫早方面から行かれる方には嬉野経由をおススメしたいです。

         

         

やきもの公園周辺には、この期間中だけ準備された駐車場が16箇所もあるそうですが、私達は旧中央小学校跡地に車を停め(駐車料300円、シャトルバスあり)、歩いてメイン会場へ向かいました。やきもの公園に着くと、公園の入り口付近から真っ白なテントがズラ~リ!!普段は駐車場として使われている広い敷地もテントでいっぱいでした。波佐見中の窯元さんや焼き物屋さんが集結するのですから無理もありませんが、一軒一軒物色しているうちにさすがの私もくたびれてしまうほどでした 陶器まつり、おそるべし!

         

途中休憩も入れながら4~5時間くらい歩き回って、くたくたになりながらも、結局3人でこんなにゲットしちゃいました ちょうど義父&義母の誕生日もあったので、2人にはメダカのすかしの入ったカップを購入しました 2人とも喜んでくれてよかったです。来年は引越しもあるし、その他には買うまいと思っていたのですが、本来2000円のカレー皿がなんと400円で販売しているところがあり、しかも残り2枚しかなかったので、思わず2枚とも購入してしまいました。B級品ではあるのでしょうけれど、普段使う分にはまったく問題ありませんし、こういう掘り出し物を見つけるのが陶器まつりの醍醐味なのだし、せっかく波佐見まで来たからにはやっぱりそれを味わわなくては…(←ハイ、全部言い訳です) しかし、さすがに今回は五島に持って帰るのはやめて、本土に帰るまで実家で使ってもらうことにしました。カレー皿たちよ、しばらくは実家で可愛がってもらうのだよ。来年は引き取りに行くからねー!って言いながら転勤がなかったりして…。まぁそれならそれでいいですけどね

なにはともあれ、自分の好きな器を探すのってやっぱり楽しいなぁ~。また来年も機会があったら出かけてみたいと思います


ドンドン渕

2008年05月07日 | 五島のお話

          岐宿のドンドン渕へ向かう途中の風景

少し前の話になりますが、五島育ちのkaoriちゃんと岐宿にある福江島唯一の滝、『ドンドン渕』に行ってきました 

ドンドン渕と言えば、私の父が福江島に単身赴任していた頃に一度行ったきり。それももうかれこれ10年前の話なので、どんな場所だったかはっきりとは覚えていませんでした。ただ滝にしてはちょっと規模が小さいなぁ~という記憶と、車を降りてからドンドン渕まで結構歩いたような記憶がぼんやりと残っていた程度。こちらに来てからも何度か行こうと思ったのですが、「マムシが出るし、道がわかりにくいから行かない方がいいよ~」と言われ、なんとなく行きづらくなっていたのです。でもこの近くに夕日観音があると聞き、それを探しがてら久しぶりに行ってみることにしたのです。

        

とりあえず車で行けるところまで行ってみました。すると以前とは様子が変わり、道もきれいになっていて、新しい案内板まで設置されていました これならちゃんとドンドン渕へたどり着けそうです

         

ピカピカの案内板には、勢いよく水が流れ落ちる立派な滝の写真が載っていました。こんなに勢いよく水が流れてたっけか?と少し疑問を感じつつも、期待に胸がふくらみます。

        

矢印に従って森の方へ入っていくと、しばらくは人が歩いてできたような道が続いています。途中案内表示が二つあるのですが、それらの間隔はほんの数メートル程度。そこから先は表示も道も消え、遠くから聞こえてくる滝の音を頼りに道無き道を進んでいきます。そして・・・

出ましたー!どうやらここがドンドン渕のようです

しかしなんか案内板の写真と様子が違うような・・・

        

とりあえず裸足になって足をぴちゃぴちゃ。ちょっと冷たいけど気持ちいいー!滝壺(・・・というにはちょっと小さかったけど)の水は青く透き通っていて、メダカなどの小さな魚たちがたくさん泳いでいました。側に一本だけ生えているクワの木の新緑もとってもきれいです。もう少ししたらクワの実も黒く色づいてくるんだろうなぁ。

       

この時期山の中をお散歩すると、木々の緑がとっても鮮やかで本当に気持ちがいいです。大きな岩の上でごろーんと横になっていると、川のせせらぎに混じってカラスの鳴き声や小鳥のさえずりまで聞こえてきて、次第に自分の体が森の一部にとけ込んでいくような感覚を覚えます。その感覚が私にはとても心地よくて、やっぱり私達人間はこの地球から生まれ、地球の豊かな環境によって育まれ、そしてまたこの地球に帰っていく生き物なのだなぁーと実感するのでした。

しかし後から分かったことですが、本当のドンドン渕は私たちが行った場所よりもっと先の方にあるのだそうです。どうりで案内板の写真とも私の記憶とも少し違ったわけだ・・・。入り口の案内板はとてもきれいだったけど、途中の案内表示があまりにも不親切でわかりにくいので、できればそちらの方を整備していただきたかったです。でもここはここでとても気持ちが良かったですよ~。そろそろ日差しも強くなって水遊びが恋しい季節になってきたので、近々また本物のドンドン渕を探しに行きたいと思いまーす