霧島旅行の二日目は霧島アートの森美術館に行ってきました
いつもなら旅行に行く前に旅行雑誌などで目的地周辺を入念に下調べするkero-keroですが、今回は「温泉に入ってゆっくりする」が目的だったので、それ以外のことはほとんど考えていませんでした。が!いくら温泉が目的の旅行とはいえ、普段なかなか訪れることのない場所に来たからには、そこにしかないものに触れなければもったいない!ということで、宿の中で周辺施設を検索していると、霧島温泉から車で40分くらいのところにある『アートの森美術館』を発見 「野外でアートに触れられる」というところに私の触覚がビビッと反応し、二日目は私の独断で美術館見物をすることになりました
この日は朝から雪がちらついていて、とても寒い一日でした。鹿児島の温かいイメージとは全く異なり、ここから見える霧島連峰は雪で覆われいて、美術館の表にある木々にもうっすらと雪が残っていました。
美術館の内部は撮影不可でしたが、中庭のようになっているところはOKでしたので、一枚だけ写真を撮ってみました。ガラス張りの館内はスッキリとした雰囲気で、さほど広くはありませんが、個性的な現代アートの数々が展示されていました
館内の作品もさることながら、私の触覚がビビッと反応した野外アートは、思った以上にステキでした 自然がいっぱいの遊歩道を散策していると、あちらこちらで多様なアーティスト達の作品に出合うことができます。中でも私のお気に入りは左側の写真にある『犬と散歩』という作品。アートの森の中には6匹のわんちゃんが配置されていて、写真のように道端にいるものもあれば、森の中にこっそりと隠れているものもあります。「どこにいるのかな~?」って探しながら歩くのがまた楽しい!
こちらの作品は木々の間でかくれんぼ。どれが作品かわかります??
広い敷地の中には様々なアートが盛りだくさん!
こちらは中に入れるアート。太陽の光の温かさを感じました。
自然の中に溶け込むアートたち。雨が止んで空が明るくなってきた!
外から見たアートの森美術館。とてもシンプルなデザインです。
野外アートは春夏秋冬またはその日の天気によっても様々に表情を変えます。私達がいた数時間の間にも、雪が降ったり、雪が雨に変わったり、かと思えば雲の隙間から太陽の光が射したり、青空が見えたり。また見る人の感性によっても見方が変わってくるので、室内の展示よりも何倍も楽しめるような気がします。今回は真冬に訪れたので、落葉樹が葉を落とし、全体的に暗くて茶色い森を散策しましたが、今度は木々の緑が美しく、光があふれる春から夏にかけて訪れてみたいなと思いました。次回訪れるのがとっても楽しみです
さて、森を散策しているうちにお昼を過ぎてしまったので、今度はお食事処を探すことに。するとすぐ近くに『cafeミース』の看板を発見!
しかし残念ながらお店はまだお正月休み中で開いてませんでした。うーん、残念
でも駐車場でステキな木彫りの動物達に遭遇しましたよ~ どうやら隣にある『マイスターショップ』の方の作品のようです。こちらも閉まっていて、お店の中に入ることはできませんでしたけどね
アートの森に行く途中の道にはこんなイノシシさんにも遭遇できますよ~ 他にもいろんな動物達が隠れているようなので、アートの森を訪れる際には道路脇に目を配ってみてくださいね♪ただし、あまり脇見ばかりいしていると危険なので、アートを発見したら、きちんと停車してから鑑賞することをおススメします
たくさんのアートと触れ合えて心は十分に満たされたけど、cafeミースでお食事にありつけず、お腹が満たされない私達。「おなか空いた~」とふらふらになりながら霧島温泉方面へ戻る途中、『にしや』という営業中のお蕎麦屋さんを発見 さっそく中に入ってお蕎麦を注文しました
出てきたのはシンプルな手打ちの十割蕎麦。お出汁がとても上品で、すごく美味しかったです 外がとても寒かったので、この温かいお蕎麦を食べて、体の芯からぽかぽかと温まりました。この辺りは湧水町と言って、その名の通り湧き水が豊富な地域のようで、他にもお蕎麦屋さんが何軒かあるようです。水が美味しいところのお蕎麦は本当に美味しいですよね
最近なかなか思うようにアップできませんが、今年もちょこっとずつ身のまわりで見つけたステキなものごとをアップしていきたいと思いますので、また時々覗いてやってくださいね 次回は霧島で見つけた陶器やkero-keroが一目惚れした可愛らしいガラス細工を紹介しまーす