tamiko来島!(魚津ヶ崎公園にて)
先週末は小学校からの友人tamikoが五島に遊びに来てくれました 彼女の母のふるさとはこの福江島なのだそうですが、なかなか来る機会がなく、実に12年ぶりの来島となったそうです。この日は朝から弁当を二つ作り、tamikoと一緒にふるさとをめぐる旅に出かけました
最初に訪れたのは岐宿町の魚津ヶ崎(ぎょうがさき)公園。遣唐使船日本最後の寄港地として『肥前風土記』にも記載がある場所です。生憎のお天気で、海はいつもより荒々しく、白波が立っていました
魚津ヶ崎公園にほど近い水ノ浦教会は、真っ白な木造建築の教会。明治13年(1880年)に創建され、昭和13年(1938年)に現在の聖堂が建設されました。日本の木造教会堂としては最大規模の教会なんだそうですよ。福江島にある教会の中で私が一番美しいと思う教会です
優しい色合いのステンドグラスからは、あたたかい光がこぼれます。シンプルだけどステキなんだよなぁ~
教会を訪れた後は、三井楽町にある白良ヶ浜(しららがはま)へ。私たちが訪れた時はちょうど満潮で、真っ白な砂浜は姿を消していました。春にはハマグリがたくさん採れるんですよ
次に訪れた魚藍観音(ぎょらんかんのん)がある展望台からは、『日本の渚100選』にも選ばれている高浜海水浴場を見渡すことができます。曇り空の下でもここの海はやっぱり蒼い!tamikoもこの海の蒼さに感動していたようです
高浜の方まで降りてみると、私たちを歓迎してくれているかのように青空が広がってきました 砂浜へ下りる階段に腰を下ろし、このステキな風景を眺めながら、二人でkero-kero特製おにぎり弁当を食べました。たいした弁当ではなかったけど、外で食べると美味しさ倍増!ちょっとしたピクニック気分です
寒くなって人が来なくなった秋の高浜は、色鮮やかなアブラギクの花で賑わいます
お隣の頓泊(とんとまり)海水浴場では思わぬ生き物たちと遭遇しました!その生き物とは…
分かりますか!?イカですよ 五島で言うミズイカってやつですかね?見た感じ体長30cmほどはあったと思います。まるで私たちに挨拶をしているかのように、私たちの手が届きそうな所まで近づいてきたのですが、上手く撮ることができませんでした 時折青い光を放ったり、茶色っぽくなったりと、次々と体の色を変えながら、ゆらゆらと水中を漂っていました。水槽の中以外でこんなに大きなイカを間近に見たのは初めてです。五島ならではの体験ですよね
頓泊の浜はご覧の通り遠浅で、干潮の時は辺り一面砂浜と化します。こんなに水の多い時に来たのは久しぶりでした。イカの他にも大きな黒い魚が浅瀬を悠然と泳いでいましたよ。満潮の時に来るといろんな海の生き物たちと出逢えるようです
三井楽の美しい浜を堪能した後は、私の大好きな嵯峨島(さがのしま)へと渡ります
つづく