黄色いハイビスカスはハワイの州花
ハワイが多くの人を惹きつける理由の一つは、街が花と緑であふれいることではないでしょうか。ハワイの植物たちは、たとえ街路樹や道端に植えられた花であっても、すごく生き生きとしています。一年中温暖な気候の中、毎日太陽の光をたっぷりと浴び、人が水を与えなくても時折激しく降り注ぐスコールによって潤おわされる。植物達は常にこのような最良の条件の下にいるため、一年中美しい姿を保つことができるのです
ではここで私が街で見かけた植物たちを紹介します
アオイ科ハイビスカス
ハイビスカスはハワイ語でaloaloというそうですが、そのほとんどが改良種なのだそうです。日本では赤がメジャーなようですが、ハワイでは様々な色のハイビスカスを見ることができます。
マメ科モクセンナ
こちらはフェンスからはみ出すように咲いていました。可愛い花だったのでとりあえず撮ってみました
マメ科オオゴチョウ(赤と黄色)
アラモアナセンターの街路樹となっていたオオゴチョウ。以前ロタ島で見つけたときは名前が分からなかったのですが、今回しつこく調べているうちに判明しました!おしべが長く、花が枝先に集中して咲いているので、まるでかんざしのようです。
ショウガ科ピンクジンジャー
ハワイを代表する花の一つ、レッドジンジャーの改良種。こちらもアラモアナセンター周辺で発見しました。日本ではあまり見たことのない花です。
キョウチクトウ科キバナキョウチクトウ
この葉っぱの形、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、キョウチクトウの仲間でした。ピンク色のキョウチクトウはよく見かけるけど、黄色は初めて!黄色い花って見てるだけでなんだか元気が出てきますよね
サトイモ科ポトス
日本では観葉植物として販売されているポトスも街の中でよく見かけました。色がとっても鮮やかでのびのびと育っています。
サトイモ科モンステラ ウラボシ科ラウアエ
Laua'e(ラウアエ)とはハワイ語で「最愛」という意味なんですって。モンステラもラウアエもハワイアンキルトには欠かせない図柄となっています。
イソマツ科ルリマツリ クマツヅラ科ハマゴウ
赤や黄色やピンクなど色鮮やかなものばかりかと思いきや、淡いブルーや紫色の花も咲いていました。ハマゴウは五島でもお馴染みの花です
マメ科レインボー・シャワー・ツリー
他にもゴールデン・シャワー・ツリーとピンク・アンド・ホワイト・シャワー・ツリーがあり、レインボーはその二つの自然交雑種なんですって。カラカウア通りで見つけました。
アコウの木のように気根を長~く伸ばしている樹木を発見!こうなるともう幹なのか枝なのか根っこなのかよく分かりません ダウンタウンにある州立図書館の近くで見つけました。いろいろ調べてみたのですが名前が分かりません。誰かご存知ありませんか??
こちらもダウンタウンで見つけた樹。「この木何の木気になる木~♪」で有名な日立の樹にとてもよく似ていますが、あのCMに出ている樹ではありません。これがもし同じ種類の樹であるならば、モンキーポッドということになりますが、どうなんでしょうね!?本物の日立の樹はモアナルア・ガーデンという場所にあるそうですが、これまた待てども待てどもバスが来なくて行くのを断念しました ハワイのThe busにはやられっぱなしでしたよ、ホントに
ハワイで見かけた植物達のことをいろいろ調べていたら、そのほとんどが外来種であることが分かりました。1778年にイギリスのクック船長によって発見されて以来、人も自然も本来ここに存在していたもののほとんどが失われてしまったのでしょう。言語においてもハワイ本来の言語はもはやAloha(こんにちは)とMahalo(ありがとう)くらいしか使われておらず、日常の会話はほぼ英語になってしまっているようです。クック船長が発見したときのハワイには、今とはまた違った世界が広がっていたんだろうなぁ。
植物の名前を調べながら、なんだかノスタルジックな気分に耽ってしまったkero-keroなのでした
たぶんもう少し続きます