お寺さんから、新盆供養会の案内が届いていたので、お経を唱え始める午後2時に合わせて、一家で参加してきました。
服装:平服
供養料:お気持ちで結構です
とあったので、子どもたちにはそれぞれワンピースを着るように言って、私は白のブラウスに黒のジャンパースカート、夫はそれなりにきちんとした格好で、車に乗り込みました。
お布施は「お気持ち」と言うので、まあ、恥ずかしくない額を包んで(笑)
でも、行きの車の中で、夫と険悪になりました(笑)
だって、お寺さんからの案内状には、参加するかしないか連絡するようにとも何とも書いていないのに、夫ときたら、電話してなかったら、来ないと思ってお経をする準備してないかもしれないじゃないか、なんて文句言ってくるんですね。
「新盆はうちだけじゃないんだから、準備してないわけないじゃない」と言っても、「そんなのわかんないだろ」なんてバカな事言うので、「じゃあ、今電話する!?」って半ば切れかけて言ってみたら、「間に合うわけないだろ、言わなくていい」だって。
「行ってみて、準備してなかったら、それならいいですって言って帰ってくればいいだけのことじゃん!」って強く言ったら、夫も黙って、それ以上は言いませんでしたけど、そのうちすぐにお寺に着いたんです。
5分前くらいの到着です。
駐車場にはすでにたくさんの車が停まっていて、夫の心配は何だったんだという感じでした。
実際、供養を行う客殿の椅子には、家族ごとに間隔をあけて、30組近くが腰掛けていました。
1人で来た人から、我が家のように4人で来た人もいます。
私たちが腰掛けた前には、長女と同級生だった子のお父さんが来ていて、よく見たらこの前、お風呂が壊れた件で来てくれた共済組合のおじさんでした(笑)
長女と同級生だった子のお母さんの顔なら知っているのですが、お父さんの顔は知らなかったのでびっくりしました。
夫のほうは、草刈りをしているときによく会っていたので、とうに顔見知りだったようです。
そんなわけで、心の中で「ほら新盆はうちだけじゃないって言ったじゃん」と、どや顔で言ってやりたい!と思いましたけどね、夫が不貞腐れるの解ってましたし、不謹慎だから止めました。
大人しく、お経を聞いて手を合わせ、法要終了後、回向証と盆幡(盆棚に飾ります)を受け取って帰宅しました。
そのころには夫も機嫌を直していて、「ワークマンに行くんだけど、おかあちゃんも行く?」って言うので、ワークマンは女子のほうを見たかったので付いて行きました。
子どもたちは疲れてしまって、留守番。
結局、夫の草刈り用のサロペットだとか、私の半ズボンだとか、気に入ったのを買って帰宅しました。
あとはいつもの夕方からの家事。
そのあとでの更新でしたので、すでに夜中の1時半です。
今日も睡眠時間が無くなるので、もう寝ます。
おやすみなさい。
嬉しくもない記録更新の予報が出ております
早朝の水やりと家事を終わらせ
あとはひたすら家籠り・・考えたら贅沢ですね^^;。
キミーさんの地域の新盆は、お寺さんに行ってお経を唱えていただくんですね
地域によって色々なしきたり・決まりごとがあるのも、いかにも南北に長い日本らしい風習だと感じました。
という事で、キミーさんからずっと以前に頂いていたリクエストに甘えて「私語り」を少々。
「風俗・習慣」の略である「風習」
「風俗」というと何かしら生臭いイメージがあるのですが「風習」と変えると、素朴さとか懐かしさ、その裏にある過酷さや悲しさのようなものが感じられてきます。
ずっと昔、何故かその言葉が気になり、そこから民間伝承に興味を持ちはじめ、図書館に通い詰め、色々と調べていきました。
「近隣の行き来が容易でなかった時代、一つの土地の中で暮らすには、様々な掟があり、それは民を縛るものでもあり、また民を護るものでもあった。その土地だけの事情があり、また目を覆うような血の歴史もあった。でもそうすることでしか生きていけない事情もあった。諦観することでしかやり過ごせない不幸は、邪神の罪。そこからの救いを求めて、対極に自然界を総べる存在の「神」が生み出される。閉ざされた土地の数だけの伝承が生まれ、風習が根付いていく。」
調べていくうちに自分の中で物語がうまれ、それを題材にした絵物語を、娘や娘の同級生たちと一緒に本にしてコミケで売ってたこともあります。
今から思えば何という恥ずかしい黒歴史・・・・
いつも頑張ってるキミーさんに、ひと時の笑いをお届けしたく、恥を新んでリクエストにお答えしました(;^_^A
すごいことです。
私が「風習」と聞いて思い浮かべるのは、狭い村社会での陰鬱な内容だったので、調べようと思ったこともありませんでした。
でもtibinekoさんはぐっと踏み込んで、陽の部分も陰の部分も目を逸らさず調べられて、それを題材に物語を生み出せるほど、詳しくなられた。
尊敬します。
私の住んでいるところの新盆の風習さえ、自分ではわかっていないんです。
お寺さんに行くのは、檀家になっているこのお寺さんだけかもしれないし、他のお寺さんでもやっているのかもしれませんが、訊いてもいませんでした。
それに、お盆の期間に、お坊さんが自宅に来て、お経を唱えていったりもします。
この機会に、他の人たちにも聞いてみるのもいいかもですね。
ちょっと離れると、全然違ってたりしますから。
あ、なんか私も、tibinekoさんに染まってるかも(笑)