ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

偽装

2009-01-23 | 明るい農村
生協の白石さん(2005-11-15 の記事)が
東京農工大学の広報大使の第一号に任命されたねえ。
ついに素顔を披露!「生協の白石さん」大学の広報大使に

顔写真が (小さいけど、)今朝の新聞の一面に出てたよ~(笑)

いや、私の今日の記事には関係ないんだけどね(爆)。







私が風邪気味と聞きつけて、みっちゃんが 
奥さま手作りの金柑の甘煮を持って来てくれた。
喉は別になんともないんだけれど、ありがたく(笑)。
○○牧場のではないが、いただいた容器に書かれた「生キャラメル」、
こちらの方が気にかかる(笑)






義さんから 今年の冬も 度々 白菜の漬物をいただいている。

ありがたい!



その義さんから、最近、わさび漬けをいただくようになった。

義さんちで栽培しているのだそうだ。

「友達に頼まれて。」
と義さんは言っていた。

どこに住んでる友達か、は伺わなかったが、
いただくわさび漬けの産地は 県内ではない。

近所の義さんち(の畑かハウス)で採れたわさびが、
おそらくは わさび漬けで有名な地域のわさび漬けに変身して
その土地のものとして 売られている。



そうそう、
実家の方では 野沢菜を栽培して
野沢菜で有名な地域に送る、という農業が成立している。

イバラキ産ではなく、有名な土地の産物という扱いだ。


最終的に加工した土地が 産地として表示される。

こういうのは 
現代日本の常識では
産地偽装とは 呼ばないのだろう。






似たようなことは 
輸入して 一定の期日を過ぎれば 
その土地産のものとして出荷できる、
という海産物にもある。

国産扱いになって 値段も格段に高く売れるに違いない。

これも 現行の法律では
産地偽装では ないはずだ。






もちろん、ホンモノの産地偽装も 次々と発覚しており、
当局は とにかく しっかりやってもらいたい。

嗚呼! 日本人の良心よ!







電話で「風邪気味で」と話したら、
近所の元・学校の養護教諭が持ってきてくれた、これは玄米のあずきご飯。
美味しい! 玄米とあずきって、合うね!
私を、我が家を、こうして支えて下さっている善意は、決して偽装ではない。







白石さんの記事と同じく、
本日の朝刊にあったのは、
鰹節の偽装だった。

カツオ節で表示偽装、ヤマキとマルトモに改善指示へ

業界第2位のマルトモは 
焼津産の鰹節を 「枕崎産」と表示を偽装していたという。
 
美味しい鰹節を作って、
焼津産の鰹節の価値を もっと上げれば良かったのに!



もっと許せないのは、
業界最大手のヤマキ。

カビの培養を2回以上繰り返した鰹節にしか使えない
「枯れ節」の表示を、
基準を満たしていない削り節のパックに施して 
販売していたという。



カビ付けをして、20日待って、カビを払って、天日干しをして。

それをまた、
カビ付けをして、20日待って、カビを払って、天日干しをして・・・。

その手間ひまが
日本の食卓を、
日本人の腸の中の有用微生物を、
日本人の感情を、感受性を、
豊かにしてきたのだ。

と思う。

『鰹節』を書いたばかりのところに
こんなニュースが入ってきて、
私は悲しい。。





「信頼していたのに」地元消費者から憤りの声

>消費者は商品の表示を信じて購入するしかないし、
>表示が本当に正しいのか調べる方法もない。



これからも 私たちは 表示を信じて買物をする。

良心に恥じない商いをしてもらいたい。