心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカと朝鮮(北)の戦争は回避できるか

2019年04月12日 | 世界
ムンジェイン韓国大統領の要請を受けてトランプアメリカ大統領は3度目のキムジョンウン朝鮮国務委員長との会談に応じると言っています。

二度目の首脳会談の決裂でアメリカと朝鮮の対立が再びひどくなる動きでした。
朝鮮は深刻な打撃をアメリカに与えると過激なことを言います。
朝鮮が再び軍事力増強を始めたことが韓国などから報告されています。

アメリカと朝鮮の対立が戦争になることを深く心配するムンジェイン大統領はトランプ大統領に妥協点を探すような首脳会談を求めたと思います。
トランプ大統領も前回の会談では高飛車に出すぎたと反省しているようでキムジョンウン国務委員長を批判する言動は慎んでいます。

国連安保理は朝鮮に対する経済制裁を続けることを満場一致で決めています。
ただし中国やロシアは、経済制裁が朝鮮の人々の生活を苦しめるものであってはならないと述べています。

キムジョンウン国務委員長が模索する道は、政府の存続と経済の改善だと思います。
彼は依然として核兵器がアメリカとの交渉に必要と思っています。
今は核兵器を放棄できないと思っています。

アメリカは現在の朝鮮政府の存続を認めて妥協点を探るか、否定するか決めなければなりません。
韓国は、現在の朝鮮政府を認める、つまり朝鮮を国として認める姿勢と思います。

日本は朝鮮を国として認めていません。
日本も重大な決心を求められていると思います。

かつてアメリカなどは、満州国設立を認めないと言って日本に経済制裁を加え、怒った日本はアメリカなどと戦争を始めました。
日本が負けるとわかっていた戦争です。
太平洋戦争です。
この戦争の被害は甚大でした。

もし朝鮮が戦争を始めるなら、朝鮮が負けると思いますが、その被害は甚大と予測します。
被害は確実に日本に及びます。
日本は知恵ある行動をしてほしいと思います。
東アジアの平和は一日では実現しません。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、つくるものです。
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