中国は、冬季オリンピック後、国連のバチェレ人権高等弁務官をシンチアンウイグル自治区に招待し、本当に人権問題があるか、国連の査察を受け入れるそうです。いわゆる収容所に収容されているウイグル人や、その家族の本音を聞けるかが課題です。
アメリカ・ヨーロッパなどの批判を受け、中国がウイグル人の自由を拡大しているなら結構なことです。罰を恐れてウイグル人は本音を言わないかもしれません。バチェレ人権高等弁務官の鋭い査察を期待します。
アメリカなどに逃亡したウイグル人は自分が受けた迫害を報告しています。自治区に残った家族が迫害を受けていると報告しています。事実を調べる必要があります。本当にウイグル人迫害をやめたなら中国は外国に逃亡したウイグル人が自由に自治区に残った家族と情報交換できるようにしているはずです。また自治区のウイグル人が中国の政治を批判することを罰していないはずです。現実はそうなっていないようです。年内に自治区の事実がわかれば素晴らしいことだと思います。
中国の国連を立てる動きが単なる策略ではなく、まじめであることを祈ります。策略は必ず明るみに出ます。