世界的大博覧会が日本で開催されるようになり、私も行ってみたが、人が多くて、待っているだけでおかねの無駄、時間の無駄とわかったので二度と行かなくなりました。
2025年の関西・大阪万博は、世界の混乱が深まる中、出展が順調ではない、来場者が少ないのではないかと暗い情報が流れ続けてきました。それでも、世界交流の基本的価値観は崩れず、約150か国・地域からの出店があり、予定どおり開催されます。
世界平和の中での開催と違って、出展者は、損をできるだけ小さくしたいといった思惑が働き、元気がない万博になりそうです。
世界交流は望ましいことですが、例えば地球の裏側から輸入する、裏側に輸出する交流が合理的経済的安定的とは言えません。エネルギー多消費の原因になっていると思います。
地球環境、経済、安定を考えれば、地産地消的地域経済の発展が望ましいと思います。特に日本は、日本国土の資源の活用を怠り、外国の安価な資源輸入に走り、今になって輸入資源の高価格に苦しむが、国内資源活用基盤がなく、国内資源も高いというまずい状態にあります。
国内資源を有効活用する基本に立ち帰って産業の再構築を行なうことが望ましいと思います。日本の消費者があえて国産を買うという消費行動をとることが産業の再構築に重要なプロセスと思います。
(注)政府が音頭をとると、自由経済に反するということで、外交がぎくしゃくする恐れがあります。