心の旅紀行

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離島について自国の固有の島との主張は滑稽

2023年04月19日 | 世界
日本は、竹島について日本の固有の島と言って韓国に返還を要求しますが、固有の島という表現は変です。ある国の固有の島なんてあるのでしょうか。

太平洋戦争敗戦までは日本が竹島を管理していました。被占領下、連合軍総司令官マッカーサーは何故かマッカーサーラインを日本海に引いて、竹島をラインの外にし、竹島は日本の管理下ではなかったかのような表示をしました。日本の占領から解放された朝鮮半島の言い分を聞いたかもしれません。

半島南に成立した韓国の初代大統領李承晩は、竹島を韓国領としましたが、連合軍は黙認したのではないでしょうか。離島を支配していたアメリカに弱い立場の日本は、違う、竹島は日本の島と、韓国にもアメリカにも言えなかったのではないでしょうか。

こうして韓国の竹島管理は定着し、今日に至っています。日本がいかに竹島を日本の固有の島と主張してもそう思う韓国の人はいません。むしろ日本の固有論が滑稽に響きます。日本は早い段階で言うべきことを言っていません、また戦争の罰は厳しいと思います。

ところで、中国が尖閣諸島を中国の固有の領土と主張するのも滑稽です。敗戦までは日本が管理していました。連合軍占領下ではアメリカが管理していました。そのアメリカは尖閣諸島を日本に移管しました。その後は日本が管理してます。中国が固有の領土と主張する根拠はありません。

南シナ海の島はシナ(中国)の海、その島は中国のものという論理と同じで、東シナ海は中国の海、したがって尖閣諸島は中国の島と言っているようなものです。国際法無視の言いがかりです。

このような中国が国連を重視する、国際法を重視する、世界秩序を重んじると言っても信用する人はいません。

中国は強大な軍事力を保有し、戦争することを国権と考えている国です。決して世界平和づくりに貢献する国ではありません。

中国共産党の政治は自由民主主義国の政治と決して調和しません。中国共産党は、自由民主主義が中国の人々を感化することを恐れています。中国共産党は軍事力・警察力を強化し、国民を厳しく統制し、一方で自由民主主義国と張り合うしか生き残る方法がありません。

中国が常に日本に言いがかりをつけ、日本に圧力をかけることは中国共産党生き残りの必要条件になっています。

これでは中国とは仲良くなれませんね。

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