ロシアのウクライナ戦争が始まって1年になります。終戦の見通しはありません。ウクライナの地獄度はひどくなる一方です。経済悪化に悩む開発途上国や新興国にロシアとの経済交流を重視する動きすら見られるようになりました。ロシアは、先進国はロシア孤立化に失敗したと威張っています。
ロシアの戦争犯罪が無処罰になることを問題視し、国連はロシア処罰の道を開けないかと苦悩しています。今月の下旬、国連総会を開き、無条件でロシア軍はすぐウクライナから撤退せよとの決議を出したいと考え、現在、草案を作成中だそうです。むずかしいと思いますが訴追の道も探っています。
ロシアは、反対国、棄権国を増やすべく、ロシアとの経済交流重視の国に働きかけており、いい感触をえているのでしょう。
今月下旬の国連総会で世界の足並みの乱れがひどいことがわかると、いよいよ国連の安保機能の信用が失墜し、無法が世界を支配することになります。世界経済交流が不自由になります。
世界の人々・国々よ、長期的視野で損得勘定ができる人・国であれと祈ります。
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