心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

望ましい世界分業の形を追求しよう

2021年05月31日 | 世界
日本では山林を重視する人々と山林を破壊して大規模太陽光発電を行う事業者との間で争いが多発するようになっているそうです。国は脱炭素ということで事業者を放任すると山林破壊が環境破壊として大問題になります。日本における山林の役割は非常に大きいと思います。単に自然が美しいだけでなく、人々は山林の恵みを感じて生きてきました。人々が生きるのに必要なものを供給しています。その最たるものが、水、木材だと思います。木材産業はこれから日本の重要産業の一つになります。

(注)戦争で木を伐採し、山林が破壊しましたが、戦後の積極的な植林でやっと日本の山林は復活しました。先人の植林の苦労がこれから実ります。

山林を保全しながらエネルギー問題に取り組むことがだいじです。

すでに森林が破壊された地域で大規模太陽光発電に適した場所があればいいと思いますが、山林を破壊して大規模太陽光発電を行うことはよくないと思います。なお、農業に向いた地域はやはり農地として復活させることが日本にとってだいじですので農業優先の価値観は捨ててはいけないと思います。

日本は厳しい条件下ですが、できるだけエネルギーの自給を考えることは大切です。太陽光発電機能付き屋根を標準仕様とし、すべての建物を太陽光発電に活用することはやるべきです。しかし、これだけで日本のエネルギー需要は満たせません。

これまでもエネルギーは外国に依存してきました。外国には森林で覆われていない広大な荒れ地がある地域が多くあります。このような国に太陽光発電投資をし、日本にもエネルギーを分けてもらうようにするのが最善ではないでしょうか。外国もエネルギー問題解決になり、日本からの投資を歓迎するのではないでしょうか。

真の世界分業は、世界各地の特徴を活かした産業をおこし、補い合うことだと思います。日本で生産できるのに楽をして外国から輸入することは望ましい世界分業ではないと思います。

総合的に見て日本を破壊することになるような産業を日本でやることは愚策です。日本に適した産業を興し、輸出し、日本での生産には無理があるものを外国から輸入することが望ましい世界分業と思います。健全な経済交流になり、世界平和をつくります。

(注)プルトニウムを再利用する原発はエネルギー自給に有効と考え、日本は熱心ですが、原発は地球温暖化の原因になるし、放射能漏洩・汚染の恐れがあるし、確実に子々孫々放射性廃棄物永久保管で苦悩することになります。原子力依存は危険です。

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